2006年05月01日

牛乳は子牛の飲み物

牛乳が生産過剰で、一部は廃棄されているそうです。もったいない。

牛乳が敬遠されるのは、太るとかまずいとか生臭いとかおなかをこわすとか、いろんな理由があるようですが、少なくとも糖分入りの清涼飲料水よりは健康的な飲み物です。
しかも牛乳は、多くの犠牲の上に作られている貴重な食品なのですよ。

乳牛の牝牛が成長すると年中乳搾りができると思っていませんか?

哺乳類が乳を出すのは自分が産んだ赤ん坊に与えるためです。それが自然の摂理。
乳牛も同じです。出産後しか乳は出ません。生まれた子牛は生後5、6日は母親の乳を飲ませられ(法の規定)、以後は代用食で育てられます。1か月過ぎたら母牛は次の子種を植えつけられ、妊娠中も搾乳されるわけです。胎児が大きくなってきたらちょっと休養させ、出産後は6日経ったら搾乳。そうやって数回出産したらガタが来て引退するとか。肉になるのかしら?

捨てるくらいなら本来の権利者である子牛に返せばいいのに・・・そうできないのが、硬直した生産加工システムの哀しさ。

乳の専門家である乳牛でさえ、ろくに母乳を飲まずとも立派に成長して乳を出します。
お乳が出ないと悩む新米お母さん、人間だって粉ミルクでじゅうぶん育つんです。母乳を飲ませなきゃダメじゃないの、とお姑さんにギャンギャン言われても、フンと鼻であしらいましょう。とはいえ、人間の乳児に牛の生乳を与えるのは問題があるそうです。

「牛乳は子牛の飲み物だから人間が飲むべきではない」と主張する人々がいます。
牛乳で腹下しを起こす人は、中年男性に多いようです。赤ん坊は乳糖を分解する酵素を持っていますが、大人になると減るのです。DNAは大人が乳を飲むなんて想定していなかったのでしょう。

しかし・・・牛乳が人間の飲み物ではないと言うなら、いったいこの世の何が人間のための食物なのでしょう。どんな動物も植物も、人間に食べられようと思って生の営みを続けているわけではありません。人間が(というか、強者が)勝手に奪い、飲み食いしているだけです。

人間のための食物のみを求める人は、ソイレント・グリーンでも食べていなさい。
投稿者:ルノ 13:53 | コメント(0) | トラバ(0) | 美容と健康
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