2007年11月02日

PR狂想曲

値上げラッシュの秋。
だというのに、ページランクはまたまた下がってしまいました。

今や我がサイトで4を保っているのは、8月に新設して引っ越した某英語版くらいです。これは被・発リンクともに少ないので法則がつかめず、ランクを上げるための方策はもはや手詰まり状態。
思い切って縦横無尽のリンクを取っ払おうか。

今回のランク切り下げは、有料リンク(テキストリンク広告ともいう)を設置している高ランクの人気サイトやブログが狙い撃ちにされたということで、世界中で話題の的。かねてよりグーグルは、密告フォームを設けたり、リンク販売行為に警告を発していて、そのペナルティが目に見える形で現れたと受け止められているようです。

ページランクの数値と検索結果の順位とが連動しないことはすでに常識で、ランクが下がったとてリンク取引当事者の双方に実質的損害は見られないと聞きます。
とはいえ、それは現時点での観察であって、今後ペナルティ続編が次々と発動されない保証はありません。それはいかに有料リンクを見破るかというテクニックにかかっているのですが。

さして人気のない、あるいは低ランクページでも、有料リンクのお呼びがかかることはあるらしく、身に覚えのあるウェブマスターは、これ以上さびれたらどうしようと戦々兢々、だったりして(他人事?)。

また有料リンク設置先を探す業者などはページランクをひとつの目安にしていると思われるので、今後の方針を練り直す必要もありましょう。

グーグルだって罪深いと思いますよ。
そもそもウェブページの評価を10段階の数値で示すとは、なんと不遜な行為であったことか。創始者本人も当初はいいアイディアだと自負していたに違いなく、そのあざといまでの明確さが人々に支持されたのも事実です。
明確たってねえ、ページランク3と円周率3.1415...を比べたら、円周率のほうがよっぽど明確じゃありませんか。つまり根拠のある数字なのです。

それでもSEOをつつく人がページランクを妥当なものとして甘受したのは、個々の事例が曲がりなりにも納得のいくものだったからでしょう。基本方針は開示されていたので、ランクが売り買い可能と気づいた人々の間で札束が飛びかう事態になるのは予想されたはず。

ふと思ったのですが、有料リンクにお金を払う人(企業)は、むろんお金を得るのが目的です。ほんとうに費用分の効果が見込めるのでしょうか。
有料リンクに大金を投じて期待できる成果は、狙ったキーワードで上位表示されることのみ。アクセスが増えるとか、売上や利益が伸びることに直結するわけではないのです。

どうせお金を払うなら、広告を載せるのがオーソドックスだし、見た目もわかりやすい。
ただし広告はいかにも広告です。広告を嫌う人は無視します。

その点無料の検索エンジンで上位表示されると、実力があるように見えます。検索エンジンへの信頼がそのまま上位サイトへの信頼にシフトするのです。だからリンクを買う。コルセットや補整下着で締め上げるのはごまかしだから、脂肪吸引を選ぶ、みたいなもの?

お金を払ってまでリンクしてほしいサイトは、内容が充実していて評価が高いゆえにあちこちからリンクされ、ランクが高まったという歴史を持ちます。
自社サイトそのものを自力で充実させ、人にリンクしたいと思わせる濃い内容のものに仕立て上げれば、後ろ暗いリンク売買に手を染めずとも、同じ結果を得られるのに。たとえ回り道でもそれが王道。
要するにそういうノウハウを持たないから、手っ取り早くカネで解決・・・となるんでしょうね。

しかし、サイトに魅力を付与するノウハウがないのは致命的ですよ。
いくらお金で検索結果を上げたって、検索してやってきた人が魅力のないサイトと取引する気になるでしょうか。
つまらないサイトが上のほうに来ていることへの不快感は、検索エンジンへの不信につながります。実際、有料登録サイトを優先するヤフーはそれで評価を落としています。お金で検索結果が左右されることをグーグルが恐れるのは当然です。
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投稿者:ルノ 23:54 | コメント(0) | トラバ(0) | ちょっとSEO
2007年09月27日

サラダ貯金日

ページタイトルをつけるに当たって、意味不明の語句や、内容と無関係な単なる語呂合わせを選ぶことが時々あります。

タイトルは検索の最重要項目です。それが不適切だと訪問者を惑わせたり不愉快にさせたりしかねません。本人にとっても、本来獲得すべきアクセスを逃すわけで、何のメリットもなーい。

