2008年04月22日

情報弱者

私は携帯電話を持っていません。特に必要性を感じないし、そんなことにお金を使いたくないという理由も。

その昔。携帯電話黎明期、勤めていた会社に1台の携帯電話機がありました。お偉いさんが出かけるときに持っていくことがあった程度で、ふだんは神棚(?)のお飾り。一般社員はポケットベルを持たされていました。
年末年始休暇の前、それが私に押し付けられたのです。正月でも顧客からクレームが入ることがあるから、肌身離さず持ってなさい、と。
しぶしぶ電話機と充電器(これがけっこう大きかった)を抱えて帰省しました。
あんまりじゃないですか。
だって、当時の電池は数時間しかもたなかったのですよ。しょっちゅう充電しなきゃならないわけ。その電気代を個人で払えと言うのか(2円か3円くらいだろうに、せこいったら)。
腹いせにあちこち電話をかけまくろうと思ったけど、悲しいかな、人付き合いの悪い私には電話する相手がいなかったんです。

今でも電話する相手などいません。欲しくもない。

必要性を感じないと述べましたが、実は先日、必要性とやらに直面しました。

携帯サイトを作ろうと思い立ったのです。今年2月のこと。
私はいくつかサイトを運営していますが、どれもアクセスが落ちて、行き詰まり状態。
携帯から人を呼び込んで打開を図る手もあろうかと(本音はケータイアフィリってヤツです)。

ブログには携帯からのアクセスも多少ありますが、文字は問題なくても大きな画像の表示はどうなるのでしょう。一般ホームページにもたまに訪問があるらしいが、どう見えているのでしょう。そのあたりの事情がさっぱりわかりません。
でもま、携帯を持たずに携帯サイトを運営するのもカッコイイかな〜。

携帯サイトを作るといっても、新たに練るのではなく、既存のサイトを携帯向けに改造するだけです。
ホームページビルダーには、携帯ページ一括変換という機能があります。これでちょこちょこと仕上げてアップすればいい。お気楽に取りかかりました。

ところが、携帯ページは機種によって仕様が違うらしいのです。EZwebだのVGAモードだの20種近く出てきて、どれかを選ばなければならない。iモードだけでも10くらいあります。なんで汎用モードがないんだっ。
ウェブで調べたら、絵文字など機種依存文字が違うし、1ページあたりの容量がさまざまだし、対応する画像ファイルの種類が異なるんだと。それでもひとつ作れば、普通の文字は共通して見えるはずです。

iモードの普及率が高いらしいから、とりあえずそれでやってみよう。と変換。
そしたら、1ページが細かく分割され、おそろしくたくさんのページが出来上がってしまいました。
分け方が機械的だから、見にくいのなんのって。文章を簡略化し、配置を整えて、1ページずつ修正しました。最初から自分で作ったほうが早く済んだような気もします。

ホームページビルダーにはプレビュー機能がありまして、携帯ページの場合は携帯ごと可愛く表示してくれて、なんとなく印象がつかめます。操作も実物に近いようだし。

画面プレビュー 実物大?

そうやって10ページほど作りました。
ところが、広告のコードを取得しようとして、これまた機種によって違うことを知りました。しかもiモードはベースをhtmlではなくphpファイルにしろとな。phpってなんなんだ。よく遭遇するけど、私はphpというだけで敬遠していました。
ファイル名を変えてアップロード。ページは表示されるけど、広告が見えません。パソコンじゃダメなんだろか。

後日、iモードを持っている人に会ったとき、ちょっと借りて確認しました。URLを打ち込むだけでひと苦労。私には携帯メールを打つなんて絶対ムリです。
うーむ、やっぱり広告は見えない。これでは意味がない。
どうやらiモードのトラブルはよそでも起きているようでした(その後改善されたかも?)。

ではEZにするか。いえいえ、もう疲れた。と棚上げして今に至ります。

携帯サイトを作っておくことは無駄ではないけど、アクセスも見込めないのに、時間がもったいない。
そのうち群雄割拠時代も終わり、統一規格が出てくるでしょう。それから手がけても遅くはないと思います(生きていれば)。
投稿者:ルノ 23:36 | コメント(5) | トラバ(0) | 広告戦略
2008年04月21日

狐につままれる

ひところは日に数件ふりかかっていたトラックバックもめっきり減りました。ほんとうに来ていないのか、サーバが不安定だから消えているのか、実情は知りません。海外からのスパム攻撃が激しいとかで、再構築もままならない状況なのです。

トラックバック方針に書いておりますように、ほとんどはその場で撃墜します。

見に行こうかと迷っても、TBリストをいきなりクリックするのは考えものです。『このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります』のたぐいだったらどうします?

