先だって優良、ではなく有料リンク集を作るぞーと意気込んだのですが、いまだに手をつけておりません。ウェブ運営上いろんな厄介ごとが持ち上がってそれどころではない状況だし。
そんな中でもテキストリンク広告掲載依頼メールはチラリ、パラリと舞い込むのでありました。ええんか? ペナルティ喰らっても知らんぞ。
とあるメールの件名は“I would like to be represented on your site”で、提示金額は25ドルでした。
ふむふむ、こういうときにrepresentを使うのか。かなりしち難しい単語のようだが。
それはどうでもいいとして、興味を覚えたのは“something in the ballpark of $25”という表現。
Ballparkって何よ。屋外ダンスホールとか? とんちんかんなことを言うのはスポーツ無知のわたくし。
「野球場」です。ベースボールスタジアムのことも指しますが、どっちかというと庶民が野球を楽しむことができる広場、遊び場のようなところ。我が国の公園ではたいていキャッチボール禁止となっていますが、アメリカは野球の中心地だし、国土広大だから、ゆったり遊べる場所がたんとあるのでしょう。
で、『25ドルの野球場の中の』って?
辞書によればballparkには「概算の数字」という意味もあって、in the ballparkは「おおよそのところ」「妥当な線で」「予想範囲内では」といった意味合いの慣用句です。
そういう意味をballparkに持たせた由来は知りません。
我が国でも大きい数字を大雑把に表わす際、「甲子園球場がいくつ入る広さ」とか「東京ドーム何杯分のビール」などと、野球場を引き合いに出すことがありますね。庶民になじみがあるからとの理由かしらん。でも毎日甲子園に出かけて応援する人とて、具体的な広さはピンと来ないはずです。単に「でっけえなあ」と感じさせればいい、程度の使い方でしょう。
アメリカのballparkは普通名詞で広さはまちまちであり、使い方も数値の大きさを問わないので、比較するのも変ですが。
人形の大きさとか概算費用など、大まかな数値を挙げるとき、私はナントカの一つ覚えのように about を使っていました。
ちらっと海外のページを見ると、approximate(省略形approx.)が一般的みたいです。aboutはアバウト過ぎるというか、意味が多彩なので、文脈がまずいと誤解を招くおそれもあります。
ほとんど同じくらい近いのなら、almostやnearでもいいでしょうが、ニュアンスはよくわかりません。
ともあれ、1通のメールから知識が増えて表現の幅が広がる点でも、英語サイト運営はプラスになりますよ。
2007年07月29日
髪は長〜い友だち
というようなコマーシャルがありましたね。
なぜ髪の下部分は「友」なのでしょう。中国人はほんとうに髪を友だと見なしていたのでしょうか。
そういうくだらないことを考え始めると気になって眠れない。というタイプでは決してありませんが、漠然とした興味から辞書をめくってみました。
漢字の成り立ちには、なるほどーと感嘆するような面白いものや、深い意味なくできたらしいものなどさまざまです。
髪を分解してみます。左上部分は「長」と同じです。古字だとか。
「彡」(さん)は毛。毛が3本でオバQ。ちょと向きが違う?
「髟」(ひょう)は「毛が長い」こと。辞書には「長い髪が垂れ下がったさま」とあります。これだけでじゅうぶん髪になってるわけですね。
では、友の役割は?
実はこれ、友ではなかったのです。
髪の旧字は「髮」。よーく見ないとわかりにくいのですが、下が犮(ハツ)です。髪の音読みが「ハツ」なのはここから来ています。
意味は「犬が走るさま」「取り除く」・・・確かに、犬が足をパタパタさせてるようにも見えます。
それはいいとして、長い髪の下を犬が走ると髪になる理由がわからん。ということで、追究はあっという間に挫折したのでありました。お疲れさん。
あえて意味づけするなら、髟は自然のままのザンバラ髪で鬱陶しいから、カットして(取り除いて)結ったり飾ったりした総合的「ヘアスタイル」を髪と呼ぶ、というのはいかがでしょう。
この犮が含まれる漢字はけっこうあります。比較的なじみ深いのは、お祓いの祓や、跳梁跋扈の跋など。発音もハツ、バツ、フツなど親戚っぽい。
「示」は「神を祭る台」の形から来た象形文字。宗教的な意味合いの漢字によく使われます。だから祓は「神が災いを取り除く」と納得がいきます。
「跋」の意味は「越える」「踏みつける」「かかと」等です。ふーむ、それで?
髪と同じく、犮が友に変わった事例に「抜」があります。旧字は「拔」です。「手で引き抜いて取る」という意味から、なんとなくうなずけます。
漢字の形の変化は、間違いが習慣的に定着したり、書きやすさを求めた結果と思われます。一部の文字だけが変化したのは、それらが頻繁に使われていたからでしょう。
漢字は日本人にとっても長〜い友だちです。
時には好きな漢字を選び、字義や字源を調べて温故知新の楽しみにひたってみませんか。お金のかからない知的ヒマつぶしですぞ。
なぜ髪の下部分は「友」なのでしょう。中国人はほんとうに髪を友だと見なしていたのでしょうか。
そういうくだらないことを考え始めると気になって眠れない。というタイプでは決してありませんが、漠然とした興味から辞書をめくってみました。
漢字の成り立ちには、なるほどーと感嘆するような面白いものや、深い意味なくできたらしいものなどさまざまです。
髪を分解してみます。左上部分は「長」と同じです。古字だとか。
「彡」(さん)は毛。毛が3本でオバQ。ちょと向きが違う?
「髟」(ひょう)は「毛が長い」こと。辞書には「長い髪が垂れ下がったさま」とあります。これだけでじゅうぶん髪になってるわけですね。
では、友の役割は?
実はこれ、友ではなかったのです。
髪の旧字は「髮」。よーく見ないとわかりにくいのですが、下が犮(ハツ)です。髪の音読みが「ハツ」なのはここから来ています。
意味は「犬が走るさま」「取り除く」・・・確かに、犬が足をパタパタさせてるようにも見えます。
それはいいとして、長い髪の下を犬が走ると髪になる理由がわからん。ということで、追究はあっという間に挫折したのでありました。お疲れさん。
あえて意味づけするなら、髟は自然のままのザンバラ髪で鬱陶しいから、カットして(取り除いて)結ったり飾ったりした総合的「ヘアスタイル」を髪と呼ぶ、というのはいかがでしょう。
この犮が含まれる漢字はけっこうあります。比較的なじみ深いのは、お祓いの祓や、跳梁跋扈の跋など。発音もハツ、バツ、フツなど親戚っぽい。
「示」は「神を祭る台」の形から来た象形文字。宗教的な意味合いの漢字によく使われます。だから祓は「神が災いを取り除く」と納得がいきます。
「跋」の意味は「越える」「踏みつける」「かかと」等です。ふーむ、それで?
髪と同じく、犮が友に変わった事例に「抜」があります。旧字は「拔」です。「手で引き抜いて取る」という意味から、なんとなくうなずけます。
漢字の形の変化は、間違いが習慣的に定着したり、書きやすさを求めた結果と思われます。一部の文字だけが変化したのは、それらが頻繁に使われていたからでしょう。
漢字は日本人にとっても長〜い友だちです。
時には好きな漢字を選び、字義や字源を調べて温故知新の楽しみにひたってみませんか。お金のかからない知的ヒマつぶしですぞ。
2007年07月28日
蕁麻疹アート
花粉症の経験はまだありませんが、蕁麻疹(じんましん)にはずいぶん悩まされました。
蕁麻疹の原因はさまざまです。特定の食べ物や薬品に対するアレルギー、絹やナイロン等への接触によるもの、温度変化で起きる寒冷蕁麻疹など。ゴキブリを見ただけでかゆくなるという事例も(?)。
私の場合は・・・ヤカン蕁麻疹。ヤカンに触るとアカンのだ。
違うって。夕方から夜に出るんです。
当時は会社勤めをしていました。仕事を終えて家に帰り、服を脱ぐと全身ぶわっと赤くなって醜く膨らんでいるのです。掻くといっそう盛り上がってひどくなるし・・・それでも朝には跡形もなく消えていました。
サバや卵がアレルゲンなら食べなければ済むのでしょうが、夜を避けるのは無理です。
病院でもらった薬はけっこう効きました。一般的な抗ヒスタミン剤だと思いますが、飲んでいる間は出ません。眠気が困りもので、会議中などついウトウト。
まずいことには、薬を続けているうちに、夜間だけでなく薬が切れたら昼でも朝でも出現するようになったのです。
もっと良い方法はないものかとドクターショッピングを重ね、会社近郊の皮膚科はすべて回りました。薬は種類によって相性もありますが、どれもだんだん効きにくくなるような印象。
体が蕁麻疹モードのとき、皮膚を爪などで引っかいたら、そのあとがしばらく経つとみみずばれになるんですね。
で、ヒマなときはあちこちに文字や絵を書いて遊びました。HELP MEと書いて『エクソシスト』ごっこ、とかね。
ある日のこと。
朝からかゆみもなくて調子よかったのですが、右の前腕の内側にポチョッとした赤い点がいくつかあるのに気づきました。直径1センチ弱、蚊に刺された痕そっくりにちょっと膨らんで、かいてみるとかゆいみたいな。それが5つ、ジグザグに並んでいるのです。
刺された覚えはないのにヘンだなーと左腕を見たら、そっちにも対照的な並びで同じような痕がありました。ただ左のほうが1個少ない。
無気味だーと眺めていたら、左側の足りなかった部分が徐々に膨らんできて、両腕とも全く同じ模様になってしまったのでした。
数十分後には消えましたが。

蕁麻疹にはこういうふうに虫刺されそっくりなのもあるんです。
数年間、一進一退の状況が続きました。
生涯の伴侶はコイツになりそうだとあきらめ半分。
それが突然治りました。
特別な薬や注射のおかげではありません。
退職したのです。その翌日から出なくなりました。あまりに劇的だったので、しばらくは信じられなかったほど。
自分では蕁麻疹遊びをするほどのノーテンキな性格だからストレスなんかたまらない・・・つもりだったのに、カラダってのは正直ですねえ。
頑固なジンマシンにお悩みのかた、環境変化が特効薬です。思い切って飛んでみませんか。ただし副作用があります、フトコロがげっそり痩せるという。