「おつむてんてん」の意味を問われてもねえ・・・赤ちゃんや幼児をあやす言葉でしょ? 「おつーむ・てん・てん」と言いながら、おでこをつついたりするんでちゅ。
なお、おつむの「つむ」は、つむり(頭)の略だそうな。なぜ頭がつむりなの? それは丸いから。円(つぶら)→つぶり→つむりと変化したのです。余談でした。

ま、アクセス数がすべてじゃないし、たとえ適切に検索してやってきた人でさえ得るものはない趣味の産物なんだから、たまには遊んだってよかろうもん。
とへらへら構えていたら、ワードサラダというスパムの存在をこのごろ知りました。

ワードサラダとは、文法的には正しくても全く意味をなさない文章を指します。人気検索語を組み合わせて訪問者を呼び込むわけです。

キーワードを羅列するスパムは昔からありました。特にアダルト方面。
サーチエンジンが進化してそういった手法が通用しなくなったので、苦し紛れに助詞でつないだり語尾を活用させたり修飾語をはさんだりして、文法ミスのない文章にしたのが、ワードサラダの発端でしょう。
訪問者は無意味な文面に怒り、踵を返しますが、お土産にアフィリエイト味のクッキーなどを持ち帰ってしまうのです。

私自身は典型的なワードサラダページを実際に見たことはありません(日本語でも英語でも・・・というか、私にとって英文はすべてword saladだ)。
具体的な文例や詳細について興味をお持ちのかたは、自分で調べてみましょうね。

ワードサラダの古典は『手術台の上のミシンとこうもり傘』あたりじゃないかしらん。
出会いのこうもり傘は偶然に美しいミシンの上の手術台のようだ。にしてみよか。

つと、今後Gさんがワードサラダ追放キャンペーンを始めたら、自作の前衛詩を載せたり、人のを引用したらアブナイってこと?
心配には及びません。ポテトサラダかコールスローか判別できるほどコンピュータが賢くなるのはうんと先です。

クッキー嫌いの私に言わせれば、アフィリエイトプロバイダがしっかりしたシステムを構築すれば済む話なんだけどな。

一部ブログの機能に「タグクラウド」というものがあります。ページに関連したキーワードが重要度に応じて大小の文字で表わされ、雲みたいに固まっています。ページのジャンルや傾向が判断でき、同種のページに行けるらしいのだけど、私は使ったことがありません。
最初ワードサラダと聞いたとき、なんとなくそれを思い浮かべたのです。サラダボウルから言葉があふれているように見えませんか?

雑多なワードのてんこ盛りをサラダとは言い得ているようですが・・・。

一般にサラダ(salad)の語源は塩(salt)といわれます。野菜に塩を振って食べたのがサラダの始まり。
とあるサラダ料理本を見たら、語源は甲(かぶと)だと書かれていました。戦場で兵士たちがヘルメットをボウル代わりに野菜を食べたのだと。
日本語のサラダという言葉はフランス語のサラダ(salade)から来ているようです。
一方中世にはsaladeまたはsalletと呼ばれるかぶとがありました。語源は別らしいので、サラダ本は混同したのかもしれませんが、実際のところは知りません。

まあつまり、いろいろ取り合わせなくても一種類の野菜だけでじゅうぶんサラダになるのです。そんなわけでこの記事にはサラダを20個。しかもタイトルと内容が一致していますだよ。サラダを貯金したら腐るでしょうね。
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投稿者:ルノ 22:37 | コメント(4) | トラバ(0) | ちょっとSEO
2007年09月09日

無能な検索エンジン

それはズバリ、Googleです。
世間では、Yahooのほうがひどい、救いがたいという意見のほうが多いようですが。

そうやってグーグルとヤフーを引き比べることができる我々日本人はなんと幸せなのでしょう。
海外ではGoogleの一人勝ちで、選択の余地などありません。果てしなき闇の独裁社会であります。英語サイトを運営していると、身にしみます。

以前の記事で、Googleの言論弾圧を許すな、言葉狩りハンターイ、と息巻きましたが、もちろんその主張にはおかしな点がいっぱい。

ある特定のキーワードが問題だと言うが、それらで検索したら無数のページがリストされるではないか。サマリを見た限りでは、スゴイ言葉を羅列したページも上位にあって、うちのなんかあまりに可愛くて比較にならないくらい。
そもそも検索エンジンが一語一句に価値判断や意味づけをしていたら、コンピュータがパンクします。利用者の支持も失います。

