2010年11月08日

お勝手口は閉めましょう

わりとたくさんのホームページを運営しています。

その中で秘密にしておいた一群のサイトが流出してしまいました。
いや、別に、見られて恥ずかしいような内容ではありません。別のドメイン名でちゃんと公開しているので、そのURLではアクセスされたくないという事情なのです。
正規のドメインが表玄関なら、こちらは裏口みたいなもの。同一コンテンツにたどりつけるけど、ドアが違うのです。

具体的に文字を使って示します。
私が利用しているサーバーでは、abc-abc.netというドメインを取得すると、それに付随するサブドメインをいくつか持つことができます。サブドメインとは、zzz.abc-abc.netとかyyy.abc-abc.netなど、任意の文字を頭につけて分類するものです。仮にzzzというサブドメインを作ったとしましょう。
そしてabc-abc.netの下にxxxというサブディレクトリを作り、このabc-abc.net/xxx/はzzz.abc-abc.netであると紐づけすると、http://zzz.abc-abc.net/にアクセスしたときに、http://abc-abc.net/xxx/の中身が表示されるわけです。
なぜ紐づけるかといえば、サブドメインはサブディレクトリよりも数段カッコイイから・・・でしょうね。

むろんhttp://abc-abc.net/xxx/に直接行くこともできます。混乱を避けるために、xxxは慎重に隠しておく必要があります。

この隠しディレクトリがばれてしまったのです。
理由はわかりません。私自身が相対リンクなどでうっかり露出させた可能性もありますが、検証はできませんでした。
ちゃんと隠しておいても、知識のある人なら簡単に見つけ出せるようです(なんの得にもならないけど)。
誰かのURL入力ミスがたまたまヒットしたのかもしれません。ディレクトリ名が短くて推測しやすい文字列だったのは事実です。

気づいたのは1年以上前のことです。まずいなあ、なんとかしなきゃと思いつつも放置しているうちに、あちこちから善意のリンクを受け、検索結果では正規ページをさしおいて上に出てくるなど、バカにならない存在となってしまいました。
同一ページに複数のURLがついていると、検索エンジンはミラーサイトと同列視して、重複の片方を排除するということになるのでしょう。

ドアが多いほうが訪問者増加には役立つかもしれません。
しかしそれぞれの「ページ力」は分散されて弱まります。
「カッコ悪い」サブディレクトリがしゃしゃり出ることは、自己満足的美意識の観点からも気が滅入ります。

やっとこさ重い腰を上げて、対策に乗り出したのでした。

要はサブディレクトリに来た人をサブドメインに誘導すれば済むことで、.htaccessファイルにチョコチョコッと書き込むだけでしょ。
・・・で、そうしたんだけど、全く効果なし。ど、どうして?

焦って専門解説サイトなどを見回りまして、Condの記述を分けたり、一段上のディレクトリに置き直したり、いろいろ試したけどダメでした。
困り果てて、その日は中止。

思案するうちに、.htaccessで飛ばすだけでは根本的解決にならない、いっそ当該ディレクトリxxxを削除してしまえ・・・という気持ちに傾いてきました。

実際に削除まではしませんが、xxxのディレクトリ名をpppに変更し、別途作った空のディレクトリをxxxと名づけます。しかる後にpppとzzz.abc-abc.netを紐づけしなおすのです。
xxxへ来た人はファイルが存在しないというエラーに直面するので、お知らせページへ誘導。

作業はアクセスの特に少ない時間帯がよかろうと、朝4時半から行いましたが、あっという間に終了。
表示確認では取り立てて問題はないようでした。

その後落ち着いて.htaccessを見直したら、記述した「:」や「¥」が全角になっているのを発見。作動しないのは当然だあ。

実は.htaccessに初めて取り組んだとき、その内容を当ブログに投稿していました。それをコピペして修正したのですが、おおもとが全角混じりだったのです。見た目の都合だけでなく、自動リンクを防ぐためにそうしたのですが、自分で但し書きしているにもかかわらず、見落としちゃったんですねえ。アホアホ。

半角に直してアップしたけど、ほかにも間違いがあるらしく、うまくいきませんでした。面倒だから放置しています。
哀れ、万年初心者。
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投稿者:ルノ 18:10 | コメント(0) | トラバ(0) | サイト運営
2008年12月27日