蕁麻疹の原因はさまざまです。特定の食べ物や薬品に対するアレルギー、絹やナイロン等への接触によるもの、温度変化で起きる寒冷蕁麻疹など。ゴキブリを見ただけでかゆくなるという事例も(?)。
私の場合は・・・ヤカン蕁麻疹。ヤカンに触るとアカンのだ。
違うって。夕方から夜に出るんです。
当時は会社勤めをしていました。仕事を終えて家に帰り、服を脱ぐと全身ぶわっと赤くなって醜く膨らんでいるのです。掻くといっそう盛り上がってひどくなるし・・・それでも朝には跡形もなく消えていました。
サバや卵がアレルゲンなら食べなければ済むのでしょうが、夜を避けるのは無理です。
病院でもらった薬はけっこう効きました。一般的な抗ヒスタミン剤だと思いますが、飲んでいる間は出ません。眠気が困りもので、会議中などついウトウト。
まずいことには、薬を続けているうちに、夜間だけでなく薬が切れたら昼でも朝でも出現するようになったのです。
もっと良い方法はないものかとドクターショッピングを重ね、会社近郊の皮膚科はすべて回りました。薬は種類によって相性もありますが、どれもだんだん効きにくくなるような印象。
体が蕁麻疹モードのとき、皮膚を爪などで引っかいたら、そのあとがしばらく経つとみみずばれになるんですね。
で、ヒマなときはあちこちに文字や絵を書いて遊びました。HELP MEと書いて『エクソシスト』ごっこ、とかね。
ある日のこと。
朝からかゆみもなくて調子よかったのですが、右の前腕の内側にポチョッとした赤い点がいくつかあるのに気づきました。直径1センチ弱、蚊に刺された痕そっくりにちょっと膨らんで、かいてみるとかゆいみたいな。それが5つ、ジグザグに並んでいるのです。
刺された覚えはないのにヘンだなーと左腕を見たら、そっちにも対照的な並びで同じような痕がありました。ただ左のほうが1個少ない。
無気味だーと眺めていたら、左側の足りなかった部分が徐々に膨らんできて、両腕とも全く同じ模様になってしまったのでした。
数十分後には消えましたが。

蕁麻疹にはこういうふうに虫刺されそっくりなのもあるんです。
数年間、一進一退の状況が続きました。
生涯の伴侶はコイツになりそうだとあきらめ半分。
それが突然治りました。
特別な薬や注射のおかげではありません。
退職したのです。その翌日から出なくなりました。あまりに劇的だったので、しばらくは信じられなかったほど。
自分では蕁麻疹遊びをするほどのノーテンキな性格だからストレスなんかたまらない・・・つもりだったのに、カラダってのは正直ですねえ。
頑固なジンマシンにお悩みのかた、環境変化が特効薬です。思い切って飛んでみませんか。ただし副作用があります、フトコロがげっそり痩せるという。
2007年07月25日
言葉狩り
これまでグーグル八分だのエイジングフィルタだのとぼやいてきましたが、最近になってやっと原因らしきものが見えてきました。
数年前から男性下着サイトを運営中です。その英語版は手持ちのサイトの中で一番のアクセス数を誇っておりました。最盛期は日に千件近いアクセスがあり、いったいどんな人々がなんのために来るのかさっぱりわからない状態。当時は検索エンジンGで良い結果が出ていたようです。
もっとも訪問者は漸減していき、去年あたりからは200件弱で安定。めったに更新しないし、ページ数も少なくて、これでも御の字かなという気持ちでした。
それが今月に入ると、1日50件前後と大幅な落ち込み。いくらなんでもあんまりじゃない。
取り急ぎアクセス解析など入れて原因と傾向を分析すべきところでしょう。が、ここまで減るとサーチエンジンからは完全に見放されたと想像がつく。文章や構成の大幅改訂など、根源的な対応が必要みたいです。
予兆と目される現象はその直前に現れていました。
女性用も含めたアンダーウェア関連ページの多くで、コンテンツ連動広告が消えたのです。広告配信元Gは、デリケートな時事ネタやアタ"ルトページなどには広告を載せないとの方針です。
うちの子がアダ扱いされることには慣れっこですが、こういう形でぶん殴られるとは予想外であり、かなり不服です。
なんたってわがサイトは、実物を見れば100人中99人が健全だと認めるであろう、無益無害な暇つぶしコンテンツです。そんな簡単な判断さえできないインターネットはまだまだ原始社会。とゆーか、Gの頭脳なんざ水漏れしてるんだ。
文句を言っても始まらないので、迎合迎合。だって下着は人形などよりもはるかに効率が良いのです(広告において)。
応急手当てとして問題と思われる単語に絆創膏を貼ることにしました。それはたぶんパンのティーを英語に直した複数形。
だいたいね、全世界で数十億の人々が毎日ごく普通に着用している服を表わす言葉がいけないなんて、メチャクチャ理不尽な話じゃありませんか。
Gの専横を許すな。言論の自由を返せー。
とか息巻きつつも、その単語を取っ払ったところ、数日後にトップページなどで広告が復活しました。いまだに戻らないページもありますが、ファイル名やタイトル変更で対処することにしようかと、頭をひねっていたら、そのあがきをあざ笑うかのようにアクセス激減。うあああ。
私にとって打撃なのは、広告消滅よりもアクセス減なのです。
広告なんて個人的事情で置くものでしょ。気に入らなきゃ外せばいいんです。
でも人が全然来ないと自己満足が損なわれます。リンク縦横無尽の理論に基づき、自サイト内でリンクをはりまくって訪問者を誘導するのがこれまでの方針でした。昨今は通じなくなりつつあるとは感じていましたが、いよいよ見直しを迫られたってことですかね。
逆らって勝てる相手ではなし、今はG様にひれ伏して、さらなる迎合とご機嫌取り。あううう。
私の英語サイトはどれもこれもGに嫌われ、日本語サイトもおおむね見放されたような印象です。マイナーな言葉なら出てくるのですが、概して思わしくありません。特にABCが苦手でもの惨状ときたら・・・。(T_T)
もしそれらの原因がアダもどきへのリンクであったのなら、あるいは打開の光が射してきたのでは・・・と前向きに捉えとこう。
差し当たって隔離政策を実施することにしました。
まずは相互リンクの撤廃。ぼちぼちと外しています。根がどんなにいい子でも、世間で不良不良と阻害され続ければ、家族だって距離を置くんだい(すまぬ、わが子よ)。
しかしこのままだと完全に葬られてしまう。JavaScriptのリンクを敵が読むか不明ですが、無視してくれることを願って、取り入れることにしました。その後の対応はようすを見て決める予定。
さて、そうこうしているうちに、別の問題が進行していることに気づきました。
この貧盗恋歌が時々きわどい内容を扱っていることはかねてより承知しています。
すべて私の意図でおこなってきたことであり、責任は私にあります。
でもま、描写はきわめて抑制され(ホンマか?)、特に主義主張もなく他愛ない文面だから、懸念など持ちませんでした。内容によっては広告が出ませんが、一番ひどい(と思われるあの)ページにおいても表示されていたし・・・。
このブログはどうせもーからないから、広告なんかページのお飾り。最悪の場合、ワンアクションで撤去できるようにしています。
ところがどっこい、いくつかのページでキャッシュが削除されたことに気づきました。キャッシュなしでは検索されない。広告どころじゃない危機です。やばー。
確かにアクセスが減ったみたいとは思っていました。改めてチェックしたら、Gのシェアががくんと低下している。
この程度の単語にペナルティをかけるとは、まさしく言論弾圧ではないか。
ブログの出現で、一般庶民も気軽にたやすく意見を放出できるようになりました。常識の範囲内であれば誰でも好きなことが言える。それはネットの収穫です。
その芽を摘む暴君に、ブロガーたちは一致結束して立ち上がるべきではありませんか。
・・・いや、無理でしょうね。皆さん、アフィでお世話になっているんだから。それにほとんどの人が、どこからもつけ入る隙のない、明るく爽やかなコンテンツのみで勝負しているのだから、底辺の苦悩は理解できない、と。
さりとて暴君が正気に戻るのをべんべんと待っても詮方ない。
言葉狩りには言葉で対処。
まして相手は日本語苦手の外資系です。抜け道ならいくらでも転がっていそうな気がします。
どの言葉が問題なのか、どの程度の類義語辞書を備えているのか、見当をつけてつぶしていくのもちょっとしたゲームみたいで楽しいかも(私ってとことん前向きなヒトですねー、いや、こういう事なかれ主義は後ろ向きというのだよ)。
そういうわけで、こちらもぼちぼちと見直しを進めています。コメントやトラックバックも含め、著作権は私に存します。朱筆にご不満のかたがいらっしゃるかどうかわかりませんが、どうぞご寛容に。
ひとつ不安は、それが言葉の域にとどまっているだけなのかということです。
一部のページはアタルトからリンクされているようです。それは上記下着サイトも同様。
世間ではリンクに制限をかける注意書きが横行していますが、私個人は「アダがなんだ、リンクフリーはインターネットの理念だ」と無頓着でした。だけどそれが影響するとしたら、自力ではいかんともしがたい。
こととしだいではページの削除もしくは大々的に引っ越しとなるかもしれません。
ふぅ、やはり後ろ向きだな・・・。
付記:
結局引っ越しましたが、この記事で述べたことは極端な意見だと自分でも思います。
続きは無能な検索エンジンで。
数年前から男性下着サイトを運営中です。その英語版は手持ちのサイトの中で一番のアクセス数を誇っておりました。最盛期は日に千件近いアクセスがあり、いったいどんな人々がなんのために来るのかさっぱりわからない状態。当時は検索エンジンGで良い結果が出ていたようです。
もっとも訪問者は漸減していき、去年あたりからは200件弱で安定。めったに更新しないし、ページ数も少なくて、これでも御の字かなという気持ちでした。
それが今月に入ると、1日50件前後と大幅な落ち込み。いくらなんでもあんまりじゃない。
取り急ぎアクセス解析など入れて原因と傾向を分析すべきところでしょう。が、ここまで減るとサーチエンジンからは完全に見放されたと想像がつく。文章や構成の大幅改訂など、根源的な対応が必要みたいです。
予兆と目される現象はその直前に現れていました。
女性用も含めたアンダーウェア関連ページの多くで、コンテンツ連動広告が消えたのです。広告配信元Gは、デリケートな時事ネタやアタ"ルトページなどには広告を載せないとの方針です。
