2014年02月28日

ほくろ、シミを笑う

皮膚の色素変化であるシミとほくろ。原因も構造も似たようなものです。
ほくろは愛嬌があって、気にする人は少ないようですが、シミは美容の敵、老化の具現と忌み嫌われます。ほくろのほうが色濃いのにねえ。

確かに年を取るとシミが増えます。
ほくろだって増えますよ。

私なんか、言うもはばかる場所に5ミリほどのほくろが出現したのにびっくり。って、ビキニラインのあたりなんですけどね(全然はばかっとらん)。紫外線も当らないのに、なぜー?
首筋にも新たなほくろがひとつ。ちょっとふくらんでいて、初期にはかゆみがあったので、知らずにかきむしってしまいました。その後は落ち着いたけど、陽が当たったり襟でこすれたりと刺激も多く、なんだか心配です。

友人に「最近ほくろが増えて・・・」と話したら、「お迎えぼくろね」と言われました。げ、縁起でもない。
ほくろの増加が人生の終わりを伝えることに気づいた昔の人は、そういう表現で死出の準備を促したのでしょうか。

皮膚への刺激は紫外線ばかりではないし、加齢により新陳代謝が鈍ったり、細胞分裂が狂ったりすることで、色や形の異変として定着するのでしょう。

ほくろは愛嬌とはいえ、位置によりけりです。顔でも、目のそばならチャームポイントになりえますが、鼻の下なんか嫌がられますよね。

私の場合、額の中央に大きなほくろがありまして、インドの人みたいと言われたことも。
そのほくろ、じっくり見ると不気味なんです。かなり盛り上がっていて、表面は少しデコボコ、さわるとぶよんとした感じだし、色は薄茶に黒っぽいまだらが散っています。

実は癌かもしれない「危険なほくろ」の特徴にあてはまる項目がいくつも。
気になりながらも放置していたのは、昨日や今日発生したわけではなく、少なくとも20年以上前から存在していたのと、徐々に大きくなるとか形が崩れてくるなどの変化が見られなかったからです。

大きいって、具体的にどのくらい? うーん、8ミリは超えてたんじゃないかな。もはや測ることはできません。

やっと前回の続きとなります。美容外科に行った目的は、このほくろの除去でした。
ある日突然、むしょうに取っ払いたくなったのです。
で、あまり深く考えず、タウンページをめくって、美容外科に電話を入れたのでした。

手術代30,000円+1週間後の抜糸料2,000円。これが高いか安いか相場なのか、よくわかりません。事前に調べまくると、迷って決心が鈍るし、事後調べて後悔するのもつまらんし。

こういうヤバげなほくろは、いきなり美容外科ではなく、皮膚科で慎重に検査してもらうべきだとの忠告はごもっともです。
万一癌細胞が混じっていたら、不用意に切り取ったことが引き金となって暴れだすおそれがないとも限らない。

ちらっとそういうことを考えなくはなかったのです。
検査で異常がなければ、あらためて切除を考えればいいのだから。
でもねえ・・・検査そのものに気が乗らなくて。知りたくない心理とでもいいますか。
万一癌だったり、たとえそう断定できなくても疑わしい状況の場合、ほくろだけで済まず、かなり広範囲にえぐっちゃうんでしょ。想像したらコワい。

美容外科だって、ほくろの除去には慣れてるから、見分ける目もそこそこ備えているはず。後々のトラブルは避けたいものですからね。何よりも美容外科のほうが傷跡に配慮してもらえそう。

処置を終えた後、院長さんが言いました。「しわが薄くなるようにしといたからね」

そういえばほくろは、おでこの猿じわの上にありました。
私は視力が弱いせいか、若いころから額にしわがあるんです。普段はほくろのほうが目立つから、あまり気に留めなかったのですが、1本であれ、しわが薄くなるなら、もうけものじゃないの。美容外科ならではのサービスかもしれません。
4針も縫ったのは、ほくろの大きさに比べると長い傷にも思えます。ほくろを中心に、笹の葉型に切開して縫い合わせたようです。

さて、それは1月の寒い日だと書きました。実は2011年の1月です。
あれから3年。もはや傷跡は全く目立ちません。
癌細胞の反乱、てのも杞憂だったようです。

いささか拍子抜けなのは、友人知人、家族の誰ひとりとして、私のおデコからほくろが消えたことに気づいていないこと。
人間、他人の顔にはあまり関心を払わないものなんですねえ。単に私個人が関心を持たれない人間であるだけかもしれませんが。

3年の歳月は容赦なく老いを加速させました。
いったんは浅くなったしわも元に戻ったような・・・。
たれ目ならぬたるみ目も3年分進行しちゃったかなー。鏡を見て、目じりとホッペがもちょっと上がってたら少しは若々しく見えるのにと、ため息をつく今日このごろ。上げてもどうせ自己満足でしょうが。

問題は費用面なんですよね。
いや、それだけじゃないぞ。郷ひろみの笑顔がひきつってるのは、たるみ取り手術の不具合のせいだ、なんて噂を聞きますと、やっぱり二の足踏んじゃいます。
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投稿者:ルノ 12:41 | コメント(0) | トラバ(0) | 美容と健康
2014年02月22日