まずは検索エンジンに認知されているかどうかを調べたほうがよろしいでしょう。

サイト名やURLの一部で検索して、あまりにたくさんの件数が上がってきたら、スパムと判断します。
問題ないようであれば、トラックバックされているページをひとつふたつ観察して(実際はほとんど省略)、それからご本尊を拝みに行きます。

先だって、スパムでなさそうなトラックバックをいただいたのです。
検索結果はゼロ。新規ブログのようでした。慌てず騒がず、検索されるようになるまで待ちます。
翌週お邪魔しましたら、中身も運営状況もまともに見えました。言及リンクもあったし。

ところがですね、隠しテキスト(背景同色文字)を発見してしまったのです。SEOをテーマにしていながら、あられもなく。
コメントを書こうとしたら、記入欄が真っ黒になって、打った文字が見えない。なんなのこれ、コメント拒否のつもりか。

オープンしたばかりで、ほかにコメントはなかったので、管理人さんはコメント欄がこういう色になることを知らないのだと、善意に考えることにしました。
あれこれ工夫して、どうにかコメント送信を終えました。
ふだん私は積極的にコメントを残すタイプではないのですが、「一番乗り」にはわりとそそられます。千件斬りめざしてガムバルゾ(うそ)。

しばらく経ってのぞいたら、こともなげにレスが返っていました。でも真っ黒はそのままなのです。ほんと、狐につままれた気分。

2、3日後、思い当たったのが、ブラウザ。
私はFirefoxユーザーです。ときたま崩れたページに出会います。でも色まで変わるもんかな。

半信半疑のままInternet Explorerでアクセスしたら・・・あれま、隠しテキストと思っていた文章はくっきり表示されているし、コメントもちゃんと書けます。おまけに、やけに小さくて見にくいと感じていた本文フォントも、通常の大きさだったのです。

腹黒狐が惹き起こした冤罪事件でした。
管理人さん、トラックバックはそのうち受理しますので、ご勘弁を。

ブラウザによってこれほどの違いが出るとなると、「隠し文字はSEOスパムだ」という常識はどうなるのだ。ひょっとして野放し状態なのでは?

原因はたぶんスタイルシートでしょう。普遍的なデザインを供給するのがブログ業者の義務だと思いますが。

私のブログはごくシンプルだし、IE6でもFirefoxでもほぼ同じに見えます。
ブログ以外のページはすべてをチェックしているわけではないから不安は残ります。概してIEのほうがおおらかなので、FFで確認しておけば大丈夫だとしておこう(逆は真ならず)。

こんな目に遭っても、いや、それだからこそ、FFを捨てるわけにはいきません。
特に使いやすいブラウザというわけではないのです。マイノリティだといきがるわけでもないのです。

当ブログのアクセス解析によれば、訪問者の6割がIE6、2割がIE7、FFは5%です。不明が1割以上あって、ロボットのようです。ほかは鴻毛。
実質9割が使っているインターネットエクスプローラーでちゃんと見えさえすればOK。という考えが支配的でもいたしかたないですね。

しかし、ただでさえアクセスが少ないのに、少数の人を疎外していたら、もっと閑散としてくるおそれがあります。
ちょっと手を加えて解決するのであれば、そうしておくにこしたことはありません。

海外になると、IE7が4割が、IE6は2割、FFが3割近くにはね上がります。英語サイトを持つ身では、無視するわけにはいきません。

たまに違うブラウザを試すと、気分転換にもなりますよ。




投稿者:ルノ 22:49 | コメント(4) | トラバ(1) | パソうつ
2008年04月05日

コメントは管理人の財産、

英語ブログをいっこ、blogger.comに持っていて、月に2記事ほどアップしています。

そこにチラホラとスパムコメントが来るようになりました。
Bloggerはトラックバックができず、日本のブログならたいていついてる直近のコメント一覧もないので、スパムしにくい構造です。だから要注意コメントは最新記事に集中します。

