2006年09月01日

背に腹は代えられぬ

けっこう気軽に使われる慣用表現です。意味も用法も正しく広まっているし、「ら抜き」の汚染も受けていません。
なお、手持ちの国語辞典では2冊が「替えられぬ」で出ていて、1冊には「代えられぬ」と表記されています。代替可能な漢字なのでしょう。
英語ではことわざの“Near is my shirt, but nearer is my skin”を対応させたりするけど、ニュアンスがずれますな。

つらつら考えると、なんとも奇妙な言い回しではありませんか?
「背に腹を替える」って、いったいどういうこと? そんなことが可能なんでしょうか。不可能だからこそ「替えられぬ」となっているんだけど、むしろ「仮にできたとしてもするわけにはいかぬ」という意味合いが強いように感じます。

子供時代の私の解釈では、おなかを背中にしたらおなかが両側にできて食べる量も2倍必要で家計がパンクするからダメなんだ・・・って、せこいような案外いじらしいような。

そもそも背と腹とではどちらが大切なんでしょう。

「腹は背の代用にならない」ってことですから、背は腹よりも格が上ってことですよね。
そりゃ腹には支える骨がないから、背に持ってきたらグニャグニャして上体が折れてしまう。
とはいえ、腹部には背中とは比較にならないほど重要器官がみっしり詰まっているんですよ。背中がなくても生きていけるかもしれないけど、背を腹の代わりにしたら人はたちまち死にます。昔の人だってそのくらいわかっていたから、ハラキリなんて手法を編み出したんでしょ。「背は腹に代えられぬ」だったら納得なのにねえ。

とまあ、夏休み明けで少しはましな話題を持ってくるかと思えば、相変わらず詮無きことをうだうだと。

別に寝暮らしていたんじゃありません。実はこのたび、サイトに広告を貼ることにしました。はい、背に腹は替えられぬというわけです。ふぉっふぉっふぉ。

ついでながら、以前作った人形を近所のショップで売り出しました(ホテルニューオータニ博多の隣・・・出張の際はお立ち寄りください)。背に腹は代えられぬとばかりに、思い切ったお買得価格で出しております。これで不良在庫が一掃できるかどうかは不明ですが。


付記:
広告はまだ載せていますが、人形は結局売れずに撤退しました。(T_T)
スポンサーリンク
投稿者:ルノ 19:39 | コメント(3) | トラバ(0) | イチャモン日本語
この記事へのコメント
わ〜お。
おめでとうございます。
実店舗の販売は実際に触ったり見たりしての反応が伝わってくるのが楽しいですね。ご意見もいただけますし。
実物を拝みに行きたい・・・遠いなあ〜

広告も!やりだすとハマルかも。
私の人形のサイトでは広告なしですが、他のサイトは広告いっぱい(苦笑)
最初はサーバー代ぐらいかと思いましたが、それなりに収益があり、生活の足しにちょっとなっています・・・
ぴかさん  2006年09月01日 20:02
WOW!!
先輩。

おめでとう存じます。
是非是非 うちの代診とお伺いいたしますわ。ニューオオタニですね?

りりー
りりーさん  2006年09月02日 09:05
ありがとうございます。
お店といっても、棚貸しのボックスショップです。雨宿りのため入ったらたまたま目について、しかも箱代半額キャンペーン中だったので、即契約しました。スペースの制限で小さなものを数個しか置けません。

広告は初心者だもんで、さっぱりです。訪問者の好みや行動って、なかなか予測できないものですね。生活の足しになるなんて、すごーい。
Runoさん  2006年09月02日 21:21
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/1210642
※宣伝色の強いトラックバックは歓迎されません。
※トラックバックには言及リンクが必要です。

この記事へのトラックバック