2007年02月28日

敬語無用論

日本語の乱れでしばしば指摘されるのが、敬語がなってないってこと。若者ばかりにあらず。年配者だってひどいもんです。

私は敬語が嫌いで、さっさと消滅すべきだと考えているので、敬語の区分を細かくしようという動きには反対です。ただでさえごっちゃの現状なのに。残すなら丁寧語だけでじゅうぶん。

ごっちゃになってきた原因のひとつは、やけに敬語重視に進む世の動きであるようです。「長ければ長いほど丁寧」「重ねれば重ねるほど丁寧」という誤解が「させていただく」「おっしゃられる」「お乗りになられる」などのほとんど意味不明な多重敬語を生んでいるのです。
(そうやって丁寧化が進む反面、「やつ(奴)」という一種の罵倒語が一般代名詞化して上品げな人にも使われるという風潮はなんなんでしょうねえ。)

敬語重視の傾向は人間軽視と表裏一体に見えます。不祥事を口先で糊塗する企業屋や政治屋に食傷し麻痺したゆえの感想かもしれぬが。
敬語はそれを使うことで敬意がないことを隠す効果があると読んだことがあります。まこと至言です。

敬語がなくなれば、言いたいことをストレートに表現でき、ごまかしがきかなくなります。
ほとんどの外国語は敬語なしで通用します。しかし敬意を払うくらいできます。敬語は安易な手段なのです。

いくら私が要らんと叫んでも、たぶん敬語がなくなる日は来ないでしょう。ならば使うしかないか。

自分では丁寧語・尊敬語・謙譲語の区別くらいつくと思っていたのですが、突き詰めるとかなり怪しくなります。
用法そのものが揺れ動き、変遷し続けているのが現状です。

たとえば「申す」・・・。これは謙譲語との認識でした。
これを尊敬語と誤る例は数知れず。時代劇などでそのように使われているせいもあるのでしょう。
「荘重体」を兼ねているのです。荘重体って何よ? 重々しさを出す表現なのだとか。
最近ではわかりやすいように丁寧語と見なされています。「あなたが申したことにつきましては・・・」は敬意がないだけであって、失礼ではないということです。

「花に水をあげる」「犬に餌をあげる」「キャベツを冷やしてあげる」などにも抵抗はありますが、尊敬語の丁寧語化の一環で、やむを得ないのでしょう。
「花に水を差し上げる」はあんまりですが、それに類した表現は見過ごされています。
廃品回収の車が「ご家庭でご不要になられました家電製品を回収いたします」とアナウンスしているのは耳障りです。不要品を尊敬してどうすんだ。

人形をお買い上げいただいたお客様から「ご到着されました」というメールが届きました。到着したのは人形です。モノなんだから「ご到着された」はおかしいですね。
でも・・・感激しました。
人形の到着を喜ぶ気持ちがあふれていて、ついそういう表現になったのではないでしょうか。こんなかたに可愛がってもらえれば人形も幸せだと、ありがたく思いました。

それはそれとして、敬語が不要という意見は捨てません。
敬語がなければ日本人はもっと上手にコミュニケーションができるようになるはずだと考えます。
投稿者:ルノ 22:57 | コメント(2) | トラバ(0) | イチャモン日本語
2007年02月27日

怖い出来事

以前知り合った人(日本人女性)のサイトを何年ぶりかで訪ねようと思い立ったのです。最後に見たときはエラー表示が出たので、どうしたのかなーといぶかりつつも放置し、ずーっと音信不通でした。

そのアドレスは個人のドメインで、“オーナーの名字.com”です。名字はわが国で特に珍しいわけではなく、ローマ字で7文字。
打ち込んでページが表示されたとたん、あ、変だ、という印象。アルファベットで何かのリストのようなものが現れました。それから「ポップアップがブロックされました」というメッセージが出たものの、いきなり小さいウィンドウがいくつか開き、何かをダウンロードし始めたような画面に。わー、ヤバッ。必死でウィンドウの×ボタンを押すけど、閉じても閉じても次々と開き・・・焦って通信を切りました。それから数度閉じたあと、画面は消えました。