うちの子がアダ扱いされることには慣れっこですが、こういう形でぶん殴られるとは予想外であり、かなり不服です。
なんたってわがサイトは、実物を見れば100人中99人が健全だと認めるであろう、無益無害な暇つぶしコンテンツです。そんな簡単な判断さえできないインターネットはまだまだ原始社会。とゆーか、Gの頭脳なんざ水漏れしてるんだ。
文句を言っても始まらないので、迎合迎合。だって下着は人形などよりもはるかに効率が良いのです(広告において)。
応急手当てとして問題と思われる単語に絆創膏を貼ることにしました。それはたぶんパンのティーを英語に直した複数形。
だいたいね、全世界で数十億の人々が毎日ごく普通に着用している服を表わす言葉がいけないなんて、メチャクチャ理不尽な話じゃありませんか。
Gの専横を許すな。言論の自由を返せー。
とか息巻きつつも、その単語を取っ払ったところ、数日後にトップページなどで広告が復活しました。いまだに戻らないページもありますが、ファイル名やタイトル変更で対処することにしようかと、頭をひねっていたら、そのあがきをあざ笑うかのようにアクセス激減。うあああ。
私にとって打撃なのは、広告消滅よりもアクセス減なのです。
広告なんて個人的事情で置くものでしょ。気に入らなきゃ外せばいいんです。
でも人が全然来ないと自己満足が損なわれます。リンク縦横無尽の理論に基づき、自サイト内でリンクをはりまくって訪問者を誘導するのがこれまでの方針でした。昨今は通じなくなりつつあるとは感じていましたが、いよいよ見直しを迫られたってことですかね。
逆らって勝てる相手ではなし、今はG様にひれ伏して、さらなる迎合とご機嫌取り。あううう。
私の英語サイトはどれもこれもGに嫌われ、日本語サイトもおおむね見放されたような印象です。マイナーな言葉なら出てくるのですが、概して思わしくありません。特にABCが苦手でもの惨状ときたら・・・。(T_T)
もしそれらの原因がアダもどきへのリンクであったのなら、あるいは打開の光が射してきたのでは・・・と前向きに捉えとこう。
差し当たって隔離政策を実施することにしました。
まずは相互リンクの撤廃。ぼちぼちと外しています。根がどんなにいい子でも、世間で不良不良と阻害され続ければ、家族だって距離を置くんだい(すまぬ、わが子よ)。
しかしこのままだと完全に葬られてしまう。JavaScriptのリンクを敵が読むか不明ですが、無視してくれることを願って、取り入れることにしました。その後の対応はようすを見て決める予定。
さて、そうこうしているうちに、別の問題が進行していることに気づきました。
この貧盗恋歌が時々きわどい内容を扱っていることはかねてより承知しています。
すべて私の意図でおこなってきたことであり、責任は私にあります。
でもま、描写はきわめて抑制され(ホンマか?)、特に主義主張もなく他愛ない文面だから、懸念など持ちませんでした。内容によっては広告が出ませんが、一番ひどい(と思われるあの)ページにおいても表示されていたし・・・。
このブログはどうせもーからないから、広告なんかページのお飾り。最悪の場合、ワンアクションで撤去できるようにしています。
ところがどっこい、いくつかのページでキャッシュが削除されたことに気づきました。キャッシュなしでは検索されない。広告どころじゃない危機です。やばー。
確かにアクセスが減ったみたいとは思っていました。改めてチェックしたら、Gのシェアががくんと低下している。
この程度の単語にペナルティをかけるとは、まさしく言論弾圧ではないか。
ブログの出現で、一般庶民も気軽にたやすく意見を放出できるようになりました。常識の範囲内であれば誰でも好きなことが言える。それはネットの収穫です。
その芽を摘む暴君に、ブロガーたちは一致結束して立ち上がるべきではありませんか。
・・・いや、無理でしょうね。皆さん、アフィでお世話になっているんだから。それにほとんどの人が、どこからもつけ入る隙のない、明るく爽やかなコンテンツのみで勝負しているのだから、底辺の苦悩は理解できない、と。
さりとて暴君が正気に戻るのをべんべんと待っても詮方ない。
言葉狩りには言葉で対処。
まして相手は日本語苦手の外資系です。抜け道ならいくらでも転がっていそうな気がします。
どの言葉が問題なのか、どの程度の類義語辞書を備えているのか、見当をつけてつぶしていくのもちょっとしたゲームみたいで楽しいかも(私ってとことん前向きなヒトですねー、いや、こういう事なかれ主義は後ろ向きというのだよ)。
そういうわけで、こちらもぼちぼちと見直しを進めています。コメントやトラックバックも含め、著作権は私に存します。朱筆にご不満のかたがいらっしゃるかどうかわかりませんが、どうぞご寛容に。
ひとつ不安は、それが言葉の域にとどまっているだけなのかということです。
一部のページはアタルトからリンクされているようです。それは上記下着サイトも同様。
世間ではリンクに制限をかける注意書きが横行していますが、私個人は「アダがなんだ、リンクフリーはインターネットの理念だ」と無頓着でした。だけどそれが影響するとしたら、自力ではいかんともしがたい。
こととしだいではページの削除もしくは大々的に引っ越しとなるかもしれません。
ふぅ、やはり後ろ向きだな・・・。
付記:
結局引っ越しましたが、この記事で述べたことは極端な意見だと自分でも思います。
続きは無能な検索エンジンで。
2007年07月21日
黄金律
『あれも嫌いこれもキライ』というカテゴリを作りまして、嫌いなものについてあれこれ書く予定でしたが、じき意欲ダウンしてしまいました。給食やマヨネーズ嫌い、メール恐怖症など、よそに回したネタもありますが、山ほど候補に挙がった「嫌いなもの」はほとんどお蔵入りしています。
「好き」と違って「嫌い」という感情はマイナスのイメージが強く、否定的、攻撃的、後ろ向きです。嫌い、嫌いと書きたてた文章を読んだ人は多かれ少なかれ不快になるでしょう。その対象が自分の好きなものだったらなおさらです。
たまに「自分もそれが大っ嫌いなんだ。よくぞ言ってくれた」と快哉を唱える人もいましょうが、「嫌い」で意気投合したところで、ネクラの二乗ではないか。
世の中には「自分が好きなものは他人も好きであろう」「自分が嫌いなものは誰でも嫌いに違いない」と考える人が多すぎませんか。
そういう単純な思い込みに一石を投じたい・・・とはオーバーですが、とにかく世の中にはあなたとは違った嗜好を持つ人がいるんだよと教えてあげたかったのです。
私自身は取り立てて異常な嗜好や性癖の持ち主ではありません。
甘いものが大好きだし、ゴキブリは大嫌い。きれいに片づいた部屋は好きだけど掃除は嫌い。快晴より曇り空を好み、雨の日には出かけたくない。ロックや漫画には好きなものもあれば嫌いなものも多い。
まあ、おおむねフツーです。
そして普通の人でもどこかしら人と違った好みを持っているのが「より普通」ということではないでしょうか。何から何まで平均的な人はかえって異常ですよ。
黄金律とはイエス・キリストの教えのひとつです。わざわざ「黄金」がつくからには、最高・最上のランクなのでしょう。
内容は『何事も人々からしてほしいと望むことは人々にもそのようにせよ』です。
こうした教えはさまざまな宗教や哲学や訓示に見られます。
論語にも『己の欲せざる所人に施す勿れ』とあります。イエスの裏返しというか、トーンが消極的ですね(個人的にはこの消極性が好きです)。「人にされたくないことは人にもするな」ということで、思いやりの精神を説いたものです。
自分がしてほしいことを人にしてあげなさい。
ほんじゃ、なんですか、まぞさんは人を鞭打たねばならないのですか。そりゃトラブルの元ですぞ。
どんな変人でも、腹ペコの時には食べものを欲するでしょう。
とはいえ、みんながみんなパンを望むわけではありません。自分がパン好きだからと人に分け与えようとしたら、相手は小麦アレルギーってこともありえます。
「人の望みはみな同じ」が前提の教えに価値はあるのだろうか。ひとりひとりの個性はどうなるんだ。
そもそもイエス本人がまぞっぽいというか、一般人とはずいぶん違った嗜好の持ち主だったようだし。でなきゃ、右のホッペを打たれたら左も出す、なんてことは思いつかないでしょ。
それでいいんですよ。
突き詰めれば「してほしい」とは、鞭打つだのパンを与えるだのといった個別行動ではなく、「自分が何を望んでいるかを調べるなり推察するなりして、それにかなうようにしてほしい」ということなのです。
鞭打たれたがっている人には鞭打ってやり、鞭打ちたがっている人には鞭打たせてやる。鞭打たれたい人がどうせなら鞭打ちたがらない人に鞭打たれるよりも鞭打ちたがっている人に鞭打たれたいと願うなら、鞭打ちたがる人を見つけてきてあげる。それが真の黄金律です。とはルノ的解釈。
以心伝心は日本的思想であって、契約を旨とする西欧にはなじみません。日本人なら黙っていても察してあげるのが好まれましょうが、あちらの人には単刀直入に問いかけて知るのが妥当でしょう。
もっとも日本人もさまざまだから、察するなんてブキミな真似はされたくないとごねる人だっているはず。何をしてほしいのと訊いても、本心を答えない人だってわんさかいます。
そう考えていったらきりがありません。
「好き」と違って「嫌い」という感情はマイナスのイメージが強く、否定的、攻撃的、後ろ向きです。嫌い、嫌いと書きたてた文章を読んだ人は多かれ少なかれ不快になるでしょう。その対象が自分の好きなものだったらなおさらです。
たまに「自分もそれが大っ嫌いなんだ。よくぞ言ってくれた」と快哉を唱える人もいましょうが、「嫌い」で意気投合したところで、ネクラの二乗ではないか。
世の中には「自分が好きなものは他人も好きであろう」「自分が嫌いなものは誰でも嫌いに違いない」と考える人が多すぎませんか。
そういう単純な思い込みに一石を投じたい・・・とはオーバーですが、とにかく世の中にはあなたとは違った嗜好を持つ人がいるんだよと教えてあげたかったのです。
私自身は取り立てて異常な嗜好や性癖の持ち主ではありません。
甘いものが大好きだし、ゴキブリは大嫌い。きれいに片づいた部屋は好きだけど掃除は嫌い。快晴より曇り空を好み、雨の日には出かけたくない。ロックや漫画には好きなものもあれば嫌いなものも多い。
まあ、おおむねフツーです。
