2007年02月01日

ウは宇宙のウ

IMEは健康に悪い(精神衛生上)けど、ボケ防止には役立ちますよ。パソコンを扱う人はただでさえ字を書けなくなっているのに、変換システムが至れり尽くせりの正確さであれば、ますます漢字力を失うに違いありません。

私はごく私的な理由で「宇宙のウ」というフレーズを他人に告げる機会が幾度もありました。全国津々浦々の宇宙のウさんたちもご同様でしょう。

『宇宙のウ』といえば、レイ・ブラッドベリ。『ウは宇宙船のウ』という有名な作品をご存じでしょう?
ほかに『スは宇宙のス』もあります。背表紙を眺めると違和感が湧きます。この宇宙にはスペースとルビがふってあります。

私はどちらも未読で、中身は知りません。ブラッドベリは子どものころ『華氏451』を読んだ程度。詩的に過ぎて性に合わないと感じておりました。

ウとスのしっくりこない邦題について想像できること・・・まず『ウは宇宙船のウ』を訳出したら『S Is For Space』もあったので、『ウは宇宙のウ』じゃごっちゃになって困るからと、スペースのスになったんでしょう。さりとてスペースというカタカナ語では、空き地くらいにしか受け取ってもらえない。よって苦肉のルビ。
最初『ロはロケットのロ』にしておけば悩まずに済んだのに。第一、rocketが宇宙船というのがどうも、ね。『ロケットのくち』に間違われるのがヤだった?

『野生のエルザ』の訳者が続編『永遠のエルザ』をとどめのつもりでリリースしたあと、さらに次が来たもんだから、おツムを絞ったあげく『わたしのエルザ』にしてしもうた話を思い出しました。

宇宙という言葉を日常的に口にしたからといって、宇宙脳とやらが発達してスケールの大きな人物に成長するわけではないけど、少なくともわたくしは脱地球的思考を持っております。
つまり、地球人類は早々に滅びるべきである、それが宇宙の平和を守ることになる。

へ、それが宇宙的発想か?
独りで死にたくないというエゴイズムじゃないか。

人間究極の望みは自分の最期が地球の最期であること、といった意味のことを三島由紀夫が書いておりました。あのかたは結局やけっぱちになっちゃったのね。

とまあ、IMEが涼しい顔で吐き出した「右派宇宙脳」から生まれたのが、本日のとりとめもない記事でありました。ウハハ、きっと私は右派です。
投稿者:ルノ 21:33 | コメント(0) | トラバ(0) | パソうつ
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