いったいなんだったんだあ。

履歴から判断するに、アドレスは正しかったのです。
知り合いのサイトが得体の知れないサイトに変わっていたということ。で、無理やり何かを仕込まれたらしい。知り合いだからJavaScriptもActiveXも無防備でした。
いちおうファイアウォールもウイルスソフトも動いていたけど、非常に気になります。といって再度見に行くのも怖い。

気休めにウイルスチェックをして、気を取り直してwhoisでドメインを検索したら、西インド諸島のマーケティング会社のようなところが持ち主になっていました。
そのサイト自体はGoogleで検索しても出てきません。非公開でいったい何をやってるんだろう。よけい不気味になってきました。

パソコンの動作には以前と違ったようすは見受けられないのですが、私が気がつかないだけかもしれないし・・・。気がつかないって、かえってまずいことを引き起こしたりするんですよね。
世の皆さまはなんの憂慮もなく常時接続でサーフィンを楽しんでいるようです。私が小心過ぎるんでしょうか。

もうひとつ気がかりなこと。その人の別のサイトは訪問者が多くにぎわっていたのですが、2003年から放置されていて、掲示板もチャットも閉鎖、今では連絡手段がなくなっています。ネットではそういう事例がままありますが、どうしちゃったんでしょうねえ。
投稿者:ルノ 23:39 | コメント(3) | トラバ(0) | パソうつ
2007年02月24日

だんご母に捧ぐ

何年か前、『だんご三兄弟』という歌が大ヒットしました。
わが国では童謡とかそれに類した歌が時々爆発的に売れることがありますね。『帰って来たヨッパライ』『黒猫のタンゴ』『およげ!たいやきくん』等々。子供が好んだからというより、それぞれの時代において大人の気分に合う何かを持っていたのでしょう。

当時『だんご三兄弟』は街を歩くとあちこちで流れていて(特にお菓子屋さん)、つい口ずさみながら、ダンゴウオという魚を思い出し、なつかしくなったのでした。

むかーし、学習雑誌にダンゴウオの話が載っていました。うろ覚えではありますが・・・。

ダンゴウオは小さな丸っこい魚で、親魚が浜辺で卵の世話をする習性を持ちます。あるとき鳥が空中から卵を見つけ、エサだーとばかりに急降下。ダンゴウオの母親は卵を取られまいと必死で抗戦し、卵を守り抜きましたが、鳥につつかれた傷のため命を失いました。
ほんとうにあった話だとか。

幼くて純真だったわたくしはダンゴウオの母性愛にいたく感動しました。
で、エプロンを着けたダンゴウオのお母さんと乳母車に乗った卵の絵などを描いて、勇敢な母ダンゴの死を悼んだのでした。

もちょっと長じていたなら、親が死んだら卵は食べられ放題じゃないか、ここは退散して新たな卵を産んだほうがよほど種の保存に役立つだろうに・・・と冷笑したでありましょうが。

検索したら、ダンゴウオを飼っている人はけっこういるようです(実物を見たことはありませんが)。以前はそんなにポピュラーな魚ではなかったはず。やはりあの歌がきっかけで広まったのでしょうか。

ペイントでお絵かきしてみました。うぷぷ、石ころみたいなのが卵のつもりか。
左マウスで描いたから童画っぽさが出たでしょう? いやー、右手でもたいして違わないのだけど。
だんご
投稿者:ルノ 22:00 | コメント(0) | トラバ(0) | レトロ
2007年02月20日

広告しかじか

ネット全盛時代となっても、昔ながらの電話勧誘が衰える気配は見えません。
投資、マンション、浄水器、洗剤、掃除機、エステに化粧品はもとより、通信やインターネット関連も多数かかってきます。