初めてスパム書き込みが来たときは、削除方法がわからなくて右往左往しましたが、どうにか見つけて削除しました。

数週間後、次のスパムに襲われてまた右往左往。1回めにどうやって削除したのか忘れていまして。げ、それは危険な兆候ではないのか。

紅白花

Bloggerはシンプルなくせに使い勝手が非常に悪くて、いつも何かと迷うんです。同じミスで何度もうろうろしてしまう。

ともあれ2度目もどうにかやっつけたけど、ヤバいことに気づきました。最初のコメントが完全に削除されていなかったのです。消えたのは投稿文だけであって、投稿者の名前とリンクが残っているではないか。これでは削除の意味がない。
そのときはバタバタしていたし、とりあえずこんなもんかなと放置。

その後立て続けに怪しげなコメントが届いたので、落ち着いて削除画面を見たら、復旧可能な一時的削除と取り返せない永久削除の2通りあったんです。Remove forever? (It can't be undone.)・・・英語だから気づかなかったんだー。粛々と反省。

ともあれ英語のスパムは、勘が鈍くてもスパムとわかる書き方をしてくれるので助かります。
今のところ見るに耐えない下品なワードを使うことはないようです。永久削除を免れるためではないかと想像しています。

その点日本のコメントスパムはえげつもはしたもないですねえ。え、えげつって?
どうせ削除されるんなら思いっきり下品に行こうという魂胆か。
幸いにしてこの貧盗恋歌ではここ数か月お目にかかっていません。たまたまなのか、禁止ワードでブロックされているのか、不明ですが。コメント一覧を外すことは多少なりとも有意義だと思っています。

私の考えではコメントやトラックバックの著作権はブログオーナー(管理人)にあります。自分のスペースに書かれた文字ですから。
著作権という言葉は違和感を与えますか。少なくとも責任は管理人が一手に負わされます。

スパムはゴキブリと同じ。見つけ次第即退治しなければ、あっという間に増殖します。ひとりががんばってもダメです。全員が取り組むべきことなのです。
スパム削除は管理人に課せられた最大の義務です。バタバタしていたから放置だなんて、許されざる怠慢でした。

明らかなアダや宣伝よりも始末に困るのは、自動発信ではないらしい境界ブログです。中身は薄くとも一見真面目な個人ブログであることが多い。
こういうのは迷ったあげく容認する人が多いので、あちこちではびこります。

たとえばね、「豚足はまずい。コラーゲンも少ない」云々という記事に対して、「豚足おいしいですね。コラーゲンがたっぷり」とコメントをよこすとか。ワレ、喧嘩売っとるんか?
こーゆー人のページは広告だらけ。

誤解しないでください。記載内容に全面的に賛成しろってことじゃないですよ。
「あなたは豚足がまずいと言うが、それは味覚が狂ってるからです。豚足にはコラーゲンがほかの部位よりも多く含まれているのは事実です。根拠もなくコラーゲンが少ないと断ずるとは悪意があってのことですか」のほうが、よっぽど喧嘩を売ってるように見えるが、誠実なコメントです。誠実が大げさなら、建設的といいましょう。

私のコメント削除基準はかなり厳しく、URLが記載されているだけで警戒します。
同様の人は増えているようで、その反動か、コメント記入に際し、ブログやホームページを持っていてもURLを書かない人が多くなったような気がします。
それは良い傾向なのか。決してそうではありません。
本来ブログが担うはずだったコミュニケーションの活性化を阻害しているのです。

諸悪の根源はスパムです。
今できることは、宣伝行為とスパムの徹底排除です。
投稿者:ルノ 22:59 | コメント(13) | トラバ(1) | ブログ論
2008年04月04日

やっぱりがんじがらめ

ブログのデザイン変更は通常とても簡単で、好きなテンプレートを選ぶだけです。

どのブログ元でもたくさんのテンプレートがそろっていて、適宜新しいデザインを追加しています。
のみならず、Web上には自作テンプレートを提供する素材サイトが山ほどあります(らしい)。背景画像と組み合わせることで、選択肢はいくらでも広がります。

