2007年03月05日

むの恐怖

パソコン依存の生活が字を書く能力を奪うといわれます。私もひしひし感じておりまして・・・いや、単にパソコンのせいのみではないのでしょうが。

とりわけ漢字が書けませんねえ。
画数の多い字はすでに全滅って感じですが、中クラスの易しい字でも、迷うことがしばしば。準備の備を書こうとして、あれ、最後の部分は「用」だよね、それとも横棒1本に縦棒2本だったかな、と。ぐちゃぐちゃ。情けない。きっと「偏」との混同だな。

巷では漢字検定や書き取り練習帳が人気です。手や指を使うことは脳の活性化にもつながるし、字も上手になることでしょう。

漢字ばかりに目を向けていても危ないですよ。

ずいぶん前のことですが、とある知人がメモ書きをしていまして、ちょっと首をかしげながら尋ねました。
「ねえねえ、ってこんなだっけ?」
その用紙を覗き込んで目を疑いました。そこには・・・。
ムムム
そこで爆笑になったって不思議はないのに、相手の真剣な表情に笑いも凍りついたのでありました。

ことはひらがなにまで波及してきたのだろうか。

そりゃ年のせいだ。と、若いあなたはバカにするかもしれませんが、その人は30代半ばです。
もちろん普段はちゃんと書けますよ。たまたま焦っていて、どこが変なのかとっさには判断がつかなかっただけでしょう。

それを思い出し、他人事ではない気分になったので、毎日何かしら文字を書こうと思い立ちました。

さっそく大学ノートを広げて、とりあえずブログ用の文章をシャープペンシルで書いてみる。まとまったらそれを見ながらパソコンに入力。
・・・の予定でした。が、上記の「備」で気持ちがくじけてしまった。ぺしょん。

いえいえ、明日また挑戦。

キーボードだって指を使うからよさそうじゃないかと言う人もいます。
ワープロが普及し始めたころはそういう考え方もあったようです。私は黎明期(8インチフロッピー時代)からワープロを使っていますが、あわれ、衰える一方です。
当初ワープロの役目は手書きを清書するというもので、原稿を見ながらタッチタイプで打っていました。今では原則片手打ち。頭が指に追いつかないので・・・。
パソコン世代の人々は、文章を考えながらキーボードを打つことがぴったりの速さに加減できているようです。画面を見ながら変換結果のチェックもしなければならないし、とりわけIMEは注意力を鍛えてくれるとはすでに書いた通りです。

とはいえ「押すだけ」「叩くだけ」ですからね。指の動きをつかさどる脳の領域や指そのものにとって、いかほどの鍛錬になるか疑問です。
複雑な曲線や直線が微妙に組み合わされた日本語を自分の手で書くことにはとうてい及びません。

ところで今月24日はシャットダウンデーだそうです。
その日はパソコンから離れ(できれば携帯もしまいこんで)、ノートに詩を書き綴ってみてはいかがでしょう。
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投稿者:ルノ 20:48 | コメント(6) | トラバ(0) | おつむてんてん
この記事へのコメント
うーん、タイトル通り強烈な内容!そうだねぇ〜字は実際書かないと身に付かないしまた、忘れてしまう事になってしまいますね。それにしても漢字を忘れてしまう事はあっても、ひらがなカタカナはあり得ないと思っていましたがビックリです。実際に「む」の逆を書いてみましたがあり得ない!(笑)こちらを書くのが難しいよ!!

漢字は書いてみて時々「あれ、こんなんだったかな?」なんて思ったときは大体間違ってる。その際には家にいるときは辞書を使いますが、出先では携帯のメール機能で確認します。便利さゆえに頭を使わなくなってしまって来ているんです…あぁ〜あっと、気をつけよっと!
shibaさん  2007年03月05日 23:25
確かに、こちらを書くほうが難しいって気がしますねえ。ひらがなを習いたてのころならともかく・・・。

私も辞書はよく見るのですけど、意味や用法を調べるのがほとんどで、漢字の詳細までじっくり見ません。見てわかったつもりになることと、実際に書けることは別なので、忘れないためには書くしかないと思います。理屈はわかってるけど実践が伴わなければ、わかったことにはならないんですよね。と、翌日もノートに書こうとしたんですけど、字は下手だし、決まり悪いような気分で、なかなかはかどりません。・・・・・・。
管理人さん  2007年03月08日 18:11
やはり実際に字を書くのが覚えたり、忘れ防止の為には一番いい事でしょうね。

パソコンの漢字(画数の多いものは特に)は、簡易書体(?)が使われています…その字を手書きにする際「えとぉ〜?」となる事があります。それが名前だったりしますと間違いは失礼となってしまいますので、わからない時はもちろん確認の為に辞書の登場となったりする訳です。
ひらがなやカタカナを辞書で調べるなんて事にならないようにしないと…おいおい!(汗)

ところでルノさん!「そ」という字、手書きでどのように書かれますか?つながって書くこの「そ」、それともパソコンでは出ませんが左上に点を打って(書いて)からの字でしょうか?ふと思い出しましたので…
shibaさん  2007年03月08日 23:19
パソコンではドット数に限りがあったせいで、書体も簡略化されてしまったのでしょうね。
昔それが嫌で、フォントソフトを買ったのですが、インターネットでは通用しないとわかって不満でした。
Vistaでは正字体が導入されたそうですが、一律そうなってしまい、かえってややこしくなったと聞きました。漢字とは面倒なものです。

「そ」・・・私は点を打つことが多いようです。普段意識しないので、突如聞かれたら混乱してしまいそうです。で、辞書やペン字のお手本などを見るはめになりました。つなげるのは行書(?)かと思ったら活字もそうなのですね。
考えてみれば「な」や「ら」はつなげて書くから、我ながら首尾一貫していません。
かなもなかなか奥深いのです。
管理人さん  2007年03月09日 21:43
日本語は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」と覚えなければなりませんので大変でしょう…特に外国の人達にとっては。パソコンの生誕地はやはりアルファベットの国?だとしますと確かに漢字とは厄介なものだったに違いありませんね。とにかく複雑極まりないものに映ったかも?

「そ」は…いやいや、お付き合い有難うございました。何と調べて頂いたということで恐れ入ります。子供に以前聞いてみたところ「そ」で習っているそうです。私もルノさんと同じく点の方を書きます。いつから「そ」になったの?…みたいな…?謎。調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D

ゴシック体と明朝体?まぁ字としてわかればいいかぁ〜という程度しかわかりませんでした(汗)。確かに奥深いですね。
shibaさん  2007年03月09日 22:15
文字数が多いのに、日本人の識字率は世界一とか聞きます。教育システムの成果でしょう。

1文字1文字を解説したページだなんて、ネットには何でもあるんですねえ。どうも私は旧式な人間なので、ネットよりも本などを漁ることが多いようです。ネットのほうが最新情報があるとは思うのですけど。
管理人さん  2007年03月10日 07:25
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