先日はオーバーチュアから広告を出さないかと。
この手の勧誘電話は、ほかにビッグローブやビッダーズ、スポーツ新聞などから来たことがあります。

メールではおおかたスパムとして処理されてしまうが、ネットを活用するまともな商売人にとって電話は重要な通信手段だから居留守を使うことはないとの目算でしょう。
うちはずぶの個人ですからね、御社呼ばわりされても面食らっちゃうんですけど。

検索エンジンに広告を出しているサイトは、投じた費用に見合う成果を得ているのでしょうか。広告がいっこうに減らないところを見ると有効ではあるようです。売り上げに直結せずとも、社名を広めるのに役立つとの目算かもしれません。
中にはさしたる検証も行わず、漫然と広告を載せているだけの企業もあるでしょう(カモだー)。

広告を打つサイトはSEOにはあまり関心がないようです。
SEOの要件は言葉であり、見栄えの良いサイトデザインとは相容れません。訪問者を集めるのは広告に任せておき、サイトは店としての充実度(商品情報、価格、ナビゲーション等)を高めるほうが確かに効率的です。
広告を出すこと自体、信頼感を起こさせます。広告費を払えるんだからそれなりのバックボーンはあるんだろう、と。広告スペースを提供する検索エンジンもいちおう審査しますし。

ならばうちも広告を出してみようかしら。

でもねえ・・・オーバーチュアに無駄金使わずとも、ヤフーさん(YST)にはじゅうぶん優遇されています。
カテゴリ未登録だし更新もしていないのに、どうしてこんなに良い位置をいただけるのか、まるっきりナゾです。などと慢心していると蹴落とされるぞ。ページ中で使ったことのない語句「人形作家」でもひところ1位でしたが、さすがに転落気味。

検索ページの広告は上と右サイドに出ることが多いのですが、ヤフーでは下にもあります。きっとスポンサーのなり手が多いんでしょう。

広告と検索結果の区別もつかないユーザーは多いから、上に載せるとかなりの効果が見込めるでしょう。
だけど横や下よりは検索結果のほうがクリック率は高いに違いありません。

大枚払って広告出したサイトが、無料で上位表示される我がサイトよりもアクセスが少ないんじゃ、商売が成り立つとは思えません。私の関連キーワードは需要が低いともいえますが、それでも広告はたくさんあります。
ううむ、うちに人が来ないのはタイトルやサマリーに魅力が欠けるからだろうか。
いやいや、仮に人が大勢来ても買い気を起こすのが1万人にひとりじゃどうしようもないですな。

つまるところ私は商売に不向きなのでありました。
投稿者:ルノ 22:25 | コメント(0) | トラバ(0) | 広告戦略
2007年02月18日

Want you

電車の改札口で乗降調査アンケート葉書を配られました。電車の利用状況などを記入して投函すると、抽選で500円のクオカードが当たるとか。

何気なく葉書の宛先を眺めたら、宛名の最後に貼られた「行」のシールに目がとまりました。大きさは2文字分くらい。地の色よりも濃いめなので、透かしても定かでないのですが、「中」という字が見てとれました。
ああ、「御中」ね。
行

その鉄道会社はかつて従業員の態度が横柄極まりなく、非常に評判が悪かったのです。昨今は飲酒運転バスを走らせたり、事故が多発して乗客が怪我をすることもしばしばで、「走る凶器」などと呼ばれております。住民たちとて乗らずに済めばいいのだけど、この辺の電車とバスをほぼ独占的に運営しているのでそうもいかないのです。
競争原理が働かないと企業も行政も腐敗してきます。