そして普通の人でもどこかしら人と違った好みを持っているのが「より普通」ということではないでしょうか。何から何まで平均的な人はかえって異常ですよ。
黄金律とはイエス・キリストの教えのひとつです。わざわざ「黄金」がつくからには、最高・最上のランクなのでしょう。
内容は『何事も人々からしてほしいと望むことは人々にもそのようにせよ』です。
こうした教えはさまざまな宗教や哲学や訓示に見られます。
論語にも『己の欲せざる所人に施す勿れ』とあります。イエスの裏返しというか、トーンが消極的ですね(個人的にはこの消極性が好きです)。「人にされたくないことは人にもするな」ということで、思いやりの精神を説いたものです。
自分がしてほしいことを人にしてあげなさい。
ほんじゃ、なんですか、まぞさんは人を鞭打たねばならないのですか。そりゃトラブルの元ですぞ。
どんな変人でも、腹ペコの時には食べものを欲するでしょう。
とはいえ、みんながみんなパンを望むわけではありません。自分がパン好きだからと人に分け与えようとしたら、相手は小麦アレルギーってこともありえます。
「人の望みはみな同じ」が前提の教えに価値はあるのだろうか。ひとりひとりの個性はどうなるんだ。
そもそもイエス本人がまぞっぽいというか、一般人とはずいぶん違った嗜好の持ち主だったようだし。でなきゃ、右のホッペを打たれたら左も出す、なんてことは思いつかないでしょ。
それでいいんですよ。
突き詰めれば「してほしい」とは、鞭打つだのパンを与えるだのといった個別行動ではなく、「自分が何を望んでいるかを調べるなり推察するなりして、それにかなうようにしてほしい」ということなのです。
鞭打たれたがっている人には鞭打ってやり、鞭打ちたがっている人には鞭打たせてやる。鞭打たれたい人がどうせなら鞭打ちたがらない人に鞭打たれるよりも鞭打ちたがっている人に鞭打たれたいと願うなら、鞭打ちたがる人を見つけてきてあげる。それが真の黄金律です。とはルノ的解釈。
以心伝心は日本的思想であって、契約を旨とする西欧にはなじみません。日本人なら黙っていても察してあげるのが好まれましょうが、あちらの人には単刀直入に問いかけて知るのが妥当でしょう。
もっとも日本人もさまざまだから、察するなんてブキミな真似はされたくないとごねる人だっているはず。何をしてほしいのと訊いても、本心を答えない人だってわんさかいます。
そう考えていったらきりがありません。
2007年07月18日
電話の向こうの世界
ケータイとネットの時代でも電話勧誘がいっこうに衰えないとは広告しかじかにも書いたとおりです。
電話代は安くなったとはいえ、社屋を確保してけっこう高い時給のオペレータを大勢雇い入れるのでしょう。それでも元が取れるわけですね。
一般加入電話を使っているのは、ちゃんとした家庭やお年寄りの家が多いので、案外昔よりも効率がいいのかもしれません。
典型的なのは「奥様ですか?」と問いかけるもの。商品は化粧品、健康食品、エステ、浄水器、掃除機などで、手当たりしだいかけているようです。
ピシっと断って即刻切るのがベストでしょう。
ちょっとでも躊躇すると、ベラベラとまくし立て始めます。受話器をそっと置いてほっとけば、しばらく経つと切れています。あるいは黙って聴き続け、相手が何を言っても答えずにいると、業を煮やしてぷつっと切れますが、人間性が垣間見える捨て台詞を残すこともあります。
向こうも生活がかかっているから必死なのでしょうが、いかがわしい企業にかかわると後々臍を噬む(ほぞをかむ)ことになりますよ。いや、ふてぶてしく将来のブログネタにする輩もいるが。
延々えんえん相手をし、質問や相槌を重ねていかにも買い気がありそうなフリしながら、数時間しゃべらせた後「うちは要りません」とハッキリ断るのを趣味としているヒマ人もいるとか。確信的営業妨害。でもね、貴重な自分の時間を費やして、得られるのは自己満足だけですよ。
このごろ増えてきたのが、「○○様ですか」とフルネームを指名した勧誘。
リストをもとにかけているので、おそらくは住所も把握しているはず。にべもない対応で逆恨みを買うと、カミソリの刃など送ってくるかもしれません(って、被害妄想?)。
どこから情報を得たのかと尋ねても、のらりくらりとかわすよう指示されているらしい。
「以前通信販売をご利用になったでしょう。その関係で」
「利用した覚えはありませんけど」
「なにぶん20年以上前の情報も混ざっていますので」
「御社から買ったことはありません」
「系列企業がたくさんありますので」
「系列から個人情報が漏れたということですか」
「いえ、そうではなくて親会社が・・・」
「お宅では個人情報を流出させてるんですか。情報管理はどうなってるんですか」
「私は入社したばかりで、そっちの担当ではありませんので」
「じゃあ、情報担当の責任者と代わってください」
ガチャ。
自治体はお年寄りの居場所を個人情報保護がどうのこうのという理由で明らかにせず、災害時の救出を遅らせたりするくせに、こんなリストを野放しにしているなんて大いに問題です。
以前はよくマンション買え買えと電話勧誘がありました。
市内局番を定めて番号順にかけているようなら、適当に断ります。
「お家賃高くてバカバカしいでしょう。どうせなら同じ金額で自分のマンションを」
「家賃は親が払ってるからいいんです」
「あ、学生さんですか。失礼しました」
次は「パパが払ってるんだもん」と言おう。
でも、なぜか名前がばれてるケースもあります。
「○○様もそろそろご自分のお城をお持ちになったほうがよろしいですよ」
「でもぉ、赤字の自営業でもローン組めるんですかぁ?」
「え、自営業? ××大学はお辞めになったんですか」
なんと私は某国立大学の職員ということになっていました。いいかげんなリスト業者もいたもんだ。
このごろ使う手は「あら、その人宛てによくかかってくるんですけど、この電話の前の持ち主じゃないですか」っての。
たいていのオペレータは引き下がります。
それで思い出したことがひとつ。
ここに引っ越してきたとき、同区内であったにもかかわらず、NTTの管轄の違いで電話番号が変わりました。これでヘンな電話が減ると内心喜んでいました。
ところがその新しい番号に時々ヘンな電話がかかってくるのです。
目当ては前の持ち主のようでした。
昔読んだ吉行淳之介の短編に、前の持ち主にかかってくる謎めいた電話を題材にしたものがあったのをふと思い出しました。
NTTは別の人に番号を割り当てる際、一定期間のブランクを置くそうですが、それでも完全に振り捨てることはできません。
で、何度も応対しているうちに、その人の名が「ユリ子さん」だとわかりました。
私と声が似ているらしく、こっちがあいまいな応対をしていると、相手が気づかずにどんどん話しかけてくることも。
かけてくるのは男性が多くて、一度なんか、留守番電話に「やっと時間が取れてこっちに出てきた、ホテルニューオータニの○号室で待ってるから、必ず来てくれよ」なんてメッセージが入っていました。(どんなヤツか顔見に行ってやろうかと思ったよー。)
飲み屋のママさんらしい人から、よかったらまたお勤めしてくれないかしら、とか。
宝飾品の展示会へ特別ご招待とかいうのもありました。
どうやらユリちゃん(源氏名)はおミズの人で、かなりの美人。あちこちの男をたぶらかして貢がせていたようです。とは、私の揣摩臆測。
どんな事情で姿をくらましてしまったのでしょう。
それらの電話も、半年、1年と過ぎるうちに途絶えてしまいました。
電話代は安くなったとはいえ、社屋を確保してけっこう高い時給のオペレータを大勢雇い入れるのでしょう。それでも元が取れるわけですね。
一般加入電話を使っているのは、ちゃんとした家庭やお年寄りの家が多いので、案外昔よりも効率がいいのかもしれません。
典型的なのは「奥様ですか?」と問いかけるもの。商品は化粧品、健康食品、エステ、浄水器、掃除機などで、手当たりしだいかけているようです。
ピシっと断って即刻切るのがベストでしょう。
ちょっとでも躊躇すると、ベラベラとまくし立て始めます。受話器をそっと置いてほっとけば、しばらく経つと切れています。あるいは黙って聴き続け、相手が何を言っても答えずにいると、業を煮やしてぷつっと切れますが、人間性が垣間見える捨て台詞を残すこともあります。
向こうも生活がかかっているから必死なのでしょうが、いかがわしい企業にかかわると後々臍を噬む(ほぞをかむ)ことになりますよ。いや、ふてぶてしく将来のブログネタにする輩もいるが。
延々えんえん相手をし、質問や相槌を重ねていかにも買い気がありそうなフリしながら、数時間しゃべらせた後「うちは要りません」とハッキリ断るのを趣味としているヒマ人もいるとか。確信的営業妨害。でもね、貴重な自分の時間を費やして、得られるのは自己満足だけですよ。
このごろ増えてきたのが、「○○様ですか」とフルネームを指名した勧誘。
リストをもとにかけているので、おそらくは住所も把握しているはず。にべもない対応で逆恨みを買うと、カミソリの刃など送ってくるかもしれません(って、被害妄想?)。
どこから情報を得たのかと尋ねても、のらりくらりとかわすよう指示されているらしい。
「以前通信販売をご利用になったでしょう。その関係で」
「利用した覚えはありませんけど」
「なにぶん20年以上前の情報も混ざっていますので」
「御社から買ったことはありません」
「系列企業がたくさんありますので」
「系列から個人情報が漏れたということですか」
「いえ、そうではなくて親会社が・・・」
「お宅では個人情報を流出させてるんですか。情報管理はどうなってるんですか」
「私は入社したばかりで、そっちの担当ではありませんので」
「じゃあ、情報担当の責任者と代わってください」
ガチャ。
自治体はお年寄りの居場所を個人情報保護がどうのこうのという理由で明らかにせず、災害時の救出を遅らせたりするくせに、こんなリストを野放しにしているなんて大いに問題です。
以前はよくマンション買え買えと電話勧誘がありました。
市内局番を定めて番号順にかけているようなら、適当に断ります。
「お家賃高くてバカバカしいでしょう。どうせなら同じ金額で自分のマンションを」
「家賃は親が払ってるからいいんです」
「あ、学生さんですか。失礼しました」
次は「パパが払ってるんだもん」と言おう。