美容外科入門

かつて美容整形は芸能人と水商売の人くらいしか縁がなかったらしいけど、今や「エステの延長」いや「長持ちする化粧」みたいな感覚でとらえられるほど、一般的となってきました。

不況が続き、企業では「見た目採用」「顔採用」が当たり前などとささやかれています。容姿をいじくるのも就活の一環だという、さめた意見も。

それでも多くの人々は、一生かかわることなく終わるものですよね。
やってみたい気持ちがあったとしても、気がかりはいろいろと。
痛いんじゃなかろうか。傷跡が残らないかしら。失敗して変になったらどうしよう。うまくいってもまわりで陰口をたたかれたらつらいわあ。何よりも、費用が甚大です。

そんな心配性のかたがたのために、敢えてわたくしの体験談を(あんまり参考にならんと思うが)。
いやあ、これって別ブログ用のネタなんですけどね、あっちはわけあって長年ほったらかし。訪問者も途絶えました。せっかく書くなら、かろうじて生き残ってるこちらに・・・となっちゃうんです。

私が市内の某美容外科を訪ねたのは、1月のとある寒い日のことでした。

冷え冷えとする待合室でひとり震えていると、年配の女性が入ってきました。
「あんまり寒いから、あっちの部屋でダンスをしてたのよ」と、指さしたのはお手洗いのような・・・。(あとで確認したら、やっぱりそうでした。踊るには狭いぞう。)

その人は今回鼻の手術を受けたそうで、「もう腫れちゃって腫れちゃって、たいへん」とぼやいていたけど、さほどでもなく、鼻筋はすっとしていました。

つい私もここへ来た用件を話してしまいました。
すると「まあ、そんなことよりあなた、目じりをちょっとだけ上げてみなさいよ。きりっとしてとってもステキよー」とすすめるのです。傷口は髪の中だから、全然わからなくなるそうです。

ええ、ええ、どうせ私はたれ目ですわよ。
たれ目じゃなく「たるみ目」でしょ。って、よけいなお世話でいっ。

おしゃべりな人で、この病院との付き合いも長いらしく、いろいろ教えてくれました。
院長先生は70歳くらいだけど、記憶力が抜群だとか、こないだ有名歌手の○○○○が来たと話してたとか。
えーっ、そんな、患者の秘密をバラしちゃうような医者なの?
そりゃあ、その話が本当かどうか、事実としても患者として来たかどうかは不明です。単なるオトモダチかもしれないし。
美容外科医と友人づきあいしていることを公表したい芸能人がいるもんかな。サイバラは芸能人じゃなくて芸術家、てのは持ち上げすぎ。

その人はすでに還暦を過ぎているのですが、顔も体もまだあちこち手を入れる予定だそうです。
「やりたいことがたくさんあるんだもの。もっともっと綺麗になって、人生楽しまなきゃ」

思わず私は深々と頭を下げたくなりました。
そうなんです。年だからってあきらめちゃダメ。綺麗になって自信がついて、以後の人生がより充実するのなら、投資の価値はあるでしょう。
むしろ残る年月が少ないだけに、手っ取り早くおカネで解決という選択肢が有効ともいえます。

そうこうしているうちに、やっと名前を呼ばれました。
電話で予約はしていたのですが、かなり待たされました。腕がいいから繁盛してるんだと思っておこう。

その院長さんと間近に対面して、いささかびっくり。70のお爺さんってイメージではありません。さすがにおぐしはお寂しくなりかけだけど、お肌は異様につやつやで、小鼻には毛穴ひとつ見えないのです。
そういえば待合室に貼ってあった、レーザーによる皮膚若返りのポスター、あれのおかげかしら。いいなあ、私もやりたいなあ。おカネさえあればねえ。
おっと、今日はそんなことで来たんじゃなかった。

すでに決心はついていましたが、簡単に説明を聞きまして、それからすぐに手術台に上がって、麻酔、切開という運びになりました。
その詳細は次の機会に。おいこら。
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投稿者:ルノ 12:52 | コメント(0) | トラバ(0) | 美容と健康
2014年01月30日

水音注意

とあるアンケートにて、プールの中でおしっこした経験を尋ねたところ、かなり多数の人が「ある」と答えたそうです。
それを読んだのはずいぶん昔です。外国の話だったかも。アメリカ人って、こういう質問には正直に答えそうなイメージ。

仰天した私は、一生涯プールになんか行かないぞと決意し、今に至ります。行く機会もなかったんだけど。

プールでするような人は、お風呂でもするんじゃないでしょうか。
うたぐり始めると、温泉にも行けやしません。行く機会もないけど。

自分が浸かっている小さなバスタブの中は論外としても、シャワーの最中に・・・なんて人は、けっこういるみたいです。
銭湯の洗い場の隅で子どもにさせる親がいて困るという投書を読んだ記憶があります。
流せばきれいになるでしょ。てのは論点のすり替え。