あれこれ批判を浴びて少しは反省しているかと思いきや、旧態依然の傲慢さが根付いていることが、このアンケート葉書にも露見していたわけです。

ちゃんと気づいてシールで隠したのは評価できましょう。かえって目立つけど。
ハガキを作った担当者(営業課社員?)は、上司に叱責されて急遽シールを印刷し、アルバイトの女の子に「今日中に貼ってしまえよ」とか命令して作業を急がせたんだろう。などと想像してしまいます。
投稿者:ルノ 21:39 | コメント(4) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2007年02月17日

完全なる性転換

だいぶ前のこと、ジョン・ヴァーリイの『バービーはなぜ殺される』というSFミステリ短編集を面白く読みました。
作品中で重要なモティーフとなるのが人体改造です。表題作にはバービー人形みたいな同じ顔と体に整形した多数の人々が出てきます。ボディの大きさも自由自在に変形でき、性別を生涯何度でも変更する人々がいて、女になれば子供を産めて、男のときはタネつけ可能、といったしだい。

現代医学が施しうる技術は実にチャチなものであり、見かけを取り繕う程度です。とりわけ女性が男性になるのは機能面で困難に思われます。
これに関しては『図解 性転換マニュアル』が興味深く、わかりやすいですよ(なんの用があってそんな本を読んだんだ? ・・・本は用事で読むもんじゃないぞ)。

細胞レベルからの完璧な転換は、いつの日か可能となるのでしょうか。
遺伝子操作と臓器の移植(もしくは自細胞からの発生)により、現実味は出てきそうです。女性が雄性配偶子を作り、男性が出産できるようになるのなら、不妊症などその過程で解決されるはずだから、非常に有意義な研究と思います。

魚の中には環境に左右されて雌雄が変わるものがあります。同じ脊椎動物なんだから、応用できないものでしょうか。

ともあれ、遠い未来の話ですね。

もっか性同一性障害などの事情により転換を望む人々は、身体の外側が改変され、戸籍が変わるなら、さしあたって大満足のようです。
身体にメスを入れるのは怖いから、服装や環境だけでも異性として生きていければ御の字という人も中にはいるでしょう。そのためには世間の理解が必要です。

大多数の、いわゆるまともな人々は、自分と違うもの、ちょっと外れているものを理解したがらず、排除しようとします。
性同一障害なんて凶器や侠気でもなくまして犯罪でもありません。家族はだいぶ迷惑をこうむるけど、それは社会の壁のせいです。

世の中には唾棄すべき隠れ犯罪者がわんさといます。虐待親、DV夫、暴力恐喝生徒、不道徳教師、セクハラ上司、ろり買いツアー客、スパム業者、たかり政治家、いやもうほんの一例。彼らは外見的には普通の服を着て、常識人としてのうのうと暮らしているのです。なんか間違っていませんか。と、脱線。
投稿者:ルノ 22:29 | コメント(2) | トラバ(0) | ジェンダー
2007年02月14日

貧乏時代の思い出

だなんて、まるで今はリッチみたいじゃないか。

初代ファミコンが売れているという話を聞きました。そうです、あのファミコン。コントローラーが「えんじ色」で長方形の。

私もスーパーマリオでファミコンに入り、ドラゴンクエストとファイナルファンタジーで育ち(?)ました。
現代の複雑なゲームにはとてもついてゆけません。

ドラクエでいっとう印象に残っているのが2です。主人公と王子様とお姫様が3人並んで旅をするっての。
まだRPGに慣れていなかったし、ドラクエ2はけっこう難易度が高く、苦労しました。

主人公みんみんとランドおうじはアイリンひめを捜してあちこちうろつくのだけど、鏡の謎が解けなくて出会えず、ストーリーが進展しません。
捜しながらフィールドではモンスターと戦い、HPをつけお金を貯めないといけないのに、このランド王子ってのが軟弱で、一発殴られただけで死んじゃう足手まといなんです。

当時のゲームはキャラクターが戦闘に負けたら死ぬのが普通でした。いちおう復活するけど、手持ちのお金は半減。仲間が死んだときは教会でお金を払えば生き返ります。
そのせいで子供たちが、人は死んでも生き返るとか命は金で買えるなどと思い込むなどと批判を浴び、後には『戦闘不能状態』とかに変わりましたよね。

