わが国では童謡とかそれに類した歌が時々爆発的に売れることがありますね。『帰って来たヨッパライ』『黒猫のタンゴ』『およげ!たいやきくん』等々。子供が好んだからというより、それぞれの時代において大人の気分に合う何かを持っていたのでしょう。
当時『だんご三兄弟』は街を歩くとあちこちで流れていて(特にお菓子屋さん)、つい口ずさみながら、ダンゴウオという魚を思い出し、なつかしくなったのでした。
むかーし、学習雑誌にダンゴウオの話が載っていました。うろ覚えではありますが・・・。
ダンゴウオは小さな丸っこい魚で、親魚が浜辺で卵の世話をする習性を持ちます。あるとき鳥が空中から卵を見つけ、エサだーとばかりに急降下。ダンゴウオの母親は卵を取られまいと必死で抗戦し、卵を守り抜きましたが、鳥につつかれた傷のため命を失いました。
ほんとうにあった話だとか。
幼くて純真だったわたくしはダンゴウオの母性愛にいたく感動しました。
で、エプロンを着けたダンゴウオのお母さんと乳母車に乗った卵の絵などを描いて、勇敢な母ダンゴの死を悼んだのでした。
もちょっと長じていたなら、親が死んだら卵は食べられ放題じゃないか、ここは退散して新たな卵を産んだほうがよほど種の保存に役立つだろうに・・・と冷笑したでありましょうが。
検索したら、ダンゴウオを飼っている人はけっこういるようです(実物を見たことはありませんが)。以前はそんなにポピュラーな魚ではなかったはず。やはりあの歌がきっかけで広まったのでしょうか。
ペイントでお絵かきしてみました。うぷぷ、石ころみたいなのが卵のつもりか。
左マウスで描いたから童画っぽさが出たでしょう? いやー、右手でもたいして違わないのだけど。