衝撃を与えないよう、近くに生えていた蕗の葉数枚でふわっとくるみ、箱に入れてそーっと運んだのです。
帰り着いたのは夜で、枝は植木鉢に挿し、蕗はそこらに放置。
翌朝、サナギのようすを見て、ギャー。
蟻と小さな蝿(ともに2、3ミリくらい)がびっしりたかっていたのです。
危うし、サナギ。焦っても時すでに遅し。すっかり食い荒らされていました。
ちらっと見には変わりなかったけど、小さな穴が開いて(目のような黒い点がそうです)中はカラカラ。なんだか申し訳ない気分。

こいつら、いったいどこから湧いて出たんだ?
どうやら蕗の葉にくっついて運ばれてきたようです。夜のうちに気づかなかったのは、葉の陰でおとなしくしていたからでしょう。
蕗はベランダに捨て、じゅうたんを這い回るアリや網戸にとまった小バエを掃除機で吸い込みました。ソファの裏とかにも分散していたらしく、吸っても吸っても次々に現れてタイヘン。
小さい虫は掃除機に吸われると風圧で死ぬそうです。ベランダに逃げたアリも、電車に乗って巣に戻るわけにもいかず、もはや生きてゆけないに違いありません。天罰ぢぁー。
思い返せば、枝を折る前にじっくり観察したわけではないので、もしかしたらすでに小虫がたかっていたのかもしれません。
そもそも蝶のさなぎが成虫になる比率は非常に低いんだとか。物の本によれば、夏のモンシロチョウは9割がコマユバチなど寄生蜂の餌食となるそうです。ひらひら飛びかう蝶ちょさんは厳しい環境を生き抜いてきたエリートなのですよ。
・・・と、言い訳と慰めもむなしく響く。
そして天罰はこっちにも。
どうやらお客さんはアリとハエだけではなかったのでした。
それと前後して、手足の十数箇所に虫刺されができ、かゆいのなんのって。なんの虫か知らないけど、姿が見えないだけにブキミ。
燻煙殺虫剤を使おうかと思ったほど。
蚊に刺された跡と違って、中央が固く盛り上がった赤い発疹になって、1週間以上過ぎてもまだかゆい。
あんまりひどいひとつは、とうとう自分で針を刺して中の液体を出しました。針は水洗いしただけ。たまたまそこにトゲが刺さったと思えば、針のほうがずっと清潔。トゲなんて消毒してから刺さってくれるもんじゃないですからね(と、たくまし〜)。
かゆみは引いたけど、翌日さらに水がたまって膨らんでしまった。ふぇーん。こんな足ではスカートはけません。
虫とかかわるのはもうコリゴリです。
とかなんとかぼやきつつ、買い物などで出かけるたびに川岸や草むらに立ち寄って、被写体になりそうな虫を探しています。
先日個人のお宅の半地下にある草ぼうぼうの駐車場を覗いたら、カラフルできれいな虫がちらっと視野に入りました。が、やぶ蚊の猛攻にいったん退散。ハンミョウかもしれない(はたしてこんな街なかに生息しているものだろうか?)と、数日後に厚着して出直したけど、発見できず。
虫って一か所に単独で生きられるものではないから、同じ場所で待っていればたいてい同種に出会えると思うんですけど。
シオカラトンボ? 神社の池付近で休憩中。
針はライターかマッチであぶれば完璧に消毒できます。煤は無害だし。お大事に・・・
うちにはライターもマッチもないのです。蚊取り線香型の電気コンロがあるだけで。
やっぱりバルサンかダニアースか買ってこよう・・・。