2007年05月22日

コードをぶった切る

だいぶ前から調子が悪かったアイロンが、いよいよよいよいになってきました。
本体はいちおう正常らしいけど、電源が入らないのです。コードをくちゅくちゅっとひねると、点いたり消えたりします。もう副木も効果がなくて、いささかヤバい状態。
ま、サンヨー製だからしかたないか・・・。昔は購入に当たってメーカーよりも価格やデザインを重視していたのだ。

アイロンなんて毎日使うもんじゃなし。自分の服がしわくちゃでも気にするほどでなし。
しかし時たま人形の服を作る際にはどうしても必要です。

写真の矢印のあたりが切れているようです。取り立てて乱暴に扱ったり、折り曲げたりした記憶はありません。巻き取りの際に負担がかかるような作りなのです。
アイロン

もっと中央だったら、腸癌を剔出して残った部分を縫い合わせるのと同じようにできそうだけど、この位置ならプラグを取り替えるしかなさそう。
で、食器乾燥機のプラグを流用することにしました。この食器乾燥機、以前からスイッチが利かなくなっていて、今や単なる食器籠と化しているのです。タイマーを回すとダイヤルがすごい勢いで元に戻り、乾燥できません。あまりに激しく戻るので、1度指を怪我したことがあります。これは東芝製だから許し難い。

アイロンのコードをはさみで切ったら、ちょうど患部(銅線の断裂部)に刃が入ったのか、切れた線の先っちょが縮れて変色しているようすが見て取れました。一部は溶けてカバーの内側にこびりついてる。
こんなありさまでもたまに電気が通っていたなんて不思議なくらい。
銅線

被覆ビニールをカッターで切り裂き、乾燥機のプラグの銅線もむき出しにしたところ、困ったことに気づきました。
銅線の数が違うのです。アイロンのほうがはるかに多い。
改めてチェックしたら、食器乾燥機は190wしかない。アイロンの1300wにはとうてい及ばないのでした。これで電流の負荷に耐えられるだろうか。

思案の結果、衣類乾燥機のプラグをちぎってきました。これも故障中(我が家は壊れ家電の山、ふぅ)。電気代が高いからあまり使ってないのにー。怒り怒髪。日立製。ちなみに同社同型の乾燥機には発火でリコールしたものがあるとか。

さすがにこちらの銅線は太くてしっかりしています。
上がアイロン。下左が衣類乾燥機。右は食器乾燥機。
コード

同じように見えるコードでも、比較したら銅線の太さやコードの質はさまざまなのですね。
アイロンの銅線は数こそ多いけど、1本1本が非常に細く、190wの乾燥機のものよりももろい印象。線を覆っているカバーは一重で、2本のコードを貼り合わせただけの単純構造。ほかのは被覆した銅線のさらに上から被覆するという二重構造で、かなり丈夫そうに見えます。
こんな小さな点にも、品質に対するメーカーの姿勢が如実に窺えるのです。

あとはむき出しの銅線をより合わせてビニールテープでぐるぐる。
テープを巻く

出来上がり。
なんだか危なっかしいフンイキですなあ。もっとテープを巻いたほうがよろしくない?
でも、2本の線を離しておいたほうが多少は安全じゃないでしょうか。
修理完了

つないでみました。いちおう作動します。コードが熱くなるので、ちょっとコワイかな。
素人の処置は危険です。真似しないように。
でも、コードをくちゅくちゅしながら使い続けるほうがよっぽど危なかったはずだし・・・。

サンヨーさん、私が感電死したり我が家が火事になっても見舞金は要りませぬ。
投稿者:ルノ 15:35 | コメント(16) | トラバ(0) | 生活の浅知恵
この記事へのコメント
最近はすっかりROM化していましたが、これは豪快なタイトル!に思わず反応しない訳にはいかなかったのであります(笑)!

