芋虫と青虫は別物なのか。
事典によれば、蝶や蛾の幼虫で、毛がなくボディが太いものを芋虫、緑色のものを青虫と呼ぶのだと。きっちりした定義はなく、見た目で判断しているようです。蛾のほうが太めだし、芋虫の代表は蚕です。
お芋のような形だから、ではなく、昔は芋の葉を食べると思われていたゆえの命名だそうです。
毛が生えていたら、色、形にこだわらず毛虫です。
英語ではどれもcaterpillarです。
江戸川乱歩の短編『芋虫』は、戦争で手足を失った男の話です(グロテスクだが感動的と言う人も)。
とはいえイモムシにはちゃんと足があるのですよ。蛆虫にはないけど。
昆虫の足は6本です。芋虫の足は前方に3対、おなかに4対、しっぽのあたりに1対くらいが標準のようです。ボディは13節。後ろのほうの腹脚と尾脚は成虫になったら消えます(ちょっとうろ覚え)。
芋虫の中には大きな目玉をもつものがいます。あれは本物の目ではなく、敵を威嚇するための模様です。親になっても翅に目玉模様があるものが多いですよね。大きな鳥に対してどの程度効果があるか疑問ですが。
蝶は美しいし、花粉の媒介に貢献しますが、幼虫は人間にとって野菜や果樹を荒らす害虫です。
動けない植物だからって、ただ虫にやられっぱなしかというと、それなりに防衛策を講じてきました。毒を蓄えたり、刺激性の物質を出したり。
かたや昆虫側も負けていません。毒に強い体になり、しかも体内に貯めた毒物のおかげで鳥の餌となることを防ぐという一石二鳥の進化を果たした蝶もいます。さらにはその毒蝶に外観だけ似せて防衛する蝶もいるのです。
人間としては、野菜や果物に毒が含まれたら困ります。ので、せっせと毒(農薬)を振りかけたりして。
植物の中には、虫にかじられたらある種のホルモンを出すものがあるそうです。それをキャッチする寄生蜂がいて、さっそく飛んできて幼虫に卵を産みつけるわけ。
植物も動物も必死で生きているのです。
フェルトでイモムシのぬいぐるみを作ろうと思ったとき、漠然と頭に浮かんだのは、ダンゴが並んだようなフォーム。実際はそんなにコロコロしてはいないんですねえ。

おツムに赤いリボンをつけて。Cata cata cata caterpillar girl.
>芋虫と青虫は別物なのか
なるほどぉ、勉強になりました。英語ではcaterpillar。うーむ私はまず建設機械を想像してしまう(汗)。
虫と植物の関係にも「なるほど」です。イモムシちゃんもかわいいですね!荒らすこともないし…(笑)。
> うーむ私はまず建設機械を想像してしまう
キャタピラー三菱とか? トラクターとか戦車もそうですねえ。アメリカのキャタピラー社が作っていたとか。イモムシにヒントを得たのでしょうか。
こんにちは、impです
みなさまはじめまして
名曲の誘いにKEYを叩いています
曲はLOVE SONGの紹介が多いですが
「薬から開放された自分」の訳に1票です
帯輪キャタは芋虫と動く様子が似ているからついた名称ですが構造のヒントになったかは?
我がシャではキャタではなくクローラと言いますが知名度はないです
それでは。
YESTERDAY I GOT SO OLD♪
実はこのページ、impさん(のようなかた)へのラブレターだったのです。と、わけわからんことを口走るルノであった。ラヴソングもアシッドソングも名曲は名曲、そうでないのはそうでない。
クローラですか。くるくる・・・のクローラ。それも形態を表わしているわけですね。そういえば「イモムシだって向きを変える」というような英語のことわざがあったような気がして探したのですが、キャタじゃなくてwormでした。A worm will turn. このturnは「反撃する」という意味だとか。
私のturnですね
いつもは変化球なのに直球投げてきたのでうろたえてます、
新顔には厳しい洗礼、ラブレターだったとは。
再読する、考えてみる、あれこれ調べる・・・・・そんな時間はとても幸せ
で、Moon Crawlerを見つけました、この場にぴったり
worm,caterpillar,小さな生物といえば
「the work」のシングルジャケット
凄い3匹になってしまった
There's no cure for a fool.です。
Moon Crawler・・・クモみたいな長い足で歩き回る機械をイメージしてしまいます。旧人類なもので。ウェブではクローラーもスパイダーも同じような機能ですし。
> 「the work」の
についてはよくわかりませんが・・・。
ふと思い出したけど、シドバレットのジャケットにも虫がいろいろありました。
明瞭に書きます
MoonCrawlerは月面探査機で
アポロに積まれたアルミ箔で覆われた機械
私の意味は
「ルナさんのお庭を這い回る赤ん坊」です
子供の頃見たアポロの着陸の様な
楽しみなブログなもので、書きました
凄い3匹はぐろてすくな絵図なんでやっぱり
説明は止めときますです
反省・・・では
まあとにかく、ぐろっぽいのも夜ならまともに見えたり、夜更けにメールやブログを書くと意図せぬ内容になって翌日後悔したり・・・。
同様の傾向を自覚している人はけっこういるらしいと知って、ちょっと安心したのではありますが。あ、真夜中にかかりそう。
テープ、LP、CDそしてSACDまでも
「鬱」も「対」もまだもってないのに
素直に「狂気」と書けば良いのですが疲れる男です
掃除屋がいない国で3匹が大活躍している
その姿に嫌悪する自分
(「ブリキの太鼓」がぐろいの正体です)
薬に頼らない身体が一番楽なんですがすぐ頼る
わかっちゃいるけど止められない
最近のロバートの「僕君ソング」を
「the cureの自分を止めたいのにやめられない」
そんな勝手な解釈して聞いてます。
。最近の曲は知らないんですけど(4年ごとなら、次は来年?)、以前曲名を調べるためにリリックスのページをチェックしていたら、古いの中で「君になりたい」とか「なぜ僕は君じゃないんだろう」みたいなフレーズが、ちょっと印象的でした。そんな考え方をする人って、あまりいないんじゃないかと。
「太鼓」はギュンター・グラスで
3歳の子供が人間の醜さを知り成長を止め、
ガン泣きで硝子を破壊する反戦話なんですが
D・シルビアンも「うまくいかない時物云う太鼓」だから同じか・・・
醜さを感じるのは創られた、成長の過程での価値観だと思い
「3歳児に解ってたまるか!」と書くと話がずれますので止めて
解っちゃいるが止まらない生理反応の例題に使いました
Metamorphosisですか、流石、うまいな〜
変身願望なければあの話も生まれなかったのかな?
私は自分が一番可愛いく、殻に閉じこもってます。
そういえば、前回「ブリキの太鼓」を検索したとき、関連語句にJapanが出たもので、アマゾンで眺めたりしまして、でもどうもピンときませんでした。
更にそういえば、以前「ロック界の美形が思い浮かばない」とか書いたことがありましたが、シルヴィアンくらい思い出せーと今ごろつっこんでる。あ、ともあれ、ジャパンの音楽はほとんど聴いたことがなく・・・日本でビッグな人々は正当に評価されない傾向があったようですね。