リセットする手もあるけど、初期のカセットにはセーブ機能がなくて、前回の続きをするには長ったらしい呪文とやらを打ち込まないといけないから面倒なのでした。ああ、あの素朴さがなつかしい〜。

で、みんみんは王子の遺体を引きずって町へ向かうのですが、その途中でもモンスターは容赦なく襲いかかってきます。ひとりでは太刀打ちできないのでひたすら逃げて町へ。
逃げてばかりだから体力も低いままでお金も足りない。しかたなく道具屋で防具を売り、かき集めたお金を握り締めて教会へ行き、やっと蘇生にこぎつけたときは一文無しで無防備状態。外へ出てちょっと稼いだら、またやられて死ぬという悪循環。

そんなふうにどじでヘタっぴな展開でも、徐々に成長してどうにかクリアしました。

だから私はタケノコ生活がどんなものか身にしみておりますのよ。
投稿者:ルノ 22:46 | コメント(0) | トラバ(0) | レトロ
2007年02月12日

臍を噬む(ほぞをかむ)

ほぞとはおヘソのことです。
噬むは噛むと同じ。ニュアンスとして、噬は前歯でかぷっと、噛は奥歯でしっかりと・・・みたいな。噬にはついばむという意味もあるのです。

へそをかむなんて、いったいどうやったらそんなもん噛める〜ん?

受難』のフランチェス子さんのようにメチャ柔軟ボディの持ち主が、イヤミみたいな出っ歯だったら、歯が立つかな。
普通の人間にできるのは、他人のデベソを噛むくらいでしょうね。

ので、「ほぞをかむ」とは不可能なことのたとえです。
違うって。まあ、同じといえば同じだけど。
おおもとは噬臍(ぜいせい)という熟語で、晋と楚の勢力争いを書いた『春秋左氏傅』(左伝)が出典です。へそには口が届かないから、いくら後悔しても間に合わないのだ、と。

一般に「悔やむ」「後悔する」の意味で使われます。後悔はどのみち手の打ちようのないときにするものですが、「臍をかむ」は後悔の程度を上げて「激しく後悔する」が適当なようです。

「切歯扼腕」「歯噛み」「歯軋り」など、悔やんだりくやしがったりするときには歯の出番が多いですね。あまりぎりぎり噛み締めると歯が磨り減るのでご注意を。
投稿者:ルノ 20:35 | コメント(2) | トラバ(0) | 辞書と戯れる
2007年02月10日

フリーズの日

久々の新OSなのに、Vistaはあまり盛り上がっていないようですね。
XPのサポートが延長されたせいでしょうか。
過大なスペックを要求するのも困りものです。うちのパソコンにもVistaアップグレード可能ステッカーが貼られていますが、現状のままではしんどいようです。

私個人はいまだXPになじめず、Vistaどころではないのですが、慣れないうちにXPをパスしちゃうほうが楽かなとも思います。前のパソがもちょっと持ちこたえていたなら・・・。ぼやいてもしょうがない。

XPの不気味な点は、勝手にいろいろやってしまうってことです。
少なくとも98は自分で制御できている感覚がありました。動いているのは自分で選んだソフトだけに見えて。

もっとも晩年の98は制御どころか、フリーズが日常茶飯事で、強制終了や強制電源断を日に1回以上行わねばならず、手を焼きました。
無理に電源を切ると、再開時にディスクのチェックが行われて起動に時間を要し、「このメッセージを表示させないためには正しく終了させなさい」みたいなお小言を食らうんですよね。バカヤロ、それができないから異状終了させたんじゃないか。
このメッセージはずいぶんと評判が悪かったようで、XPでは出ませんね。