実際の話、尿は確かに老廃物ですが、内容は清浄です。ここに1個でも細菌がいたら、病気の可能性がありますよ。
ひところ飲む健康法なんてのがはやったのを覚えてますか。飲んでよし、浴びてよし、洗顔に使えば尿素の効果でお肌はすべすべ。ほんまかいな。

きれい汚いの問題ではないのです。大切なのは、けじめ。
いくらごしごし洗って消毒もしたからって、布おむつで茶わんをふいたりはしないでしょ。世間にはそういう人もいるかもしれないが。

ここでふと、昔見た女性コミックを思い出しました。
金持ち男をたぶらかして妻の座におさまった女性をねたんだ友人たちが、お金を出し合って、破局請け負い屋を雇います。その女性はパンティで姑の位牌をふくような人だったので、それをばらしたら、夫が怒って、首尾よく離婚と相成りました。が、ほどなく彼女はアラブの富豪と再婚。
大事な下着でそんなものふくなんて、全く気がしれん。お茶わんなら許せるが(おいこら)。

それはどうでもいいとして、お風呂に入っているときに、もしももよおしたら、いったん体をふいてトイレに行ばよいのです。全身泡だらけだったとしても、流してふく間くらい我慢できるでしょう。むろん子どもにもそのようにしつけるべきです。
それを面倒がったり、親自身がシャワーといっしょに済ませたあげく、水道代を1回分倹約できたなんて考えるような人だと、子どもはプールの中でしちゃって平気な人間に育つんですよ。

けれども世の中ままなりません。
普通の人は「流してふく間くらい我慢できる」ものですが、それさえ困難な人々がいるらしいのです。

直前に済ませておいても、シャワーのお湯が流れる音が聞こえたとたん、居ても立っても居られないほどの強い尿意に襲われてしまうとか。台所の水にも反応するから、料理も皿洗いもたいへん。毎日がわずらわしいでしょうね。

同じような水の音だから起きる条件反射なのでしょうか。訓練で解消しそうにも思えるけど・・・そう簡単でもないらしい。

実は私、頻尿の経験がありまして、そういう人々の悩みは多少なりとも理解できるつもりです。

私の場合、午前中に回数が多くなってしまったのです。回数的にはやや多めという程度で、さしたる不便はなく、問題は別の点でした。
いったん行きたくなっても、焦るような状況ではないので、ゆったりとトイレに向かうのですが、トイレに一歩足を踏み込むと、突如として切迫してしまい、ギャーもれるうとジタバタ足踏みをするはめに・・・。

この、足踏みすれば我慢できる(ような気がする)というのは、どういうメカニズムなんでしょう。

こんな現象が、午前中に4、5回。午後はなぜか落ち着きます。
午前中のほうが水分を多くとっているみたいだからと、控えてみたけど、改善の気配は感じませんでした。

不思議なことに、午前中に買い物などで2、3時間外出すると、なにごとも起きません。
もともと公共のお手洗いを使うのが嫌いな性分ですが、必死で我慢する必要もなく、帰宅します。
とっころがぁ。
わが家は玄関の扉を開けるとすぐにトイレがありまして、それが視界に入ったとたん、ギャーと足踏み。靴のまま駆け込んだこともありました。

幸いにして、間に合わない事態にまでは陥っていませんが、いやはや、困ったもんだ。

それで尿トラブルに関する書物を何冊か読みまして、「ぼうトレ」などの知識も得たのです。

我慢する膀胱訓練のほか、骨盤底筋体操などの筋トレも有効といわれます。症状にもよりますが。

私は特に意識してトレーニングしたわけではないのですが、数か月後、なんとなく治ってしまいました。
午前中のほうが回数が多い傾向は今も同様ですが、足踏みには至りません。
初めから心理的要因によるものだとは想像していました。本を読んでいろんなケースを知ったことが役立ったのかもしれません。
ストレスやプレッシャーが頻尿を引き起こすことはよく知られていますが、一番くつろげるはずの自宅内でのみ起きていたのは、変といえば変だなあ。

世の中には、頻尿や尿もれに悩む女性が何百万人もいて、そのほとんどが誰にも相談せず、スポーツや旅行を避けたり、出先では常にトイレの場所を確認するなど、不自由な生活を余儀なくされています。
高齢女性は年だからしかたがないとあきらめがちですが、年を取れば誰でもなるというものではありません。治療すれば治るケースも多いのです。
若い人にも案外多く、年配者より悩みは深刻です。

専門の病院はあまりないし、女性医師は少ないし、男性医師は理解が足りないという現状で、うっかりそこいらの泌尿器科にかかると、かえって精神的ダメージをこうむって悪化することもあります。

だからって放置してQOLを低下させたまま過ごすのは損な話です。
現代はいくらでも情報を得られるのですから、お悩みの方々はあきらめずに、いい病院を探し、早く治してレジャーや旅行を楽しみましょう。プールや温泉があなたを待ってますよ。

参考文献:
「トイレが近い」を解決する本
スーパー図解 女性の頻尿・尿失禁
図解 はじめての女性泌尿器科
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投稿者:ルノ 13:54 | コメント(0) | トラバ(0) | 美容と健康