でも、なぜか名前がばれてるケースもあります。
「○○様もそろそろご自分のお城をお持ちになったほうがよろしいですよ」
「でもぉ、赤字の自営業でもローン組めるんですかぁ?」
「え、自営業? ××大学はお辞めになったんですか」
なんと私は某国立大学の職員ということになっていました。いいかげんなリスト業者もいたもんだ。
このごろ使う手は「あら、その人宛てによくかかってくるんですけど、この電話の前の持ち主じゃないですか」っての。
たいていのオペレータは引き下がります。
それで思い出したことがひとつ。
ここに引っ越してきたとき、同区内であったにもかかわらず、NTTの管轄の違いで電話番号が変わりました。これでヘンな電話が減ると内心喜んでいました。
ところがその新しい番号に時々ヘンな電話がかかってくるのです。
目当ては前の持ち主のようでした。
昔読んだ吉行淳之介の短編に、前の持ち主にかかってくる謎めいた電話を題材にしたものがあったのをふと思い出しました。
NTTは別の人に番号を割り当てる際、一定期間のブランクを置くそうですが、それでも完全に振り捨てることはできません。
で、何度も応対しているうちに、その人の名が「ユリ子さん」だとわかりました。
私と声が似ているらしく、こっちがあいまいな応対をしていると、相手が気づかずにどんどん話しかけてくることも。
かけてくるのは男性が多くて、一度なんか、留守番電話に「やっと時間が取れてこっちに出てきた、ホテルニューオータニの○号室で待ってるから、必ず来てくれよ」なんてメッセージが入っていました。(どんなヤツか顔見に行ってやろうかと思ったよー。)
飲み屋のママさんらしい人から、よかったらまたお勤めしてくれないかしら、とか。
宝飾品の展示会へ特別ご招待とかいうのもありました。
どうやらユリちゃん(源氏名)はおミズの人で、かなりの美人。あちこちの男をたぶらかして貢がせていたようです。とは、私の揣摩臆測。
どんな事情で姿をくらましてしまったのでしょう。
それらの電話も、半年、1年と過ぎるうちに途絶えてしまいました。
2007年07月15日
死んでも治らない
男色という言葉があります。男子の同性愛のことです。
全く気に食わない言葉です。
なぜって・・・じゃあ女色はレズビアン? 違います。「女性の色香」「いろごと」などと記されています。要するに女性との情事です。
つまり男性から見て、対象が男性であれば「男色」、女性であれば「女色」となるわけです。
女性に選ぶ権利はありません。
このような差別語は決して使わないようにしましょう。ほら、そこの腐女子、きみに言ってんだよ。
歴史的に日本は、男色(もう使ってる)に寛容な社会でした。レオナルドやワイルドが知ってたら「日本人に生まれたかったよー」と、さぞうらやんだことでしょう。
案外そのおおらかさが、欧米に比べてゲイ人口が少ないという結果をもたらしたのかもしれません。
そんな中でレズビアニズムはどのような位置づけだったのでしょうか。
不思議なのはそれを表わす日本語が見当たらないことです。私はごく一般的な知識を持ったごく普通の人です。男色の言い換え語は片手で足りないくらい挙げられても、女性バージョンは横文字しか思いつかない。
そりゃ探せば出てくるでしょう、隠語や俗語として。
が、探さないと見つからないのなら、それはないも同然なのです。物でも事でも、名前がついた時点で存在が始まるという説があります。
畢竟、我が国にレズビアンは存在しなかった。
レスボス島でサッフォーが少女たちに取り巻かれて奔放に暮らした(らしい)西欧とはダンチですわ。
もちろん「存在しなかった」は極論ですよね。
男日照りの大奥で何が行われていたかは知りませんが、農民や町人の娘にも、無理やり嫁がされたけど男に触れられるとぞっとすると悩む若妻や、隣の嫁さんと林の片隅でこっそり逢引する寡婦もいたに違いありません。
そういう行為は抑圧されたというより、社会的影響の少なさから放置されていて、言葉としても残らなかったのかもしれません。女性は不本意な状況でも子どもを産めるので、カモフラージュも簡単?
我が家の古い百科事典で「同性愛」の項目を見ると、最後に『治療法としては精神分析その他が考えられるが、予後はよくない』とあります。治療・・・そっか、高々20年前には病気扱いされていたのか。
予後不良とはおおむね不治ってことです。致死性の病ではないにせよ、死ぬまで治らない。死んだあともアレコレささやかれそうだし、なかなかしんどいもんです。
私は結局結婚しなかったのですが・・・どうして過去形で断定するのだ・・・ま、一生するつもりはありません。
それでも、もし同性結婚が解禁され普及したなら、まじで相手捜しを始める、かも。
けっこう多くの奥さんたちが、内心似たり寄ったりのことを考えているんじゃないでしょうか。長く家庭を顧みなかった濡れ落ち葉など掃き捨てて、老後は気の合った女友達と楽しく暮らしたい、と。
それならあえて「結婚」という形態を選ぶには及ばぬだろうに。
結婚には法律のバックアップがあります。扶養義務や財産分与など権利関係の強制力が強みなんです。
大なり小なり打算が伴うのが結婚です。愛情のみで突入した結婚生活はたいてい破綻します。
息子の嫁に虐待雑じりの介護をされるよりは、自分で選んだ相手に全財産を渡すと約束して面倒みてもらったほうがましでしょう。経済力のある人に限ります。人間的魅力だけでそこまで持っていける人はまれですよ。
つまるところ、女性の同性愛がほとんど表に出なかったのは、女性に経済力がなかったからともいえます。
現代社会はわずかながら楽になりました。
カミングアウトしてはりきっている尾辻かな子さんのご健闘に期待します。
全く気に食わない言葉です。
なぜって・・・じゃあ女色はレズビアン? 違います。「女性の色香」「いろごと」などと記されています。要するに女性との情事です。
つまり男性から見て、対象が男性であれば「男色」、女性であれば「女色」となるわけです。
女性に選ぶ権利はありません。
このような差別語は決して使わないようにしましょう。ほら、そこの腐女子、きみに言ってんだよ。
歴史的に日本は、男色(もう使ってる)に寛容な社会でした。レオナルドやワイルドが知ってたら「日本人に生まれたかったよー」と、さぞうらやんだことでしょう。
案外そのおおらかさが、欧米に比べてゲイ人口が少ないという結果をもたらしたのかもしれません。
そんな中でレズビアニズムはどのような位置づけだったのでしょうか。
不思議なのはそれを表わす日本語が見当たらないことです。私はごく一般的な知識を持ったごく普通の人です。男色の言い換え語は片手で足りないくらい挙げられても、女性バージョンは横文字しか思いつかない。
そりゃ探せば出てくるでしょう、隠語や俗語として。
が、探さないと見つからないのなら、それはないも同然なのです。物でも事でも、名前がついた時点で存在が始まるという説があります。
畢竟、我が国にレズビアンは存在しなかった。
レスボス島でサッフォーが少女たちに取り巻かれて奔放に暮らした(らしい)西欧とはダンチですわ。
もちろん「存在しなかった」は極論ですよね。
男日照りの大奥で何が行われていたかは知りませんが、農民や町人の娘にも、無理やり嫁がされたけど男に触れられるとぞっとすると悩む若妻や、隣の嫁さんと林の片隅でこっそり逢引する寡婦もいたに違いありません。
そういう行為は抑圧されたというより、社会的影響の少なさから放置されていて、言葉としても残らなかったのかもしれません。女性は不本意な状況でも子どもを産めるので、カモフラージュも簡単?
我が家の古い百科事典で「同性愛」の項目を見ると、最後に『治療法としては精神分析その他が考えられるが、予後はよくない』とあります。治療・・・そっか、高々20年前には病気扱いされていたのか。
予後不良とはおおむね不治ってことです。致死性の病ではないにせよ、死ぬまで治らない。死んだあともアレコレささやかれそうだし、なかなかしんどいもんです。
私は結局結婚しなかったのですが・・・どうして過去形で断定するのだ・・・ま、一生するつもりはありません。
それでも、もし同性結婚が解禁され普及したなら、まじで相手捜しを始める、かも。
けっこう多くの奥さんたちが、内心似たり寄ったりのことを考えているんじゃないでしょうか。長く家庭を顧みなかった濡れ落ち葉など掃き捨てて、老後は気の合った女友達と楽しく暮らしたい、と。
それならあえて「結婚」という形態を選ぶには及ばぬだろうに。
結婚には法律のバックアップがあります。扶養義務や財産分与など権利関係の強制力が強みなんです。
大なり小なり打算が伴うのが結婚です。愛情のみで突入した結婚生活はたいてい破綻します。
息子の嫁に虐待雑じりの介護をされるよりは、自分で選んだ相手に全財産を渡すと約束して面倒みてもらったほうがましでしょう。経済力のある人に限ります。人間的魅力だけでそこまで持っていける人はまれですよ。
つまるところ、女性の同性愛がほとんど表に出なかったのは、女性に経済力がなかったからともいえます。
現代社会はわずかながら楽になりました。
カミングアウトしてはりきっている尾辻かな子さんのご健闘に期待します。
2007年07月11日
カマキリの祈り
祈る虫といえばハエ。
『やれ打つな蝿が手をする足をする』みたいな句がありましたね。
手を合わせられたからって、蝿叩きのスピードに手心を加える人はまれでしょうが。
ハエが手足をこすり合わせるのは、埃やゴミを取るためです。衛生害虫ハエも自分ではきれい好きのつもり。
なんとハエは足に味覚器を持つそうです。ここが汚れて味覚が鈍ると、うっかりヘンなものを食ってしまい、食中毒を起こすかもしれないと憂えるのでしょう。
そうやって清潔にした足で、不心得な飼い主が路上に放置した犬の糞を味わい、次いでパン屋さんに飛び込んで焼き立てパンを味わうのでありました。そりゃまおいしかろう。
海外ではカマキリが祈る虫の代表です。
英語でカマキリはmantisですが、しばしばpraying mantisもしくはpraying mantidと呼ばれます。カマを持ち上げるしぐさが祈りのポーズに似ているのです。
カマキリって見るからに獰猛で残忍そうな容貌をしているので、日本では「祈る」という殊勝な行為を連想できないのでしょう。日本人に宗教心が薄いだけかな。
カマキリさん、カマキリさん、いったい何を祈っているのですか?