祝・復活

自分で祝ってりゃ世話ないや。
と、何事もなかったかのように、いや、舌鋒ますます鋭く舞い戻ってまいりました。

ずっとサイトを放置していたので、英語版のほうでは「Are you okay? We miss you!」「何が起きたの?」などと近況を尋ねられたり、「留守なら留守とアナウンスすべきだ」とか「なんでもいいからブログに書いて」とせかす人もいました。気持ちはありがたいのですが、そういうメッセージがたまりすぎると重荷だし、読むだけで重労働です。
質問掲示板に「なんで返事をくれないんだ」「返信は管理人の義務だ」と文句をつける人もいました。面白いことに、「早く返事しろ」とぎゃんぎゃん責め立てるのは、「こういう質問には答えません」とあらかじめ例示している種類の質問を書くような人なんですよね。

国内では注文メールであっても非常識なまでに遅れた返信に寛容な対処をいただき、苦情はほとんどありませんでした。日本人には思いやり深い人が多く、またプライバシーに立ち入ることが少ないような気がします(単に、私個人が関心を持たれないコモノなだけかー)。

半年余り何をしていたかというと、何もしていませんでした。
この大不況のさなか、何もせずに生きていられるなんてお気楽なもんだ。

実は病気だったのです。ほんとうです。信じてください。
念を押すなんざ、よけい仮病っぽいぞ。

ちゃんと病名もあるありふれた病気で、患者数はたいそう多いのですが、ほとんどが軽症で、治療も受けず折り合って暮らしているのが現状でしょう。
私の場合、仕事もできず、インターネットのような軽い作業にも差し支えたほどなので、重度のほうだったかもしれません。
「だった」と書いたけど、完全に治ったわけではありません。ことあるごとにぶり返しつつ、徐々に微妙に良くなっています。手抜きだけどポニョ作ったよー。

世の中には人に言えない恥ずかしい病気ってのがありますよね。まさしくそのひとつじゃないかと思います。
ウェブで闘病記を公開中の同病者だって本名をさらしているはずはありません。
人に言えないなら、そもそも病気であることを隠しておくべきだろうが。いや、その、詳細はぼかしておきたいけど、多少は同情も引きたいという身勝手な気持ちがあったりして。

矛先をそらすため、じゃあ恥ずかしい病気って、一般的にどんなのか考察してみましょう。

誰もがまず挙げそうなのが、下半身に出る病気。主に泌尿器科系。婦人科・肛門科も。ぐっと下がって、水虫なんかもね。
次は知能や精神面に現れてくる種類。これを隠したいのは本人よりも家族のほうか。ほんとうは恥ずかしがる必要はないのに、世間の無理解と偏見がネックとなっているのです。
自分自身の不摂生が招いた生活習慣病のたぐいはもっと恥じるべきですが、ときには皆さん自慢げに言いふらしています。お仲間が多いからですかね。タバコの吸い過ぎで肺癌になったと煙草会社を訴えるなんて愚行は、脳まで溶かしつつあるニコチンの作用としか思えません。とはいえ、やめたくてもやめられない、あるいははなっからやめる気にならないところが依存症の恐ろしさなのです。麻薬はともかく煙草や酒、ギャンブル、過食などは、本人の意志が弱いせいだと見なされるふしがありますが、根はもっと厄介で、意志の力だけでは抜けられないものらしいのです。
それから一部の感染症。うつされちゃかなわんとつまはじきされることを恐れるのです。中には感染力が弱いのに偏見だけが異常に強いものがあって、患者たちを苦しめてきました。一方で、風邪くらいなんだ、気力でやっつけろと上司にはっぱをかけられて無理やり出勤したあげく、職場中にインフルエンザを広めたケースだってあろうに。
寄生虫も気味悪がられるからこっそり対処したい部類です。そんなのもう絶滅したと思い込んでる人もいるようですが、ゲテ物食いや珍獣ペットからヘンな虫に取りつかれる人が増えているそうですよ。
髪が抜けたり容貌が損なわれる病気は、特に女性なら秘匿したいに違いありません。
そして遺伝病も深刻でしょうね。これも偏見を取り除けば、気分的には楽になるものが多いはずですが。

とまあ、おおっぴらにできない病気を抱えた人は大勢います。
見かけてもくれぐれも馬鹿にしないでいただきたい。なりたくてなったわけじゃないですし・・・。
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投稿者:ルノ 23:20 | サイト運営
2008年05月08日

上げ膳据え膳

竜粕磯による自殺が続発して社会問題となっています。作り方を載せたページはプロバイダ権限で削除するとか。
そんな一時しのぎの策では解決にならんでしょうが。
ほんとうに死にたい人はどんな手段を使ってもやり遂げるものです。人を自殺に追い込む社会構造をどうにかせい。

とはいえ、ちょっと落ち込んでいるだけの人でも、無責任に煽るページを目にすれば、そっか、こんなに簡単なんだと、むらむらと意欲が高まるおそれがあります。そういった衝動を防ぐのに多少なりとも役立つでしょう。

大多数の人間は即物的というか現金というか、目先のものに行動を左右されるのではありませんか?
デパ地下で試食品に手を伸ばすのは気恥ずかしくても、どうぞと差し出されたらぱくっとやっちゃいますでしょ。据え膳食わぬはなんとやら、だしー。ちょと違う?