事実、XPがフリーズしにくい(らしい)のは感心します。
強制電源断はこれまで2度しか経験がありません。

1回目は初期の初期で、ちょっと焦りました。
光ファイバー回線工事終了後直ちに接続してみると、スムーズにつながりました。
さっそくウイルスソフトのユーザ登録画面が現れ、名前やメアドを入力せよと出て、文字を打ち始めたら2字でストップし、あれれとキーを叩くけど全く反応なし。マウスポインタも動かず、何をしてもうんともすんとも言わず、フリーズしちゃったみたいでした。
困り果ててメーカーのサポートに電話するも、混み合っていて延々延々延々待たされ、結局つながらず。
電源を切り、再度つけようとしたとき、キーボードのコネクタが外れかけているのに気づきました。差し込み方がずさんで、徐々に緩んできたようです。マヌケな私。
つなぎ直して起動し、あとはOK。

2度目は数日前。
朝、Windowsを再開したあと、画面が真っ暗なのに気づきました。
ハードディスクランプは時折点滅して、ちゃんと動いてはいるらしい。ディスプレーの故障かと思いました。画面は真っ暗というより、真っ黒のつもりらしい。ボタンを押して明るさを調節すると黒から暗いグレーになったので、物理的な故障ではなさそう。
やむを得ず電源を入れ直して、とりあえず無事起動。何が悪かったのか解明できず。

フリーズは以上ですが、一歩手前程度の不調はしょっちゅうです。
何か起こるたびに、すわウイルスか不正侵入かとひやひやし、心臓に悪いんですわ。

いきなりブラウザが閉じたり、マウスポインタが勝手に動くのも不安を掻き立てるし。
機械のやることだから必ず理由はあるはずなんだけど・・・。

接続コマンドが消えてしまい、新たに作ろうとしてもできず慌てたこともあります。どうやって回復させたのか忘れました。

先週は終了オプションが出なくなり、コントロールパネルも表示されず、途方に暮れました。これも強制電源断を覚悟したけど、98で毎度お世話になっていた「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を思い出し、これで再起動してみたらいちおう正常になりました。原因は不明。

起動の速さは98と比較にならないといわれますが、私の感覚ではどっこいどっこいです。電源を入れて使えるようになるまで数分かかります。休止モードにしておけば数十秒でむから、ほとんどの人はそうしているはず。

ただし完全に電源を落とさず、休止させただけで使い続けていると、老廃物がたまったとしか言いようのない状況を呈し、ひどく重くなるのです。ハードディスクはうんうんうなり、ブラウザが開くのに10秒以上。あれはいったいなんなんだあ。
さっきもそうなってしまい、やむなく処理を中断して再起動しました。

パソコンの進歩と普及は目を見張るほどで、初心者にも簡単に扱えるようになりましたが、まだまだ家電並みとは言いがたい気がします。
投稿者:ルノ 22:19 | コメント(0) | トラバ(0) | パソうつ
2007年02月08日

やぼな十手は見せたくないが

綾辻行人・・・1、2番目ではないけど、好きです。
ほとんどの作品を読んでいます(エッセイ以外は)。お館ものの推理小説で名を上げましたが、ホラーも味わいがあります。
トリックは奇想をつく本格派、仰々しいまでに凝った設定、フェアプレイ精神・・・ますます脂が乗ってきたって感じです。

数字の十が詰まるとき、「じっ」ではなく「じゅっ」が正しい発音だと思っていました、子どものころ。五十歩百歩を「ごじゅっぽひゃっぽ」のように。
詰まるというのは促音便化って認識かな。基本が「じゅう」なんだから「じっ」より「じゅっ」のほうが自然じゃありませんか。それを「じっ」にしちゃうのは「じゅ」の発音ができない東京人の陰謀じゃないかと。