「優しいお嫁さんに巡り会いますように」
「おいしいお婿さんに出会えますように」
カマキリと聞いてまず思い浮かぶのは、交尾後にメスがオスを食べてしまうこと。このことがカマキリのイメージダウンを倍加しているようです。
しかし毎度メスのエサとなるわけではありません。オスの体内にあるなんらかの栄養分が産卵に不可欠というわけではないのです。ことに臨む前にメスが満腹していたなら、わざわざオスを食べるには至らないとか。
交尾を終えるとどうせオスは死んでしまいます。地に落ちてアリの餌となるよりは、奥方の腹に収まって我が子の栄養に寄与すれば、父として本望でしょう(というような感情を持つとは思えないが)。
オスはメスよりも小さくて、ボリュームも適度。でもね、ヘタすると寄生虫のハリガネムシまで食べてしまうから、共食いは避けたほうがいいよ・・・とカマキリ語がわかるならアドバイスしたいところ。
とはいえ、自分よりも小さいものばかり狙うとは限らないところがカマキリの貪欲さです。
試みに"mantis eats"で検索したら、カマキリは鳥や蛇やトカゲにネズミまで食べるらしい。投稿動画もあります(見てないけど)。
「蟷螂の斧」という成句は中国から来たものです。かの国では蟷螂を弱いものと認識しているようです。
「蟷螂窺蝉」とは、セミを狙うカマキリを雀が狙い、その雀を猟師が狙う構図です。むやみに自己の利益のみをむさぼって他を顧みないと害を受けるという戒め。悪徳企業に噛み締めてもらいたい言葉だぞ。
例によってカマキリぬいぐるみ。

鎌形の前肢が折れて閉じると、一分のすきもなくぴったりくっつくのが自然の造詣の妙だとか。フェルト製では無理です。
『やれ打つな蝿が手をする足をする』みたいな句がありましたね。
手を合わせられたからって、蝿叩きのスピードに手心を加える人はまれでしょうが。
ハエが手足をこすり合わせるのは、埃やゴミを取るためです。衛生害虫ハエも自分ではきれい好きのつもり。
なんとハエは足に味覚器を持つそうです。ここが汚れて味覚が鈍ると、うっかりヘンなものを食ってしまい、食中毒を起こすかもしれないと憂えるのでしょう。
そうやって清潔にした足で、不心得な飼い主が路上に放置した犬の糞を味わい、次いでパン屋さんに飛び込んで焼き立てパンを味わうのでありました。そりゃまおいしかろう。
海外ではカマキリが祈る虫の代表です。
英語でカマキリはmantisですが、しばしばpraying mantisもしくはpraying mantidと呼ばれます。カマを持ち上げるしぐさが祈りのポーズに似ているのです。
カマキリって見るからに獰猛で残忍そうな容貌をしているので、日本では「祈る」という殊勝な行為を連想できないのでしょう。日本人に宗教心が薄いだけかな。
カマキリさん、カマキリさん、いったい何を祈っているのですか?
「優しいお嫁さんに巡り会いますように」
「おいしいお婿さんに出会えますように」
カマキリと聞いてまず思い浮かぶのは、交尾後にメスがオスを食べてしまうこと。このことがカマキリのイメージダウンを倍加しているようです。
しかし毎度メスのエサとなるわけではありません。オスの体内にあるなんらかの栄養分が産卵に不可欠というわけではないのです。ことに臨む前にメスが満腹していたなら、わざわざオスを食べるには至らないとか。
交尾を終えるとどうせオスは死んでしまいます。地に落ちてアリの餌となるよりは、奥方の腹に収まって我が子の栄養に寄与すれば、父として本望でしょう(というような感情を持つとは思えないが)。
オスはメスよりも小さくて、ボリュームも適度。でもね、ヘタすると寄生虫のハリガネムシまで食べてしまうから、共食いは避けたほうがいいよ・・・とカマキリ語がわかるならアドバイスしたいところ。
とはいえ、自分よりも小さいものばかり狙うとは限らないところがカマキリの貪欲さです。
試みに"mantis eats"で検索したら、カマキリは鳥や蛇やトカゲにネズミまで食べるらしい。投稿動画もあります(見てないけど)。
「蟷螂の斧」という成句は中国から来たものです。かの国では蟷螂を弱いものと認識しているようです。
「蟷螂窺蝉」とは、セミを狙うカマキリを雀が狙い、その雀を猟師が狙う構図です。むやみに自己の利益のみをむさぼって他を顧みないと害を受けるという戒め。悪徳企業に噛み締めてもらいたい言葉だぞ。
例によってカマキリぬいぐるみ。

鎌形の前肢が折れて閉じると、一分のすきもなくぴったりくっつくのが自然の造詣の妙だとか。フェルト製では無理です。
2007年07月08日
Six Different Ways
このブログでは家電が壊れた話をしょっちゅうしています。
長く生活していれば、モノもカラダもおツムもどこかしらガタが来るものです。何もないほうがおかしいのにいちいち取り上げて、鬱陶しいんだってば。
それはそうですが、去年の秋に購入した国産CDラジカセがもう調子を狂わせたのには参りました。
たいていの製品には1年以内は無料修理の保証書がありますが、店員がつけ忘れたようです。当時気づいていたのですが、ま、ポイントで買ったものだし、すぐに壊れることはなかろうとたかをくくっていたら・・・こういうのに限ってちゃんと壊れるのが人生の機微か妙味か。
買うときには今どきラジカセの需要なんてあるのかといぶかっていました。でも売り場にはいろんな種類が並んでいます。ラジオ講座を録音したり、利用価値は大きいようです。
修理に持ってくのは億劫なので、自力で可能なことをやってみよう。
というわけで、今回は一般家電や電気器具への素人対処を考えてみました。直すつもりでいじくって破壊してしまうのが私の趣味でありまする。完全に壊したほうがあきらめもつきますからね。マネせぬように。
なお、本体の故障ではなく、プラグの接触が悪くなったときの対処法は、コードをぶった切るのコメント欄でお教えいただきました。必要なかたはご参照ください。
まずは物理的刺激。蹴ったり叩いたりゆすったり。
冷蔵庫が冷えなくなったけど、蹴飛ばしたら直った。そういう話は珍しくないですね。あまりにしばしば耳にするので、冷蔵庫というものは蹴ったくれば直ると思い込んでいる人もいるのでは。
冷蔵庫は図体のわりにデリケートです。引っ越しや移動後には一定時間おいて電源を入れなければならないし(最近の製品はそうでもないけど)、プラグの抜き差しを頻繁に行うと故障の原因になります。激しく揺らすと冷気の流れが不安定になるからかえって悪影響を与えそうです。
小さい家電でも叩いたら調子よくなることがあります。ねじがゆるんでいたのが衝撃で締まった・・・てなことかしらん。
もともとたいした不調ではなかったとか、たまたまそうなったように見えるだけであって、理論的には叩いて解決するもんじゃなかろう。仮に良くなったとしても一時的な現象に過ぎないと思われます。
実際には蹴ったり叩いたりしてよけいダメージを与えたケースが多いのに、そっちのほうは世に伝わってこないだけでしょう。
電源を入れ直すと良くなるケースはけっこうあります。
パソコンなど電子機器ではそれが定番。単にソフトがリセットされただけであって、物理的故障には歯が立たないはず。
古いコンピュータミシンが縫えなくなったことがあります。縫う機能は正常なのに、電源を入れても縫い方選択画面にならず、どうしようもなかったのです。スイッチを立て続けに数十回〜数百回入れたり切ったりするとまれに選択画面が出ることを発見し、延々と続けたりしました。いったん切るとまた縫えるようになるまでが一苦労なので、一日中点けっぱなし。あほらしー。
電源を切ってしばらく放置すると直ることはしばしば体験します。その間「どうか良くなりますように」と祈ると、効果倍増?
そんなのはオーバーヒートが不調の原因だったのかもしれません。
精密機器は高温に弱いのです。
夏場はパソコンがバテやすいのでご注意。常時接続だからって常時パソコンを稼動させていると寿命を縮めます。
しかしコンピュータは休ませると壊れやすくなるケースがあります。
昔の大型コンピュータも連続稼動のほうが調子を維持すると言われていました。ハードディスクの異音に気づくのはたいてい週初めの再起動時。世間での実態がどうなのかよく知りませんが。
冷蔵庫なども連続して使うほうが安定するようです。
蛍光灯もそうですね。省エネとの兼ね合いは難しいところです。
同時に機械は低温にも弱いものです。特に電池は低温下で正常に作動しないことがあります。
雪山の写真を撮るなら、カメラを懐に入れて温めておくなどの配慮が必要です。
しかし急激な温度変化のもとでは結露が生じて故障を引き起こすおそれがあります。
一般に機械は湿気に弱いのです。
胸ポケットに入れた携帯電話が汗で変調を来たすことはよくあるし、石鹸剃りができる電気かみそりの故障は中に水が入ったことによるものが多いんじゃないかな。
湿気や水分が原因のようであれば、乾燥させるとよくなることもあるでしょう。
昔NECだか富士通の人に聞いた話です。
台風の日に窓を閉め忘れて、帰ったらパソコンがずぶぬれ。本体のカバーを外して扇風機の強風を当て、半日ほど乾かしてから電源を入れたら、何事もなかったかのように動いたそうです。
一番まずいのは、慌てて濡れたまま電源を入れて動作確認をすることです。水滴を中枢部に送り込んでしまうかもしれません。
キーボードに水をかけることはあまりないと思います。こぼすとしたら、コーヒーやジュース、清涼飲料水など甘い飲み物ですよね。味噌汁、だと?
