綾辻行人・・・1、2番目ではないけど、好きです。
ほとんどの作品を読んでいます(エッセイ以外は)。お館ものの推理小説で名を上げましたが、ホラーも味わいがあります。
トリックは奇想をつく本格派、仰々しいまでに凝った設定、フェアプレイ精神・・・ますます脂が乗ってきたって感じです。
数字の十が詰まるとき、「じっ」ではなく「じゅっ」が正しい発音だと思っていました、子どものころ。五十歩百歩を「ごじゅっぽひゃっぽ」のように。
詰まるというのは促音便化って認識かな。基本が「じゅう」なんだから「じっ」より「じゅっ」のほうが自然じゃありませんか。それを「じっ」にしちゃうのは「じゅ」の発音ができない東京人の陰謀じゃないかと。
むろんそれは勘違いでして、十には「じゅう」のほか「じつ」という読み方があるだけの話です。
促音便というのは「ち」や「り」などイ音を詰めるのが普通で、「う」は対象外でしょう。「つ」や「く」は中間で「っ」になるケースがままありますが、「じゅう」と同列の「しゅう」や「にゅう」が詰まる例は思い当たらないし。
ただし、私の周りでは「じゅっぷん」とか「じゅっかいだて」みたいな発音もちゃんと通用していたような気がします。方言みたいなものかもしれません。
あ、それでね、綾辻行人の館シリーズに『十角館の殺人』というのがありまして、奥付には確か『じゅっかくかんのさつじん』とルビが振られていたのです。で、トッテモ親近感を持っちゃいました。
悲しいのは、当の『十角館の殺人』がどんなお話だったのか、さっぱり思い出せないこと。ひょっとして私、白髪痴呆?
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音の数と、リズム感が関係するのかも知れ万。どなたか言語学に詳しい方がいたら、是非掘り下げて聞いてみたいテーマですね。
「リズム感」という見地から考えたことはあまりないのですが、言いやすく口や耳になじみやすい音が、長い年月のうちに残っていくのだと思います。