2006年10月20日

蕭殺デイズ

何事にもやる気がおきない状態で、夢かうつつかうつらうつらとうつうつ・・・ふと我に返り、あまりに多くの日々を無為に費やしたことに愕然といたします。

十代のころ、欝(also 鬱)という漢字が好きで、ちゃんと書けてました。今は無理だろうな・・・。

当時、鬱病ないし躁鬱病は立派な内因性精神病で、その後統合なんたらと改名した分裂病と東西横綱の地位を分け合っておりました。内因性とは原因不明というほどの意味ですかね。
派手で理解不能な精神症状を呈するスキゾに比べ、喜びや悲しみといった誰でも持つ感情が亢進しただけに見えるうつ病は、地味で罹り甲斐がない(?)みたいで、命にかかわる度合いが癌や脳卒中よりもはるかに深刻な点は一般の人に理解されていません。深刻さが減ったはずはないのに、今やうつ病は『誰でもなる(可能性がある)ポピュラーな病気』に昇格もしくは成り下がってしまいました。

うつ病増加の背景には、病態解明の進歩、診断基準の変化に加え、社会が生きにくくなったことも挙げられましょう。
内因性の病気は世情に左右されないものですが、躁病が鬱病に比べて圧倒的に少ないという事実は、この病気がもともと環境の影響を受けるものであることを示しています。そしてうつ病の中で抑うつ反応と呼ばれていたものは明らかに環境とのかかわりを深く持ちます。傍目には贅沢な引っ越し鬱病や昇進鬱病は昔から知られておりました。

そんなにありふれた病ならスキゾタイプの私がなったっていいだろ、えーい、なっちゃえ、なっちゃえ・・・てなノリでデプレッションに突入する人がいたっておかしくない。

名づけて『パソうつ』・・・引っ越しうつ病の亜型みたいなもんです。

だってパソコンを買い換えて以来、パソコンの前に坐るのが億劫で、ページ更新もしたくないし、ネットサーフィンも気が進まず、メールは書けず、ダイヤルアップ時代はなるべく毎日ログインしていたミクシィは今や放置状態、常時接続にしたらまず取り組むつもりだったアマゾンやPayPalは先送り・・・。
パソコン周辺から発するデプレスの瘴気が部屋中に垂れ込めているのです。

要は、新しいパソコンに慣れず、使いこなせていないだけなんだよね。

ハードにおいては黒いボディでホコリが目立つし、消費電力が大きくて、旧パソコンの2倍以上というのは意外です。
キー数を減らした小さなキーボードなのでページダウンやアップがワンキーでできないのが不便。
NumLockのランプがまぶしすぎるので、テープを貼って隠しました。んな爪楊枝の先ぽっちの灯りがまぶしいだなんて、もはやノイローゼ?

OSではXPのいろんなやり方に戸惑いを覚えます。
ファイル表示の順序が理解できず、操作がやりづらい(なんでf00.jpgがfa1.jpgとfpx.jpgの間にあるんじゃ?)。
光学マウスの反応がやけに鈍い、というか選択的無反応を呈するのは、ハードよりもOSが悪いような気がする。
何事にもオンラインで作業することが前提のシステムというのも問題かなあ。
一番苛立つのがIMEの馬鹿さ加減。誤字脱字剰字はぜーんぶこいつのせいだー。

新しい環境にすばやく馴染めないのはおつむが硬くなった・・・老化の証なのでありました。

思えば10数年前、初めてATOKに接したときもその馬鹿さ加減に呆れたもんだった(その前はシャープの書院→富士通)。日本語変換機能はどれも一長一短であって、すべては『慣れ』が決めるのです。でも一太郎の置換機能はやっぱ秀逸だぁ。

自分のページの表示確認もしたいけど、これがまた憂鬱のタネなのです。チラッと見ただけでうんざりしました。とりわけ写真が異様に白っぽく、画質が劣悪。蟹は甲羅に似せて穴を掘ると言いまして、おんぼろディスプレーでちゃんと見えるように、極力明るく編集してアップしていたのがあだでした。
貧弱な環境しか知らなかった自分がかなしー。しかし広い液晶もむらがあって見にくさには大差ありません。

新しいパソコンに合わせてそろえなければならない周辺機器やソフトが多くて、先立つものの事情から優先順位を決めかねます。

先日チラシでプリンタの安売りを見つけ、早起きして出かけたけど、すでに売り切れておりました。昔プリンタとスキャナに5万円近く投じたのに、今では数千円で買えるんですねえ。とはいえ古いものはまだ壊れてないからもったいない。メーカーが対応ドライバを出さないのは新製品を買わせたいためか。

ページの更新が滞っているのは、ホームページビルダーが使えないというまるきり初心者な理由からです。
当面は既存ページの修正程度だから、メモ帳とFTPで上級者のフリ(他人にはわからんので自己満足)。

しかしメモ帳はあまりに使い勝手が悪いので、TeraPadをダウンロードしました。完璧とは言わないものの、シンプルで高機能、これで無料だなんて信じがたいほど有能なソフトです。
同じく高機能フリーソフトFFFTPにも併せて感謝申し上げます。
こうした素晴らしいツールをご提供くださる人々を見ると、私も何か世の中のため役立つことをしなきゃあと思うんですけど・・・。

鬱々としているばかりでは何も進展しませんね。

で、とある方策を採用。マウスを左手で操ることにしたのです。
私は右利きです。左手の活用で右脳を鍛えるとか、右手の負担を減らすなどの効用を聞き、以前にもトライしたことがあります。当時はドット単位の範囲指定など細かな画像処理を頻繁におこなっていたのですぐに挫折しました。
今回の左マウスは、パソコンの使いづらさを左手に責任転嫁するためです。
たどたどしい動きで失敗も多いのですが、それに気を取られてハードやソフト本来の欠陥を見過ごしてしまうかな、と。そして左手が器用になったころには新しい環境にも慣れているはずと期待しましょう。

結局のところ私はしたたか過ぎてうつには不向きでありました。
投稿者:ルノ 12:26 | コメント(0) | トラバ(0) | パソうつ
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