広告表示において言葉が障害になるケースは理解できます。ページ内の語句を読み取り、自動的に関連性の高い広告を選んで配信するというシステムなので、ジャンルによっては何がしかの規制をかける必要はありましょう。
つまり広告表示とインデックス削除は別問題です。私も分けて対処したつもりです。

とはいうものの、Googleに対して根強い不信感をぬぐえないのは事実です。

かなり古くてうろ覚えですが、little girlというフレーズにフィルタがかかって、そういうタイトルやドメインが打撃を受けたという話を小耳にはさんだことがあるのですよ。アブナイ男たちにとってヨダレの源だとしても、あまりにありふれて普遍的な言葉だからちょっと呆れたものです。
真偽がどうなのか、詳細を調べたわけではないけど、自分が冷遇されてみると、それを思い出して、Gならやりかねんとうなずいたりもします。

ともあれ疑心暗鬼に陥って自サイト内の言葉狩りをおこなったのは、ウェブマスターたる私でした。
ただし、問題ありそうな言葉をせっせと排除した一番の理由は、検索がどうのインデックスがどうの以前に、あまり露骨な単語を置いておきたくないというものでした。(しかしま、世の中には、そうやって置き換えたへんてこな単語を使って検索する人々があとを絶たないんですねえ・・・ならば、セッ7ス、マダノレト、パンテ人、なんてのはどうでい)

キャッシュが消えた(インデックスから削除された)のに気づいたときは蒼ざめましたが、すべてのページをチェックしたわけではありません。この貧盗恋歌の中から20ページほど抜き出したら、キャッシュがないのは6枚ほど。かなりの高率ですよね。中には過去ログなど集合ページも。ほかのサイトは未チェックです。

キャッシュが消える原因は、サーバダウンが主なものです。さくらのブログは一時期非常に不安定な状況が続いていたので、改めて思い返せばしかたない面もあります。だとしても、いかにもヤヴァげなページばかり消えたままなのはなぜだ?

言葉狩りから数日経って、『パンティをはく男たち』がなぜか復活していましたが、ほかはさっぱり。
そうなったのは偶然のようにも見えます。

次の手段として、Googleサイトマップとやらを試みました。

サイトマップを登録して2週間後には、『ブラが小さい』や『完全なる性転換』なども徐々にインデックスされたのを確認しました。消えていた間にページランクもゼロに落ちたので、新規ページと同じスタートです。改めて上位を狙うには時間もかかりましょう。

それでも全部復活してよかったじゃないか。

全部かどうかは不明ですよ。その後また消えたかもしんないけど、何度も調べるヒマなどないし。

第一、サイトマップがなければクロールもキャッシュもしてやらんなんて、検索エンジンとしてのGoogleの無能ぶりを示すにほかなりません。

Googleサイトマップとは、サイト内の全頁の更新情報などを一覧表にしてGoogleに送ると、効率的にクロールしてくれるというものです。XMLファイルを特別の場所に置かねばならぬ(実際はそう厳密ではないかも)など、一般ウェブマスターには敷居が高いと聞いていたので、全く関心がありませんでした。
サイト内のリンク構造がきちんとしていれば、クローラはリンクをたどってページを見ることができるから、わざわざそんな手間を要求するのが異常なのです。
リンクの質と数がページの評価材料だと豪語し、インターネットに新たな価値観を植えつけた本人が、そのリンクを無視し、無料とはいえ特殊なツールに頼るなんて背信行為です。

ウェブ上には簡単にサイトマップを作れるプログラムも普及しているようですが、サイトマップの存在自体を知らないウェブマスターは多いことでしょう。
どんなに良いサイトでも、インデックスされなければ検索結果に上がってこないので、Google的には「存在しない」ことになります。このような不平等を放置する限り、Googleは無能です。

そりゃあ、YahooやMSNなら黙っていても全部インデックスしてくれるというわけではありません。実態はGoogleよりはるかにお粗末だと断言する人もいます。サイトマップという方法を選べるだけGは良心的という説も外れではない。
しかし世界一のシェアを誇るエンジンなのだから、基本動作であるクロール方法の改善を、プライバシーを侵害しかねない別のマップの開発よりも優先させたってよかろうにと思いますよ。
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投稿者:ルノ 23:45 | コメント(2) | トラバ(0) | ちょっとSEO