2012年05月31日

内他律人体

腹式呼吸は自律神経を整える数少ない方法のひとつだといわれています。
「整える」の意味はよくわからないのですが、本来意識的にどうこうすることのできない「自律神経」というものを多少コントロールするのだとか。

内臓や血液の働きをつかさどる自律神経は、交感神経と副交感神経という相反する系統に分かれていまして、仕事に励むときや恋愛に燃えるときなどには交感神経が働き、ゆったりと休憩中は副交感神経優位の状態になります。現代社会はストレスに満ちあふれていて、副交感神経の出る幕が非常に少ない・・・ので、その状態を改善するという話。
もっとも、家の中で1日中だらだら過ごせば、副交感神経が働きっぱなしで、かえって健康を損ねます。適度にバランスをとってリズムのある生活を送るべきなのです。

ストレスは根本的な原因を解決せずとも、一時的に軽減することができます。ヤケ酒やヤケ食いなどがその例。
そういうのは結局後悔のタネになるから、お金もかからず健康増進に役立つ腹式呼吸で同じ効果を得られるなら、それがベストでしょう(でも、ヤケ食いしたいのが人間心理だったりして)。

ほかに副交感神経に働きかけてリラックスする方法として、「爪もみ」や「自律訓練法」などがあると聞きます。

私は寝る前の儀式として、腹式呼吸数回、両手の爪もみ、自律訓練法の順序で行おうとしているのですが、爪もみまで行かなかったり、爪をもんでいる途中で意識不明になるのが常です。こんなに寝つきがいいのに、夜中に何度か目が覚めてしまうのは、なんだかフマンだなあ。

心臓の拍動を自力で止めることは通常不可能です(ヨガの行者にできる人がいるそうだけど、怪しいもんだ)。心臓は自律神経に支配されているからです。
一方、呼吸はある程度コントロールできます。確かに、火事場で煙にまかれたときなど、肺が勝手に息を吸ってしまったらたいへんです。呼吸停止は心臓停止よりも長く耐えられるから、人体はうまくできているのですね。

自分の内臓を意識的に動かせないことは、いちおう納得します。
人体にはほかにも、動かせてよさそうなのに動かしにくいものがあります。

『奥様は魔女』の女優さんが鼻をピクピクできなかったとしてもあれほどのヒット作になったかどうかは不明です。
鼻を動かせる人はめったにいないようですが、耳なら時おり見かけます。

ところで『ほんとうは治る防げる目の病気』(山口康三著)は、当書店で一番売れている本です(いつからおめは本屋になっただ?)。
先般読み返したところ、おもしろい記述を見つけました。耳を動かそうと毎日訓練していれば、ある日突然動くようになる、と。

ほう、そうなのか。ならばやってみよう。と、せっせと耳を動かす練習をしましたが、いっこうに成果が出ず、もっか中断しています。思い出したときに試したり、指たぶをぐるぐる回したりなどする程度です。

耳を動かせたら、どんないいことがあるのかって?
まあ、ちょっと鏡の前で、耳をつまんで上後方に引っ張ってごらんなさい。ホッペの皮がわずかに引っ張られて、フェイスラインがシャープになったみたいですよね。
耳を自由に動かせるようになれば、手を使わずとも、常に耳さんに自力で引っ張ってもらって、たるみを解消できる(はず)じゃありませんか。
こんなしょーもないことを考えている私って・・・。

世の中には、動かそうとしていないのに手足や筋肉が動いてしまったり、言うつもりがないのに口がひわいな言葉を発したりする難儀な病気に悩まされる人々もいるとか。普通の動きの範囲内で満足しておくのが無難ではあります。
投稿者:ルノ 16:41 | コメント(0) | トラバ(0) | 美容と健康
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