そのまま乾かすと糖分がこびりついて再起不能。ここはダメモトで水洗いしなさい。と、パソコン雑誌で読みました。キーボードはさして複雑な構造ではないので、洗って乾かせばかなりの確率で復帰するとか。
ただし洗えるのは独立キーボードのみ。ノート型はかえって悪化させるおそれがあります。
埃や異物も調子を狂わせるもとです。
なんか変な音がするなーと思ったら、分解掃除すると元通りになることがあります。取扱説明書には分解するなと書かれているので、ちょっと悩ましいところです。
ずっと昔のこと。ビデオテープが絡まったので、デッキのカバーを開け、引きちぎって取り出しました。ついでにコオロギのミイラのようなものが出てきました。組み立てたらねじが2個余りました。でも前よりも調子が良くなったような・・・。
安物の目覚まし時計が壊れたので中を見たら、プラスティックの歯車が真っ二つに割れていました。アロンアルファでくっつけてはめ込んだらちゃんと動くようになりましたよ。数年後、何かの弾みに投げつけてホントに壊してしまいました。
最初に述べたラジカセの症状ですが、テープの回転が遅くなったのです。聞くに堪えません。たぶんベルトが伸びるか切れかけているのでしょう。テレコの故障はほとんどがそれです。
修理に持っていくのが億劫で、しばらくCDばかりかけていました。
あるとき、テープを入れずに20〜30分ほど早送りをすると正常にプレイできることがあると気づきました。助走をつけてやるわけですね。使い続けている間はいいけど、数十分休ませるとまた遅くなるので、そのたびに早送りしています。当面こういうやり方で使い、そのうちブチッと切れるでしょう。そうしたら修理するか買うか検討します。
(このぽっど時代にまだカセットテープとやらを聞き続けるつもりなのか? はい、アナクロこそ我が人生。)
結局のところ、sixでもdifferentでもないみたいな・・・。
いーの。"Six Different Ways"というタイトルでなんか書いてみたかっただけです。
長く生活していれば、モノもカラダもおツムもどこかしらガタが来るものです。何もないほうがおかしいのにいちいち取り上げて、鬱陶しいんだってば。
それはそうですが、去年の秋に購入した国産CDラジカセがもう調子を狂わせたのには参りました。
たいていの製品には1年以内は無料修理の保証書がありますが、店員がつけ忘れたようです。当時気づいていたのですが、ま、ポイントで買ったものだし、すぐに壊れることはなかろうとたかをくくっていたら・・・こういうのに限ってちゃんと壊れるのが人生の機微か妙味か。
買うときには今どきラジカセの需要なんてあるのかといぶかっていました。でも売り場にはいろんな種類が並んでいます。ラジオ講座を録音したり、利用価値は大きいようです。
修理に持ってくのは億劫なので、自力で可能なことをやってみよう。
というわけで、今回は一般家電や電気器具への素人対処を考えてみました。直すつもりでいじくって破壊してしまうのが私の趣味でありまする。完全に壊したほうがあきらめもつきますからね。マネせぬように。
なお、本体の故障ではなく、プラグの接触が悪くなったときの対処法は、コードをぶった切るのコメント欄でお教えいただきました。必要なかたはご参照ください。
まずは物理的刺激。蹴ったり叩いたりゆすったり。
冷蔵庫が冷えなくなったけど、蹴飛ばしたら直った。そういう話は珍しくないですね。あまりにしばしば耳にするので、冷蔵庫というものは蹴ったくれば直ると思い込んでいる人もいるのでは。
冷蔵庫は図体のわりにデリケートです。引っ越しや移動後には一定時間おいて電源を入れなければならないし(最近の製品はそうでもないけど)、プラグの抜き差しを頻繁に行うと故障の原因になります。激しく揺らすと冷気の流れが不安定になるからかえって悪影響を与えそうです。
小さい家電でも叩いたら調子よくなることがあります。ねじがゆるんでいたのが衝撃で締まった・・・てなことかしらん。
もともとたいした不調ではなかったとか、たまたまそうなったように見えるだけであって、理論的には叩いて解決するもんじゃなかろう。仮に良くなったとしても一時的な現象に過ぎないと思われます。
実際には蹴ったり叩いたりしてよけいダメージを与えたケースが多いのに、そっちのほうは世に伝わってこないだけでしょう。
電源を入れ直すと良くなるケースはけっこうあります。
パソコンなど電子機器ではそれが定番。単にソフトがリセットされただけであって、物理的故障には歯が立たないはず。
古いコンピュータミシンが縫えなくなったことがあります。縫う機能は正常なのに、電源を入れても縫い方選択画面にならず、どうしようもなかったのです。スイッチを立て続けに数十回〜数百回入れたり切ったりするとまれに選択画面が出ることを発見し、延々と続けたりしました。いったん切るとまた縫えるようになるまでが一苦労なので、一日中点けっぱなし。あほらしー。
電源を切ってしばらく放置すると直ることはしばしば体験します。その間「どうか良くなりますように」と祈ると、効果倍増?
そんなのはオーバーヒートが不調の原因だったのかもしれません。
精密機器は高温に弱いのです。
夏場はパソコンがバテやすいのでご注意。常時接続だからって常時パソコンを稼動させていると寿命を縮めます。
しかしコンピュータは休ませると壊れやすくなるケースがあります。
昔の大型コンピュータも連続稼動のほうが調子を維持すると言われていました。ハードディスクの異音に気づくのはたいてい週初めの再起動時。世間での実態がどうなのかよく知りませんが。
冷蔵庫なども連続して使うほうが安定するようです。
蛍光灯もそうですね。省エネとの兼ね合いは難しいところです。
同時に機械は低温にも弱いものです。特に電池は低温下で正常に作動しないことがあります。
雪山の写真を撮るなら、カメラを懐に入れて温めておくなどの配慮が必要です。
しかし急激な温度変化のもとでは結露が生じて故障を引き起こすおそれがあります。
一般に機械は湿気に弱いのです。
胸ポケットに入れた携帯電話が汗で変調を来たすことはよくあるし、石鹸剃りができる電気かみそりの故障は中に水が入ったことによるものが多いんじゃないかな。
湿気や水分が原因のようであれば、乾燥させるとよくなることもあるでしょう。
昔NECだか富士通の人に聞いた話です。
台風の日に窓を閉め忘れて、帰ったらパソコンがずぶぬれ。本体のカバーを外して扇風機の強風を当て、半日ほど乾かしてから電源を入れたら、何事もなかったかのように動いたそうです。
一番まずいのは、慌てて濡れたまま電源を入れて動作確認をすることです。水滴を中枢部に送り込んでしまうかもしれません。
キーボードに水をかけることはあまりないと思います。こぼすとしたら、コーヒーやジュース、清涼飲料水など甘い飲み物ですよね。味噌汁、だと?
そのまま乾かすと糖分がこびりついて再起不能。ここはダメモトで水洗いしなさい。と、パソコン雑誌で読みました。キーボードはさして複雑な構造ではないので、洗って乾かせばかなりの確率で復帰するとか。
ただし洗えるのは独立キーボードのみ。ノート型はかえって悪化させるおそれがあります。
埃や異物も調子を狂わせるもとです。
なんか変な音がするなーと思ったら、分解掃除すると元通りになることがあります。取扱説明書には分解するなと書かれているので、ちょっと悩ましいところです。
ずっと昔のこと。ビデオテープが絡まったので、デッキのカバーを開け、引きちぎって取り出しました。ついでにコオロギのミイラのようなものが出てきました。組み立てたらねじが2個余りました。でも前よりも調子が良くなったような・・・。
安物の目覚まし時計が壊れたので中を見たら、プラスティックの歯車が真っ二つに割れていました。アロンアルファでくっつけてはめ込んだらちゃんと動くようになりましたよ。数年後、何かの弾みに投げつけてホントに壊してしまいました。
最初に述べたラジカセの症状ですが、テープの回転が遅くなったのです。聞くに堪えません。たぶんベルトが伸びるか切れかけているのでしょう。テレコの故障はほとんどがそれです。
修理に持っていくのが億劫で、しばらくCDばかりかけていました。
あるとき、テープを入れずに20〜30分ほど早送りをすると正常にプレイできることがあると気づきました。助走をつけてやるわけですね。使い続けている間はいいけど、数十分休ませるとまた遅くなるので、そのたびに早送りしています。当面こういうやり方で使い、そのうちブチッと切れるでしょう。そうしたら修理するか買うか検討します。
(このぽっど時代にまだカセットテープとやらを聞き続けるつもりなのか? はい、アナクロこそ我が人生。)
結局のところ、sixでもdifferentでもないみたいな・・・。
いーの。"Six Different Ways"というタイトルでなんか書いてみたかっただけです。
2007年07月06日
鳩を憎み豆を作らぬ
辞書で「懲りる」を引くと『失敗などを悔いて、二度とすまいと思う』とあります。自責の念が含まれるのです。
「懲らしめる」は懲りさせること、つまり「懲りる」の使役形です。いくぶんなりとも暴力的なイメージがあります。自発的にではなく、強制的に『二度とやるまいと思わせる』ためには、断固とした手段も必要なのでしょう。
こりごり(懲り懲り)はひどく懲りたようす。重なっている分、強調の意味合いが窺えます。
カボチャとサツマイモが嫌い、見るのもいやだ。と言う人は、年配の男性に多いようです。食糧難の戦中戦後にそればっかり食べさせられてこりごりしたのが理由だと。
女性も同じ状況下で同じものを食べたはずなのに、嫌う人は少ないみたいですね。『芋蛸南京』と言うくらいだから、むしろ好きなんです。
理由としては、女性のほうが適応力が強い、女性は甘いものが好きな傾向がある、などでしょうか。
芋とかぼちゃのおかげで厳しい時代を生き延びたのだから、感謝の心があれば「大好き」になったって不思議はないのに、男ってわがままだなー。
強盗にバールで殴られ、バールで金庫をこじ開けられて財産を奪われたら、憎むべきは強盗ですよね。「罪を憎んで人を憎まず。防犯対策が甘かった自分にも非はある」と寛容な人だっているかもしれませんが。
しかし世の中には、対象がずれてるケースがままあります。すべてはバールが悪い、この世からバールをなくそうと飛躍してしまう人がいるのです(比喩ですよー)。
寝タバコで我が家を焼失した人は懲りて禁煙する気になるでしょうが、原因が放火でしかも犯人が逃げおおせたなら、何に怒りをぶつけたらいいのでしょう。人類から火を奪うべきだと口走れば、おつむの中身を疑われます。
