ABC移転から10日余り、何年かぶりにヤフーディレクトリをのぞくと変更されていました。引っ越しセンサーが装備されているわけではないでしょうけど。
しかし、よけいなwwwがついているではないか。
http://abc-abc.net → http://www.abc-abc.net
時たま耳にしてはいました、ヤフーはwwwに執着するんだと。
ヤフーにwww付きで登録されてしまったので、それまでwwwなしだったのを泣く泣くwwwありに統一し、他のリンク先に変更を依頼したという笑えない(笑える)話も。それくらいヤフーディレクトリの力は強大なのである(らしい)。うちなんか2日に1件来るか来ないか程度だが。人は来なくても、ロボットが来るのでないがしろにできないのです。
wwwがあろうとなかろうと、通常は同じコンテンツを閲覧できます。wwwのあとのドットを取って文字を詰めてもちゃんと見えるサーバもあります。
が、アドレスが別物なのでコンピュータは違うページとして認識し、ブラウザに格納されるキャッシュも別です。
wwwのあるなしが混在して広まると、サイトの力が無用に薄まってしまうのです。検索する側では同一ページが幾つも出てきて非効率だし、検索される側では上位に行けずアクセスが落ちる。
というSEOの見地からwwwの有無を統一しろ・・・と巷では言われております。
が、ダイヤルアップの私としては、省エネの観点からアドレスは統一すべきと主張します。
なくても済むものをわざわざくっつけるのは究極の無駄。それでページが倍増して、各検索エンジンはサーバー増設を迫られるんです。
一番の問題は、wwwがあってもなくても同じ内容のページが見えるというシステムです。ほかにも『~(チルダ)』と『%7E』の混乱なども困りものです。
むろんサイト管理人が明記しているアドレスと違うものでリンクする行為も意地が悪い。リンクフリー精神を標榜する立場からは、マナー違反かどうかの判断は悩むところですが。
とりあえずURL変更依頼を出したけど、気休めにさえならず、自力でなんとかするきゃない。大急ぎでhtaccess(エイチティアクセス)のお勉強を始めたのでした。
これまで.htaccessなるものに関心を持ったことはありませんでした。私にとっては「htaccess=アクセス拒否」という印象で、無縁の存在だったのです。ドットで始まる異様なファイル名は「触らぬ神に祟りなし」と思わせちゃうし。
wwwの有無を統一する・・・つまりwwwありのアドレスへ来た人をwwwなしのアドレスへ飛ばす、またはその逆をおこなうには、.htaccessというファイルを作り、3行程度の文章(コマンド)を書いて、当該ページがあるディレクトリに置けばよいのです。ただしサーバーによっては制限があります。
Web上にはそれを解説したページが幾つもありますが、幾つも見てしまったのが迷いの元で、皆さんそれぞれビミョ〜に細部の記述が違うのです。
ええい、ままよ。いつだって見よう見まねでテキトーにやってきたんだ。ひとつ選んで設置し、試したらOKでした。
文法にうるさいと言われるわりに、htaccessさんはけっこう融通が利くのですね。どこかのページには、バイナリモードで転送してはダメとあったけど、内容が簡単なせいか大丈夫みたい。
私が書いたのは次のようなものです。(注:視覚の都合上全角文字が混ざっていますが、すべて半角でお書きください)
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} www¥.abc-abc¥.net [NC]
RewriteRule .* http://abc-abc.net%{REQUEST_URI} [L,R=301]
とはいえ、自分の環境ではちゃんとなってても、他人にはどうかわからないって危惧は、ページでも画像でも、なんにでもつきまといます。
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