2006年06月19日

盗泉の水を飲まず

『渇しても盗泉の水を飲まず』とのたまったのは孔子先生です。「どんなに困窮しても不正はしない」と解されております。貧しさに負けてつい盗みをやらかす小人の弱さを引き合いに出した『貧盗恋歌』とは逆のパターンです。
が、私に言わせれば「変な名前をつけるな」ってことじゃないのかしらん。孔子は『盗』の字が気に食わなかっただけなのです。どんなに清らかでおいしい水でも、名前が悪ければエライ人に忌み嫌われるのです。

『名は体を表す』と言います。
たとえば我が子に『悪魔』と命名するのは堕地獄の非行というわけです。個人的には、行政や他人が口出しするのはお節介だと思うんですが。
変な名をつけられた子供は苦難の道を歩むだろうが、だからって人の痛みを理解できる人間に成長するものでもないことは、姑にいびられた嫁が自分の嫁をいびり、虐待された子は長じて自分の子を虐待するという事実が証明しています。世をすねて親を恨み、引きこもったり家庭内暴力に及んだりして、結局は親が報いを受けるのです。

同様に、我が子も同然の存在であるウェブサイトのタイトルをぞんざいにつけると、苦労するのは命名者であるオーナーです。
私が「誰かこのブログをリンクして〜」と懇願したら、孔子ほどケッペキでなくても、自分のページに『貧盗』なんて言葉を置いて品格落とすのはやだーと渋る人もおりましょう。

なので私は、よほど気心が知れない限りトラックバックはいたしません。

以上は前置き。ここからが本題です。

トラックバックスパムかどうかを判断するのに、わざわざ先様まで出向くことは稀です。タイトルが気に入らなければ即時削除。コメントも名前がひどければアウトです。
私には私流の美学があります。『貧盗恋歌』のあるかなきかの品格をさらに傷つける語句を置きたくないのは当然でしょう。
『盗』よりも劣る言葉って・・・・・・・・・・・・おわかりですね?



付記(060925):
その後トラックバックスパムが増えまして、無心にポコポコ削除していたら、ぜーんぶ消えてしまいました。もしまじめにTBしていたつもりのかたがいらっしゃいましたらお詫びします。

付記2(060930):
トラックバック自体も増えまして、タイトルだけで判断することが難しいケースも出てきました。TB元を拝見して、たとえテーマが共通していたとしても宣伝目的と判断されるものは削除の方向で検討いたします。何が判断基準になるかって? うちよりも広告が少なければ、まず大丈夫でしょう。
投稿者:ルノ 20:23 | コメント(2) | トラバ(0) | ブログ論
この記事へのコメント
「品格とは」で検索してみたら、“品格とは美学であり、美学とはやせ我慢であり、やせ我慢とは遊び心である”旨を語っている本があるようです。

「体が名をつくる」と嘯いて(?)いる私の遊び心では、「貧盗恋歌」のネーミングは、むしろ積極的にリンクしたいタイトルです。まあ、私のブログ(か?)はTBはご遠慮いただく設定にしていますけど‥。

ところで、野球は、当たり前のように、盗んだり刺したり殺したり死んだりする競技です。野球規則10.03(d)【注】には、次のように記載されています。

--------
不正位打者が走者となって出塁した後アピールがあって、正位打者がアウトの宣告を受けたときは、捕手に刺殺を与え、正位打者には打数1を記録する。従って、不正位打者がセーフとなった記録は抹殺する。
--------

「刺殺」はそういう用語なのですが、文末で「抹殺」を使った理由がよくわかりません。私の美学ではNGです。普通に「抹消」でいいはずです。

以上は前置き、ここからが本題です(えっ?)。

まだ旧サイト名、旧URLで残っているリンクがありますが、そのうち!直しますね。はい。
篠原さん  2006年06月23日 18:43
つまり遊び心は品格なのですね。

リンクありがとうございます。
また気まぐれの引っ越でご迷惑をおかけしました。

> 文末で「抹殺」を使った理由がよくわかりません。

ひところ流行りませんでした? 「ピザ、ピザ、ピザ・・・」と10回言わせ、「じゃあこれは何?」と自分のひじを指す、っての。

「刺す」だの「殺す」だのと書いているうちに心がとげとげしくなって、つい同類語を選んだのでしょうか。
いい大人でさえそうならば、青少年を犯罪に走らせるから殺人・暴力ゲームを規制しようという論理にも納得です。
Runoさん  2006年06月24日 10:02
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