天ぷら鍋が発火して妻子が焼け死んだからと、余生をなまものばかり食べて過ごしても供養にはなりません。
破産した人は悔やみます。おおむね責任は自分にあるけど、他人を恨む比率のほうがずっと高い。
破産に追い込まれた原因は「お金」です。お金が足りなかった、あるいはお金を粗末にしすぎたのです。
普通の人なら前よりももっとお金に執着し、増やそうと躍起になるでしょう。
もうおカネはごりごりだとばかりに、稼いだお金を次々と捨てていては、再チャレンジなどおぼつきません。エスカレートして、カネは諸悪の根源だ、他人が持つことも許さん、と干渉や妨害をするなら犯罪行為です。
株を買い占められて会社をのっとられたら、そうなるまで放置したおのれの無能を恥じるべきです。
志ある経営者ならば、しっかり勉強して買収防衛策やらなんやらを備えて新たな事業を起こすでしょう。
野望に燃える人は、しっかり勉強して買い占めのエキスパートとなり、他社の株を買い占めて事業拡大に乗り出すかもしれません。
それが「経験から学ぶ」ということです。株を憎むあまり、新聞の株式欄はいっさい見ない、証券会社に脅迫状を出すなんてのは本末転倒です。
では本題に入ります。
(以下略)
「懲らしめる」は懲りさせること、つまり「懲りる」の使役形です。いくぶんなりとも暴力的なイメージがあります。自発的にではなく、強制的に『二度とやるまいと思わせる』ためには、断固とした手段も必要なのでしょう。
こりごり(懲り懲り)はひどく懲りたようす。重なっている分、強調の意味合いが窺えます。
カボチャとサツマイモが嫌い、見るのもいやだ。と言う人は、年配の男性に多いようです。食糧難の戦中戦後にそればっかり食べさせられてこりごりしたのが理由だと。
女性も同じ状況下で同じものを食べたはずなのに、嫌う人は少ないみたいですね。『芋蛸南京』と言うくらいだから、むしろ好きなんです。
理由としては、女性のほうが適応力が強い、女性は甘いものが好きな傾向がある、などでしょうか。
芋とかぼちゃのおかげで厳しい時代を生き延びたのだから、感謝の心があれば「大好き」になったって不思議はないのに、男ってわがままだなー。
強盗にバールで殴られ、バールで金庫をこじ開けられて財産を奪われたら、憎むべきは強盗ですよね。「罪を憎んで人を憎まず。防犯対策が甘かった自分にも非はある」と寛容な人だっているかもしれませんが。
しかし世の中には、対象がずれてるケースがままあります。すべてはバールが悪い、この世からバールをなくそうと飛躍してしまう人がいるのです(比喩ですよー)。
寝タバコで我が家を焼失した人は懲りて禁煙する気になるでしょうが、原因が放火でしかも犯人が逃げおおせたなら、何に怒りをぶつけたらいいのでしょう。人類から火を奪うべきだと口走れば、おつむの中身を疑われます。
天ぷら鍋が発火して妻子が焼け死んだからと、余生をなまものばかり食べて過ごしても供養にはなりません。
破産した人は悔やみます。おおむね責任は自分にあるけど、他人を恨む比率のほうがずっと高い。
破産に追い込まれた原因は「お金」です。お金が足りなかった、あるいはお金を粗末にしすぎたのです。
普通の人なら前よりももっとお金に執着し、増やそうと躍起になるでしょう。
もうおカネはごりごりだとばかりに、稼いだお金を次々と捨てていては、再チャレンジなどおぼつきません。エスカレートして、カネは諸悪の根源だ、他人が持つことも許さん、と干渉や妨害をするなら犯罪行為です。
株を買い占められて会社をのっとられたら、そうなるまで放置したおのれの無能を恥じるべきです。
志ある経営者ならば、しっかり勉強して買収防衛策やらなんやらを備えて新たな事業を起こすでしょう。
野望に燃える人は、しっかり勉強して買い占めのエキスパートとなり、他社の株を買い占めて事業拡大に乗り出すかもしれません。
それが「経験から学ぶ」ということです。株を憎むあまり、新聞の株式欄はいっさい見ない、証券会社に脅迫状を出すなんてのは本末転倒です。
では本題に入ります。
(以下略)
2007年07月05日
エセ『虫好き』の災難
先だって帰省した折、薔薇の木に蝶のものらしい緑の蛹(さなぎ)がついていたので、ひょっと羽化の瞬間を撮影できるかと期待して、枝ごと持ち帰りました。薔薇の根元にはブロッコリーの株があって(秩序も美意識もない庭だー)、葉っぱが穴だらけ。それを食べて育ったのは明白でした。
衝撃を与えないよう、近くに生えていた蕗の葉数枚でふわっとくるみ、箱に入れてそーっと運んだのです。
帰り着いたのは夜で、枝は植木鉢に挿し、蕗はそこらに放置。
翌朝、サナギのようすを見て、ギャー。
蟻と小さな蝿(ともに2、3ミリくらい)がびっしりたかっていたのです。
危うし、サナギ。焦っても時すでに遅し。すっかり食い荒らされていました。
ちらっと見には変わりなかったけど、小さな穴が開いて(目のような黒い点がそうです)中はカラカラ。なんだか申し訳ない気分。

こいつら、いったいどこから湧いて出たんだ?
どうやら蕗の葉にくっついて運ばれてきたようです。夜のうちに気づかなかったのは、葉の陰でおとなしくしていたからでしょう。
蕗はベランダに捨て、じゅうたんを這い回るアリや網戸にとまった小バエを掃除機で吸い込みました。ソファの裏とかにも分散していたらしく、吸っても吸っても次々に現れてタイヘン。
小さい虫は掃除機に吸われると風圧で死ぬそうです。ベランダに逃げたアリも、電車に乗って巣に戻るわけにもいかず、もはや生きてゆけないに違いありません。天罰ぢぁー。
思い返せば、枝を折る前にじっくり観察したわけではないので、もしかしたらすでに小虫がたかっていたのかもしれません。
そもそも蝶のさなぎが成虫になる比率は非常に低いんだとか。物の本によれば、夏のモンシロチョウは9割がコマユバチなど寄生蜂の餌食となるそうです。ひらひら飛びかう蝶ちょさんは厳しい環境を生き抜いてきたエリートなのですよ。
・・・と、言い訳と慰めもむなしく響く。
そして天罰はこっちにも。
どうやらお客さんはアリとハエだけではなかったのでした。
それと前後して、手足の十数箇所に虫刺されができ、かゆいのなんのって。なんの虫か知らないけど、姿が見えないだけにブキミ。
燻煙殺虫剤を使おうかと思ったほど。
蚊に刺された跡と違って、中央が固く盛り上がった赤い発疹になって、1週間以上過ぎてもまだかゆい。
あんまりひどいひとつは、とうとう自分で針を刺して中の液体を出しました。針は水洗いしただけ。たまたまそこにトゲが刺さったと思えば、針のほうがずっと清潔。トゲなんて消毒してから刺さってくれるもんじゃないですからね(と、たくまし〜)。
かゆみは引いたけど、翌日さらに水がたまって膨らんでしまった。ふぇーん。こんな足ではスカートはけません。
虫とかかわるのはもうコリゴリです。
とかなんとかぼやきつつ、買い物などで出かけるたびに川岸や草むらに立ち寄って、被写体になりそうな虫を探しています。
先日個人のお宅の半地下にある草ぼうぼうの駐車場を覗いたら、カラフルできれいな虫がちらっと視野に入りました。が、やぶ蚊の猛攻にいったん退散。ハンミョウかもしれない(はたしてこんな街なかに生息しているものだろうか?)と、数日後に厚着して出直したけど、発見できず。
虫って一か所に単独で生きられるものではないから、同じ場所で待っていればたいてい同種に出会えると思うんですけど。
シオカラトンボ? 神社の池付近で休憩中。
衝撃を与えないよう、近くに生えていた蕗の葉数枚でふわっとくるみ、箱に入れてそーっと運んだのです。
帰り着いたのは夜で、枝は植木鉢に挿し、蕗はそこらに放置。
翌朝、サナギのようすを見て、ギャー。
蟻と小さな蝿(ともに2、3ミリくらい)がびっしりたかっていたのです。
危うし、サナギ。焦っても時すでに遅し。すっかり食い荒らされていました。
ちらっと見には変わりなかったけど、小さな穴が開いて(目のような黒い点がそうです)中はカラカラ。なんだか申し訳ない気分。

こいつら、いったいどこから湧いて出たんだ?
どうやら蕗の葉にくっついて運ばれてきたようです。夜のうちに気づかなかったのは、葉の陰でおとなしくしていたからでしょう。
蕗はベランダに捨て、じゅうたんを這い回るアリや網戸にとまった小バエを掃除機で吸い込みました。ソファの裏とかにも分散していたらしく、吸っても吸っても次々に現れてタイヘン。
小さい虫は掃除機に吸われると風圧で死ぬそうです。ベランダに逃げたアリも、電車に乗って巣に戻るわけにもいかず、もはや生きてゆけないに違いありません。天罰ぢぁー。
思い返せば、枝を折る前にじっくり観察したわけではないので、もしかしたらすでに小虫がたかっていたのかもしれません。
そもそも蝶のさなぎが成虫になる比率は非常に低いんだとか。物の本によれば、夏のモンシロチョウは9割がコマユバチなど寄生蜂の餌食となるそうです。ひらひら飛びかう蝶ちょさんは厳しい環境を生き抜いてきたエリートなのですよ。
・・・と、言い訳と慰めもむなしく響く。
そして天罰はこっちにも。
どうやらお客さんはアリとハエだけではなかったのでした。
それと前後して、手足の十数箇所に虫刺されができ、かゆいのなんのって。なんの虫か知らないけど、姿が見えないだけにブキミ。
燻煙殺虫剤を使おうかと思ったほど。
蚊に刺された跡と違って、中央が固く盛り上がった赤い発疹になって、1週間以上過ぎてもまだかゆい。
あんまりひどいひとつは、とうとう自分で針を刺して中の液体を出しました。針は水洗いしただけ。たまたまそこにトゲが刺さったと思えば、針のほうがずっと清潔。トゲなんて消毒してから刺さってくれるもんじゃないですからね(と、たくまし〜)。
かゆみは引いたけど、翌日さらに水がたまって膨らんでしまった。ふぇーん。こんな足ではスカートはけません。
虫とかかわるのはもうコリゴリです。
とかなんとかぼやきつつ、買い物などで出かけるたびに川岸や草むらに立ち寄って、被写体になりそうな虫を探しています。
先日個人のお宅の半地下にある草ぼうぼうの駐車場を覗いたら、カラフルできれいな虫がちらっと視野に入りました。が、やぶ蚊の猛攻にいったん退散。ハンミョウかもしれない(はたしてこんな街なかに生息しているものだろうか?)と、数日後に厚着して出直したけど、発見できず。
虫って一か所に単独で生きられるものではないから、同じ場所で待っていればたいてい同種に出会えると思うんですけど。
シオカラトンボ? 神社の池付近で休憩中。