むろんそれは勘違いでして、十には「じゅう」のほか「じつ」という読み方があるだけの話です。

促音便というのは「ち」や「り」などイ音を詰めるのが普通で、「う」は対象外でしょう。「つ」や「く」は中間で「っ」になるケースがままありますが、「じゅう」と同列の「しゅう」や「にゅう」が詰まる例は思い当たらないし。

ただし、私の周りでは「じゅっぷん」とか「じゅっかいだて」みたいな発音もちゃんと通用していたような気がします。方言みたいなものかもしれません。

あ、それでね、綾辻行人の館シリーズに『十角館の殺人』というのがありまして、奥付には確か『じゅっかくかんのさつじん』とルビが振られていたのです。で、トッテモ親近感を持っちゃいました。

悲しいのは、当の『十角館の殺人』がどんなお話だったのか、さっぱり思い出せないこと。ひょっとして私、白髪痴呆?
投稿者:ルノ 21:50 | コメント(2) | トラバ(0) | イチャモン日本語
2007年02月06日

機械の氾濫、もとい反乱

時事にはいっかな無関心のわたくしであります。

先般どっかの大臣が女性を『産む機械』扱いし、やんやと叩かれておりました。
なんであんなに騒ぐのさ。
それよりも、当該大臣には無関係であろう愛知県民が自民党筋の知事を選んだことで、その発言が許されることになったという論理が不可解でなりません。愛知の人は男尊女卑で女性が機械だと認めたわけ?

不健全の極みである私としては、『結婚して子供を2人持ちたいのが健全』ってほうが気に食わない。何を言うてもどじる人ですな。

もともとの機械発言については、単なる喩えなんだから別にいいんじゃないですか。

ひとつ言っておきたいのは、機械はちゃんと電源コードをつないでスイッチ入れないと動かないってこと。調子が悪くなったら点検してさびを落とし、油差してやんなきゃ。

どうもそこがわかってないようです。少子化に取り組もうって立場なのに。
電源コードを外して、がんばれがんばれと言いさえすれば、機械が子どもを産むとお思いか。うちの冷蔵庫が壊れたときは、コードつないでがんばれと励ましたけどダメだったよ。

以前、少子化は防衛本能と述べました。
子どもを産み、育てることに関しては、個々の女性の犠牲的精神に頼るだけの現状です。

子作りは本能であり、そのために国がなんらかの政策を講じなければならないのは、ほんとうは異常なことです。国は女性が子どもを産むことをわざわざ妨げる(コードを引っこ抜く)ような社会作りをしてきたということなのです。それに加担しているのが男どもです。

妊娠すると男は逃げ腰、どうにかできちゃった婚に持ち込む、勤め先では肩たたきや配置転換でいづらくなる、出産しようにも産婦人科は続々閉鎖、産んだら休暇もそこそこに職場復帰しないと白い目で見られる、保育所は基準を満たさない危ういところばかりだし費用もかかる、子どもが病気でもなかなか休めない、小児科は少なくいつも満員、夫は家事育児に非協力的で子供を殴る、妻も殴る、浮気する、離婚したら養育費を払わない、子どもは学校でいじめられ・・・・・・。

それでも産みたい女性はマゾか、感情のない機械だ。
すべての機械たちよ、人間になるために出産を断固拒否しよう。女性を怒らせたら、チンケな国なんかたちまち滅びるのだと思い知らせよう。
投稿者:ルノ 20:58 | コメント(3) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2007年02月03日

ブタはブタを呼ぶ

ラリーのページで紹介したブタの壁飾りは、私がピンク・フェアリーズのファンだと知る人が買ってきてくれたものです。フェアリーズのトレードマークはピンクの豚でして。

豚が空を飛ぶ構図はピンク・フロイドにもありました。The Wallだったかしらん。いや、Animalsだった。

イギリス人がブタを飛ばすのを好きなのは、慣用句 "Pigs might fly"(そんなことありえないよ)に基づくのでしょう。
日本語ならさしずめ『ブタもおだてりゃ木に登る』ってとこ?