ルノさんの好奇心とチャレンジ精神は高く評価します!しかし見てられない!!アイロンですから長時間使用なんて事はないので、まだいいものの見るからに怖いなぁ〜(汗)拝見しました感じからすると「コンセントプラグ」を購入し、取り付けた方が賢明かと思います。必死に探してやっとわかりやすいサイトが…↓
http://ihc.monotaro.com/topic/061010/

「コンセントプラグ」はホームセンター、電気店などにあります。修理後でもコードが発熱するようなので、お気をつけ下さい。私が現物を見たら即「使用中止、修理…」となりそうです。

銅線を撚り合わせた部分を半田付けか圧着して確実に接続することが必要です、特に消費電力が高いものは…そんな手間を思えば「コンセントプラグ」の交換がいいでしょう。但しくれぐれも2本の線をくっつけませんように!

お近くであれば「チョイ!と」直して…ということも可能ですが、そんな距離ではなさそうですからねぇ〜残念!えっ、よかったってか!?

アイロンコードの外装は他の電化製品のコードとは違い熱に強く作られていますので、頼りなさそうですが大丈夫です!また洗濯機、衣類乾燥機、食器乾燥機(洗い機も)などは水を意識して二重被服構造になっていますよ。何処のメーカーでも…。

銅線の太さも電化製品の消費電力によって異なります。なかなか鋭い視点をお持ちですね!

矢印のあたりは、どうしても断線しやすい箇所です。ルノさんに当てはまるかは別にして「プラグを持って抜き差ししない」というのが一番の原因だと思います。特に抜き差しの多い製品は断線が多いです。例えば「掃除機」「ヘアドライヤー」など。逆にテレビや冷蔵庫は皆無ですよ!(笑)

電気は正しく使えば便利で豊かな生活を支えてくれますが、使い方を誤ると危険ですのでくれぐれもご注意下さいね!

「電気の使者」より…ホントに?
shibaさん  2007年05月22日 23:10
無知なシロートの愚行を親身になってご心配してくださるなんて感激です。
また、わかりやすくて良いページをご紹介いただき、ありがとうございます。
コンセントプラグという名称は知らなかったのですが、そういう器具があるとは思っていました。
(でもそれじゃあネタになんないし。真似するなと書いておけば、ひょっと真似する人が出て、火事が起きて家の建て替えが増えて景気上昇で桶屋が儲かる・・・てなことは期待しておりませんが。)
ほんとうのところ、アイロンは近々買い換えるつもりなので、一時的なおカネを使いたくなかったんですよね。
ひとつ買っておくと転用できるから便利でしょうが、これまでコードが切れた経験がなくて・・・。

> 水を意識して二重被服構造

なるほど、ですね。そういえば、実家にあった古いアイロンは布コードでした。ストライプの模様が入ってたりして。

ただし、このアイロンに関しては防水性も必要な気がします。充電台がいつもびしょぬれになるんです。充電中は蒸気を出さないような作りにすればいいのに特許の関係でできないんだろうか、と思ったものです。

ともあれ、アドバイスありがとうございました。
ルノさん  2007年05月23日 22:14
なるほどぉ、買い換えるご予定でしたか!ちなみにコンセントプラグは100円程度で買えますので挑戦してみる価値はあるかも?次、別の電化製品トラブルの時、迅速に対応出来るようになるかもしれませんよ(笑)。今回アイロンを修理しておいて後日、新品を購入されても予備としておく事も可能でしょうしね。(そこまで必要ないかな?)

>そういえば、実家にあった古いアイロンは布コードでした
今では見かけませんが確かに古いアイロンは。そう、電気コタツや吊り下げ式照明器具ではまだ現役で使われていますね!ちなみに「袋打ちコード」という名称です。

>充電台がいつもびしょぬれになるんです。
う〜ん、ドライモードにしてあってもなら…もしかしたらアイロン自体の調子が悪いかも(汗)。とするとやっぱり買い替え??(笑)

補足で…「二重被服構造」は防水性はもちろんですが、振動や衝撃にも強いコードです。

いやね、一番心配しているのは銅線を撚り合わせただけですので何かの弾みで外れてしまい、銅線がむき出しになってしまって更に、両方の線が仲良くくっついたら…と思うと夜も眠れません!なんてね!!
shibaさん  2007年05月24日 21:37
そうそう、コタツもそうでした。袋打ちというのですか。波打っているのは装飾かと思ったけど、よりあわせることで丈夫になるんでしょうね。