それでもユーザーの数には及びません。人気のデザインはあちこちで利用されることでしょう。
ブログ巡りをしていて自分のと全く同じデザインのブログに出会ったら、いささか決まり悪いかも。ヘーキヘーキ、中身で勝負だい。

どうしてブログはたやすくデザインを変えることができるかと言うと、ページの要素を組み立てるHTMLと、色やフォントを制御するスタイルシートが別個になっているからです。デザインを担当するのがスタイルシートです。

私が最初にスタイル変更に取り組んだ一昨年には、その分担をちゃんと理解していなかったのです(今なら完全に理解してるかって? さあ・・・)。
ともあれ無知が災いして、HTMLとスタイルシートの双方にメスを入れてしまいました。

たとえば、ある場所に余白を入れたいとき、本来ならスタイルシートでマージンを広げるべきです。が、私はこのマージンてのが苦手というか食わず嫌いだもんで、余白部分にHTML側から改行を入れたりして自己流で調節したのです。見た目はさほど問題があると映らず、そのまま推移しました。

この双方向調節がボロを出すのは、次に変更するときです。新たなスタイルシートを適用すると、レイアウトが崩れてしまうのです。
HTMLを元に戻す手もありますが、余白だけでなくタイトルやら見出しの位置やら何やら、あまりにぐちゃぐちゃいじくっていたので、自分でも混乱状態。

先月末イメージチェンジを試みたとき、この際だからスタイルはスタイルシートのみに任せようと決めまして、時間をかけて大がかりな修正をおこないました。

手間取った理由はほかにもあって、ピクセル単位で設定をしているうちに、ブラウザによってスタイルの解釈が違う部分があることに気づいたのです。私はFirefox派(マイノリティ)で、Internet Explorerとは見え方に違いがあることは前から知っていたけど、詳細まで調べる余裕がなくて放置。
どうせならこれも統一したいですよね。

余白を決める要素にはmarginとpaddingがあります。前者が外側の余白、後者が内側。とまでは想像がつくけど、FFではパディングを設定すると外側に広がってずれたり、IEではマージンを無視して偏ったり。で、どうしても両者同じにならない。
不本意ながら、IEを優先するしかありません。ブラウザはほかにもいろいろあるけど、もう私の手に負えません。

苦労したわりには、なんということもない、しょーもないデザインではないか。
それは単に好みの問題です。シンプル・イズ・ビューティフル。背景画像取ったほうが楽ですよ。

これでやっとスタイルシートの役割が世間一般のブログに追いついたわけです。今後の変更はすいすい行ける?

そのとき設定した赤と黒の取り合わせはわりと気に入っておりまして、ころころ変えるつもりはありませんでした。
なのに、あらら、はかない命。

なぜって、それが民意です。こらっ、えらそに。
あんまり触れたくないけど、広告効果ががた落ち。ただでさえ、配信元のシステム変更により数か月前から激減していたのに、追い討ちをかけるはめになりました。最初は偶然だと思ったんですけど、あまりにひどいので、ほかの色も試したくなったのです。
色彩が人の心に与える影響って、ばかにならないと思います。
投稿者:ルノ 23:53 | コメント(6) | トラバ(0) | 広告戦略
2008年04月01日

4月ダンサー

数年前、正確には2002年の今日、ODPがマイクロソフトに接収されました。接収とは不穏な表現だな。買収でもないし、平たく言えば、乗っ取られたのです。

だから、何?

う・・・。
とりあえず私の知る限りの事情を説明しましょう。間違ってても無視してね。
興味をお持ちの方はご自分で検索してお調べください。民主主義の我が国ではたやすいことです。誰にでもできることを私がわざわざするには及びません。情けないまでに卓越した記憶力をもとにオリジナル文を書くことのほうが貴重ではありませんか?

