2012年05月28日

呑気な話

腹式呼吸というものが、ちょっとした謎でした。
息を吸うときはおなかをふくらませ、吐くときは引っ込めるんでしょ。吸った空気は肺に入るのであって、おなかに行くわけではないはず。もし腹腔内に外気が入り込めば、いささかヤバいことになってしまいます。

漏れ聞いたところでは、おなかをふくらませると横隔膜が下がり、その分肺の容積が大きくなってたくさんの空気を吸えるのだと。体内では内臓の移動が行われるわけですね。

が、待てよ。
息を吸わなくとも、いや、吐きながらでさえ、おなかをふくらますことは可能です。逆に、息を吸いながらおなかをへこませることだって難しくはありません。
その矛盾した状態において、体内ではどんな変化が起きているのでしょう。やっぱり謎だ。

腹の中はよくわからないので、今度は顔で実験。
口を閉じたまま頬をふくらませたとき、ホッペにはどこから空気が来たのでしょう。たぶん肺と思われます。肺の空気は減ったはずなのに、胸やおなかがへこんだりはしません。

その空気を吐き出して、またふくらませます。これを数回、全く息を吸うことなしに繰り返すと、しまいには苦しくなりますが、けっこう長く続けられます。そのとき肺の中は空っぽなのでしょうか。
(こんなことを大真面目でやってる私って、よっぽどヒマ人なんでしょうね。)

では、ホッペの空気を吐かずに飲み込んでみます。肺に戻るなら問題はないでしょうが、胃に行くような気もします。

「呑気症」別名「空気嚥下症」という、一種の病気がありまして、無意識のうちに大量の空気を胃の中に飲み込んでしまい、ゲップや腹部膨満感などの不快な症状が起きるとか。原因はストレスだといわれます。

我が国は食料自給率は異様に低いのに、食べ物があふれています。食べ過ぎ飲みすぎで病気になる人があとを絶ちません。
食べ過ぎは万病の元だと、やたら叩かれています。腹八分目どころか、六分目がちょうどいい、1日2食、いや1食でじゅうぶんだ、などとかまびすしいようです。
国中の人が腹八分目を実行したら、医療費が抑制され、経済は大発展・・・などと主張する人もいますが、そううまくはいかないでしょう。無駄と飽食が景気を支えている一面もありますから。

世界は広いもので、単なる少食の域にとどまらず、1日に青汁1杯だけとかビスケット数枚だけ食べて長年健康に生きている人々が存在するとか。元気なんだから、他人がとやかく言うことではありませんが、人生つまんないんじゃないかと気になってしまいます。

ところで私、腹八分目の感覚がどうもわからないのです。
特に最近、少し(たとえばほうれん草のごま和え一皿)食べただけでおなかいっぱいになってしまいます。
胃が小さくなったと喜ぶのは早計です。満腹と満足は違います。おなかは妙にふくらむけど、脳は不平たらたら、もっと食えもっと食えと指令を出します。満腹でも食べれば食べるだけ入ってしまうのがコワい。

もしかしたら、満腹ではなく、腹部膨満感なのかも。そういえばストレス多いしねえ・・・。
人間、唾液を飲み込むときにも多少の空気を送り込んでいるそうです。ガムを噛むのも同様。そういえばよくガム噛んでるし・・・と思って、ガムをやめたけど、改善の気配はありません。

とはいえ、実際に呑気症になった人々の悩みはかなり深刻らしく、膨満感以外にさしたる症状のない私が該当するとは思えません。

結局のところ、ハラについた脂肪が胃を圧迫しているだけなのかも。皮下脂肪なら下腹部にたまるから、メタボの元凶である内臓脂肪のおそれもあります。
中性脂肪値が高いと警告を受けたこともあるし、真剣に「脱お菓子」を考えなきゃ。
投稿者:ルノ 16:13 | コメント(0) | トラバ(0) | 美容と健康
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