うちのアイロンは充電台に載せる前にドライモードに切り替えて、2、3度スチームを出しておくと(なぜドライでスチームが出るのだ?)濡れないんですけど、面倒だから普通はそこまでしないんです。次に家電店に行ったら使いやすそうなものを買おうと思っていますので、どうかご案じなさいませぬよう。

> 両方の線が仲良くくっついたら…
くっついたらどうなるんでしょう?
それで思い出しました。ずっと以前、台所のシンクの上の照明器具を取り替えたとき、つなぐ途中で両方の線が触れ合って火花が飛んだことがあります。びくっとしました。電気を通したままつなぐのは危ないけど、ブレーカーを落とすと暗闇だからよけい危ないような気がして。それから手袋をしてどうにか作業を終えました。
ルノさん  2007年05月28日 10:50
なるほどぉ、ルノさんは結構いろいろご自身でDIYされるんですね!「電気は怖くて触れない」なんて人、結構多いのですよ。「目に見えないから」というのが大半です。しかも活線作業までされてしまうなんて驚きです!!

>両方の線が触れ合って火花が飛んだことがあります。
あぁ、やってしまいましたか(過去でしたね)。そりゃぁビックリするでしょう。下手をすると火傷するようなのでご注意を!

おNEWアイロンになるのも時間の問題かな?新しいものは、いいですね…
shibaさん  2007年05月28日 22:02
活線作業というのですか。
ホントはあまりいじりたくないんですけど、頼る人、つかお金がなくて、やむにやまれぬ状況です。

あれ以降アイロンは1度しか使ってないのですが、おととい棚を掃除するために持ち上げたら、つないだ部分がスポッと外れてしまいました(汗;)。使用中でなくてよかったけど、やはりシロート仕事は危ない。それにビニールテープって接着力が弱いのですね。
早く新しいのを買わねば・・・。
ルノさん  2007年05月31日 21:39
はい、通電している状態の配線等の事を「活線」といいます。その状態での作業ですから「活線作業」ですね。

ありゃりゃ、やっぱり外れましたか!活線でなくてよかったですねぇ〜。何となく心配していました。確かにビニールテープは強力な粘着力はないですね。「絶縁」が目的みたいなものでしょうから。

>早く新しいのを買わねば・・・。
そうですね「安全第一」ですぞ!!(笑)
shibaさん  2007年06月01日 22:25
どれもこれもすっかり放置ブログになってしまいました。

本日、ニューアイロンを買いました。
ナショ製だけど、箱にはMade in Chinaと・・・。
http://abc-abc.net/blog/iron.jpg
ルノさん  2007年06月08日 20:40
おぉ!久しぶりですねぇ〜!!
こちらもおぉ!とうとう新しいアイロンが来ましたか!!これで一安心ですね。

そう、中国製なんて(おっと、失礼はお許し下さい)と敬遠出来ないくらい、殆ど中国製。「日本製」を探すのが逆に大変なくらいかもしれません。

以前から思っていることなのですが、買う時は確かに安いに越したことは無い。しかしそれによって生産は人件費の安い海外へ〜日本の生産業は衰退〜失業者が増える又は給料が減る〜更に安いものへ〜なんて悪循環に入っているようで危機感を抱いているのは私だけでしょうか?難しい問題ですが。

さて、元に戻ります…さぞ新品の使い心地はいいんでしょうねぇ〜!!ではでは…
shibaさん  2007年06月08日 22:39
国内の衰退に関しては全く同感です。
私たち消費者が安いものを買って得をしたと満足しているうちに、じわじわと自分の頸を絞めているのでしょうね。
海外に拠点を移さない企業でも、リストラによって失業者を増やせば、国内消費が低迷して買う人が少なくなります。
抜け出すにはどうしたらいいのでしょう。個人の意識改革というのは難しそうですし。自分・自社のことしか見えないようにさせる、余裕のない世の中なのです。

なお、品質が向上したといわれる中国製品ですが、モラルなどで問題を多数抱えているようです。今日の新聞にもコワいことが載っていました。北京オリンピックにはお弁当持参で行くのがよろしいか。