ODP(Open Directory Project/オープン・ディレクトリ・プロジェクト)は『世界最大のディレクトリ』を標榜するボランティアサイトです。自分のホームページを申請すれば載せてもらえることがあるので、ありがたい存在です。
当時の我が国ではそれほど注目されていませんでした。大ヤフーのほか、ライコスやインフォシークもディレクトリを持ってたし。
しかし英語サイトオーナーにとってはことのほか重要でした(詳細はこのページで)。

その大サイトが突如として、Microsoft Directory Projectと名を変え、各ページにはマイクロソフトのロゴが麗々しく冠されたのです。事前のアナウンスはいっさいなし。
一般社員やODPで働くエディタたちにも寝耳に水の出来事でした。
当日知り合いのエディタさんが「こんなことになってる」と驚きのメールをよこさなければ、普段ODPに用のない私は目にする機会を逸したことでしょう。

さて、ODPの運営母体はネットスケープです。
ネットスケープといえば、ブラウザのシェアでマイクロソフトとしのぎを削り、すでに敗退しつつありました。

ODPがMSNの傘下に入ったということは、マイクロソフトとネットスケープの合併に結びつきます。
これはインターネット上のビッグニューズです。

だからって、誰も騒ぎませんでした。
4月1日ですから。
翌日には元に戻っていました。

1日だけのジョークにしては、ずいぶん大がかりな作業だったに違いありません。
数十万あるいは数百万ページのすべてが一夜にして模様替えしたのですよ。メインコンピュータで一括変更すれば済むとしても、そこにライバルサイトのロゴマークを無断で埋め込むんだから、無謀のきわみ。
無断? 事前にマイクロソフトとの打ち合わせがあったとは思えません。それじゃ面白くないでしょ。
著作権侵害されたゲイツさんも大喜びだったはず。

欧米人はこういうお遊びが大好きです。
昔からエイプリルフールにはめいっぱいはめを外してきました。世間を騒がせ過ぎたことも度々あります。
本日もウェブではいろんなイベントが発生することでしょう。

私もその翌年の4月1日に、サイト上でトライしました。弱小サイトのしょーもないおふざけにしては、身に余る反応をいただいたような・・・。常連さんはありがたいものです。感謝。

日本ではエイプリルフールは不人気です。四月馬鹿と訳されたせいでしょうか。さっぱり定着しません。
せいぜい4コマ漫画のネタになる程度。
しかも、そこそこ楽しむ人々がいた昔に比べると、確実に衰退しつつあります。

なんでも欧米の真似をせよとは言いませんが、ちょっとつまんないですね。

日本に向かない理由はいろいろ考えられます。
日本人が生真面目な民族だから、ではなさそう。

まず、「嘘」というものに対するスタンスの違いです。
これについては以前和製英語のページに書きました。
キリスト教に支配される国々において、嘘は大罪なのです。年に1度くらい解放される日を設けたいわけですね。
その点日本人は年中嘘ばっかりついてるので、さあ嘘をつけと言われると窮してしまう。それはそうと「嘘をつけ」「嘘言え」が「嘘を言うな」の意味になるとは、フカカイな表現。

嘘を言え。欧米人にもウソつきはうじゃうじゃいるぞ。

その通りです。それが「スタンスの違い」(文化の違い)なのです。あまり深入りはしませんが、どうも嘘の性格が異なるみたいです。
ドーピング疑惑に関する『偽証罪』でメダルを返還した選手がいましたが、しらばっくれればわかんなかったのにと思った日本人もいることでしょう。

英語には white lie という罪のない嘘もあり、日常的に許容されているようです。また嘘とジョークは紙一重ですが、そのあたりの機微もあっちの人は上手いですね。

もうひとつ。こちらのほうが大きいと思うのですが、4月1日という日がまずいんですね。
なにしろ日本社会にとって大切な区切りの日です。新年度の始まりであり、さまざまな制度変更や法改正が実施される日でもあります。こんな日にウソなんかつくのは不謹慎だ。てわけ。
大会社の社長が新入社員を前に嘘八百の訓示を垂れるのも愉快なのにね。

エイプリルフールのようなものに嬉々として取り組む学生たちが春休みでばらけてしまってるのも、不利な要素かもしれません。
2011年から新学期が秋に移行しますが、それをきっかけにエイプリルフールも必ずや人々の支持を得るだろうと、密かに期待しています。
投稿者:ルノ 15:46 | コメント(3) | トラバ(0) | 世相=世間相場?