2017年01月30日

ポケットの闇

歯科大病院で、歯周病の検査を受けました。

個人歯科でも、最近では個室や半個室がトレンドのようですが、それまで私が知っていたのは、10畳程度の部屋に椅子がふたつみっつ並び、隣の患者が丸見えってところばかり。
だから大病院の広大な診療室には圧倒されました。一度に100人近い患者を収容できるようです。各診療ブースの間仕切りは申し訳程度の低いものですが、いちおう三辺が区切られています。

診察はおおむね予約制で、待合室でひしめいていた数十人の患者が、9時になると、次々に名前を呼ばれて診察室に流れていき、あっという間にがらんとしてしまいました。
私は飛び込み初診だったので20分ほど待たされました。

新患はいちおう教授クラスが診るとのことで、小柄な年配の男性が来て、問診をちょびっと。
うがいをしようとしたら、水が出ません。「あれ、おかしいなあ」と、機械をあれこれいじりまわしていたけど、よくわからないらしく、紙コップを持っていって、近所で水を汲んできてくれました。それじゃ解決になってないと思うんですけどー。

それから口内チェック。手袋の指先が2、3センチ余っている、小さな手が眼前に迫ってきたときは、ふきだしそうになりました。
ホントに「いちおう」って感じの診察が終わると、横に控えていた担当医(中堅若手?の男性ドクター)にさっさと引き継ぎ。

その担当医が歯周病検査を実施。
歯周病検査は、歯茎に細い棒のような定規を突っ込んで歯周ポケットの深さを測ったり、ポケット底の出血の有無、歯がぐらついていないか確認するのが主な作業です。普通は歯科衛生士が行うと思うけど。

測って「3、2、2、3・・・」とかつぶやきながら、ある程度たまったら、そばのパソコンにだだっと入力。なんとなくずさんな印象だけど、大丈夫かしらん。

で、ずんずんと奧歯まで来て、「3、2、2、うわっ」と、一瞬手が止まりました。えっ、なにごと?

検査が終わり、モニターを見せてもらうと、右上の一番奥(第二大臼歯/7番/「うわっ」と言われたとこ)のポケットが4ミリで、ほかは2〜3ミリ。1ミリ以下はなし。動揺歯はありませんでした。

その日は歯石取りをして、右奥を重点的にブラッシングするようにと言われました。

4ミリ以上だと歯周病とされます。やっぱり歯周病だったのね。
しょぼんとして診察室のドアに向かうと、「7、8、7、6・・・」との声が耳に入りました。ちらっと窺うと、私よりも若そうな男の人がポケット検査を受けているもよう。

なんだ、もっとひどい人がいるじゃない。4ミリで「うわっ」だなんて、失礼しちゃうわ。まだまだ未熟だよ、キミ。

そこへは何度か通って、クリーニングなどしてもらい、「3か月後にまた来てください」と言われました。

でも、行きませんでした。歯磨きはそれまでよりもていねいに行うようになりましたが。
6か月後も、1年後にも行きませんでした。
結局1年半後、よんどころない事情で近所の歯科に駆け込むまで、放置してしまいました。

その間に大変なことになっていたのです。ああ、後悔。
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投稿者:ルノ 13:22 | コメント(0) | トラバ(0) | 口内荒廃
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