我が家の壁にブタが飛んでいるのを見た人が、私を豚好きだと思い込んで、こんな豚の置物をプレゼントしてくれました。
豚カップル
イタリア製の焼き物で高さ3.5センチ。小さいながらもひづめや毛並みなど細部まで凝っています。
な、なんだかこれって・・・。
いえいえ、なんとも幸せそうな表情ではありませんか。ブタに生まれて良かった〜〜〜って感じの。

それを机に置いていたら、別の人から、おなかがトレシー(眼鏡拭きなどに使われている布)でできたブタのぬいぐるみをもらいました。パソコンの画面を拭いたり、キーボードを打つときは肘置きにしていたら、哀れぺちゃんこのヤセ豚に・・・。
その後眼鏡拭きはお肌の汚れも落とすと聞いたので、洗顔スポンジに変身し、ぼろぼろになってゴミ箱へ。

ブタが好きってのは誤解なんですけどねえ。私には豚のイメージが似合うらしい。

このごろはブタブームだそうで、白いフリースでブタのぬいぐるみを試作しました。体長27センチ。
白豚
白黒ブタ
シルエットや鼻の作りなど、まだ改良の余地があります。このごろのブタは大きな耳が好まれるようですね。
なお、横っちょにいるのはPちゃん
投稿者:ルノ 20:25 | コメント(0) | トラバ(0) | 人形・ぬいぐるみ
2007年02月01日

ウは宇宙のウ

IMEは健康に悪い(精神衛生上)と書きましたが、ボケ防止には役立ちますよ。パソコンを扱う人はただでさえ字を書けなくなっているのに、変換システムが至れり尽くせりの正確さであれば、ますます漢字力を失うに違いありません。

私はごく私的な理由で「宇宙のウ」というフレーズを他人に告げる機会が幾度もありました。全国津々浦々の宇宙のウさんたちもご同様でしょう。

『宇宙のウ』といえば、レイ・ブラッドベリ。『ウは宇宙船のウ』という有名な作品をご存じでしょう?
ほかに『スは宇宙のス』もあります。背表紙を眺めると違和感が湧きます。この宇宙にはスペースとルビがふってあります。

私はどちらも未読で、中身は知りません。ブラッドベリは子どものころ『華氏451』を読んだ程度。詩的に過ぎて性に合わないと感じておりました。

ウとスのしっくりこない邦題について想像できること・・・まず『ウは宇宙船のウ』を訳出したら『S Is For Space』もあったので、『ウは宇宙のウ』じゃごっちゃになって困るからと、スペースのスになったんでしょう。さりとてスペースというカタカナ語では、空き地くらいにしか受け取ってもらえない。よって苦肉のルビ。
最初『ロはロケットのロ』にしておけば悩まずに済んだのに。第一、rocketが宇宙船というのがどうも、ね。『ロケットのくち』に間違われるのがヤだった?

『野生のエルザ』の訳者が続編『永遠のエルザ』をとどめのつもりでリリースしたあと、さらに次が来たもんだから、おツムを絞ったあげく『わたしのエルザ』にしてしもうた話を思い出しました。

宇宙という言葉を日常的に口にしたからといって、宇宙脳とやらが発達してスケールの大きな人物に成長するわけではないけど、少なくともわたくしは脱地球的思考を持っております。
つまり、地球人類は早々に滅びるべきである、それが宇宙の平和を守ることになる。

へ、それが宇宙的発想か?
独りで死にたくないというエゴイズムじゃないか。

人間究極の望みは自分の最期が地球の最期であること、といった意味のことを三島由紀夫が書いておりました。あのかたは結局やけっぱちになっちゃったのね。

とまあ、IMEが涼しい顔で吐き出した「右派宇宙脳」から生まれたのが、本日のとりとめもない記事でありました。ウハハ、きっと私は右派です。
投稿者:ルノ 21:33 | コメント(0) | トラバ(0) | パソうつ