我が母は包丁を出しっ放しにすることを嫌い、使ったらすぐにしまいなさいと口やかましく言います。コソ泥のつもりで侵入した奴が包丁を目にしたとたん居直り強盗に変身する危険があるのだと。

蛇足ながら母の別の口癖は「親の意見となすびの花は千にひとつの無駄もない」であります。ははっ、母上様、拳拳服膺いたしまする。平伏しつつ、いつも包丁を壁にかけている私。早く乾いて衛生的だもん。

脱線ついでに、「なすび」とは茄子(ナス)のことです。
暑さにはわりと強い茄子ですが、低温や日照不足で花落ちしやすいので、梅雨期にはトマトトーンを散布して落花を防ぎましょう。でないと、ことわざがウソになります。
ワンポイント園芸アドバイスでした。

とある時事メルマガを購読しています。
その中身がなくなってしまいました。以前はブログ記事からひとつを選んでメルマガで配信していたのですが、今ではブログ記事へのリンクをいくつか列記しているだけです。

それで私はその人の記事を全く読まなくなってしまいました。クリックして購読解除ページに行くのも億劫だから放置。
メルマガの構成を変えた裏には、手間を省き、より多くの読者をブログへ誘導して、より多くの記事を読ませたい(+より多くの広告を表示)との魂胆が・・・。結果として、貴重な(?)一読者を失いました。

そんなに読みたいと思わなくても、目の前にあったらつい読んじゃうことってありますよね。
反対に、面白げなタイトルであっても、クリックというアクションを起こしてまで読みたい気分になることはまれです。とりわけメルマガでは、クリックから表示まで時間がかかります。

クリックとは面倒なことなのです、私にとって。いや、多くの人にとって。

ひとつのブログ記事にコメントが集中したので、別に掲示板を立ててすべてのコメントを移した人がいます。より活発な議論を交わしてもらおうとしたのなら、的外れ、どころか逆効果だろうに。同じページにすでにあるコメントを斜め読みして意見を述べたくなることはあっても、わざわざクリックして掲示板に行くのにはエネルギーを要するのですよ。え、よけいなお世話? 失礼しました。

ブログには『続きを読む』という機能があります。
トップページやカテゴリなどの集合ページが重くなるのを防ぎ、スクロールを少なくする効果があります。読者は面白そうな記事のみ選んで読めばいいということで、利便性は大きいと思います。

その『続きを読む』、私は使っておりません。
クリックしてまで読み通したいと思わせる内容には遠いから、やぶへびですもんね。

巷でも『続きを読む』は減ったと感じています。昔は多くのブログが普通に取り入れていたようですが、最近ではかなりの長文でも一挙掲載が主流ではないでしょうか。

ブログによっては、長い記事を強制的にカットして『続きを読む』に回してしまうところもあるそうですが、たぶん損してますよ。
そのページに全文があればなんとなく読んでしまうけど、なければ興味が途切れてしまうものです。

現実には記事に直接来訪する人も多くて、問題視するほどではありませんが。

『続きを読む』が嫌われ始めたのは、なんたら商材のアフィログなどが読者を欺く手法として多用したのが一因とも思われます。
いかにも重要で有意義なことが書かれていそうな煽り文句を並べて興味をそそり、「詳細はこちらでどうぞ」と各ページに飛ばすわけですね。
『続きを読む』に罪はないのに、共犯者みたいな印象を与えてしまい、真面目なブログが敬遠するようになったのです(独断か憶測)。

私のクリック嫌いは、ダイヤルアップ生活が長かったことと関係がありそうです。ここでクリックしたら何円余分にかかると、クリック前にためらう習慣がいまだに抜けないのです。
クリック先にどんなトラップが待ち受けるかしれないから、慎重なのも悪くはないんですけど。
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投稿者:ルノ 22:21 | コメント(6) | トラバ(1) | サイト運営