PS:アイロンはまだ使っていません。しわくちゃで事足りる衣生活。
ルノさん  2007年06月10日 17:31
今日、約50年前のアイロンを見せてもらう機会がありました。「重たい」「取っ手が木製」…業務用で使用されていたらしく、作りもしっかりしていました。まだ使えるようです。現在は樹脂製品が溢れていますが「取っ手が木製」ってのに何か温かさを感じました。逆に樹脂は一切使われていません。いろいろ持ち主と話していると「とにかく重たいから処分したいけど、どこで捨てたらいい?」と。「捨てちゃうならちょうだい」なんてあっさりもらってきてしまいました。「アンティーク」としていいか?などと思いまして…(汗)

危機感を抱いているのは私だけではなかったんですねぇ。まわりの人に話しても何だか空気銃を撃っているような反応しかなく…殆どの人達は目先しか見ていないのか?結論的にはルノさんがおっしゃってみえたように「自分しか…」ということになるんでしょうね。

コピー商品は金銭的被害ですが、食品は怖いですねぇ。レトルト食品を買い込んで中国へGO!う〜ん何だか旅行へ行く気分じゃないね。

何でも今度はディズニーとUSJを合体させたような遊園地が今秋に完成だとか?おいおい!?大丈夫なのかねぇ〜??
shibaさん  2007年06月12日 18:40
50年前・・・それは骨董的値打ちがありそうです。
昔の製品の中には丈夫で実用的なものがたくさんあると聞きます。今の製品はマイコンなどを組み込んで便利ではあるけど、壊れやすいんですよね。
ウェブで知り合ったとある人は、いまだに足踏みミシンを愛用していて、足が疲れるとぼやきつつも素晴らしい人形や手芸作品を生み出しています。

どこのパークか忘れましたが、キティちゃんやドラえもんに似たキャラクターが撤去されたと聞きました。
中国政府はあれやこれやとイメージアップに躍起です。儒教の国ですから、本来は恥を知っているはずですけど、上層部は腐敗しているし、教育が行き届くには時間がかかるのでしょう。

中国の発展ぶりを、高度成長期の日本を見るようだと言う人もいますが、ものづくりに対する情熱や自負心はレベルが違うのではないでしょうか。確かに公害病なども多発しましたが、一般人の改善精神や勤勉さ、向上心など、かの国とは比較にならないと思います。
にしても、今や日本のモラルは地に落ちてしまいました。
かつて中国からいろんなことを学んだように、今も良かれ悪しかれ学ぶべきことは多いのに、慢心のせいで先が見えないのではないでしょうか。他国を征服する手段は武力だけではありません。隣国にのっとられて気づいても手遅れです。
ルノさん  2007年06月13日 19:57
確かに昔の製品は頑丈で中は単純ってのが多かったですね。現在の製品はルノさんがおっしゃるとおりで複雑化されて、部品点数が多い分壊れやすいという事になるんでしょう。

足踏みミシン…懐かしいねぇ〜子供の頃、雑巾ぐらいはそれで縫ったっけ?それ以上の進展は全くありませんでしたが(笑)。欠点は場所をとる事!流石に今はもうありません…。

中国のテーマパークにはかつて(今も?)キティちゃん、ドラえもん、そしてディズニーキャラクターそっくりさんもいましたよ!(汗)。

最後については全くその通りですね。日本も上の人間達は…?はぁ〜絶句。
shibaさん  2007年06月16日 23:08
このところ日本人のモラル低下は広範囲に及んでいますね。他国を批判する資格などありません。貧すれば鈍すといいますが、経済的に余裕がないと論理的判断力が低下し心がすさむのでしょう。とか言いつつ、よその先進国でも見習いたいほどの立派な国は見当たらず・・・地球の未来はCRY。
ルノさん  2007年06月22日 23:07
>地球の未来はCRY。
うーん、日本語の響きと本来の意味と妙にコラボして思えるねぇ〜。いやいや、なかなかの表現力ですぞ!これは…!!

そう、アイロンは絶好調ですか?(笑)
shibaさん  2007年06月25日 22:05
ア、アイロンはですねー、小さいわりにしわが良く伸びるし、値段分の働きはしていると思います。・・・。
ルノさん  2007年07月05日 09:13
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