"Can you 〜 ?"という構文は「あなたは〜できますか?」という意味ですが、通常は「〜してもらえますか」の意味で使われます。もっと丁寧にしたければ"Could you 〜 ?"、さらには"Could you please 〜 ?"となるわけです。
では本当に「能力」「可能性」を尋ねるときにはどうするか。
同じく"Can you 〜 ?"でいいのです。"Can you speak English?"を「英語を話してもらえますか」とだけ受け取るケースは少ないでしょう。
可能と依頼の区別はその場の雰囲気や文章の流れから推定するしかありません。
日本語においても「できますか」の問いは、しばしば依頼を含むし、どうかしたら「やれるもんならやってみろ」との挑発だったりして、経験から判断しますよね。
そんなこと誰でもご存じでしょうが、私はニュアンスを解さないヒネクレ者だから、キャンユー構文はすべて『能力の可否』と断定します。
「ビルの十階から飛び下りることはできますか?」「もちろんできます」
「初めまして、ルノさん。私はとっても貧乏なのです。3000円送っていただくことは可能でしょうか?」「可能です」
人間、できることをすべてするわけじゃない。訊くだけ無駄なこった。
ついに宣言しました。
Never ask me "Can you?" or "Could you?". I hate it.
というのも、私の質問掲示板にはあまりに多くのCan you文が飛び交って、私を苛立たせたからです。
どうしても尋ねたい人のために、「代わりに"Are you able to"を使ってよろしい」と付け加えました。
そのせいかCan you文は減ったのですが、律儀に"Will you be able to ...?"などと書いてくる人もいて、効果のほどは不明です。
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