2006年10月28日

肩こり知らず

私は生まれてこのかた、肩こりを経験したことがありません。

「まあ、なんて幸せな人!」と、多くの女性がうらやみ、憎たらしく思うのではないでしょうか。
それくらい肩こりは普遍的な病気、というか、症状です。特に女性は、老も若きも悩みの種。

「外国人は肩こりを理解できない」「肩こりは日本特有の概念だから」「外人が日本に来て『肩こり』という言葉を覚えると肩こりが始まる」といった聞きかじり説をまことしやかに語る人がおりますが、どこの国の人だって肩くらいこるでしょう。
英語ではstiff shouldersとかstiff-neckednessとかいうらしいです。もっとひどいのはfrozen shoulderといい、これは五十肩のことです。
改まった席や堅苦しい状況を『肩がこる』と比喩するように、人目と体裁を気にする日本人はやたらと肩がこりやすい体質(気質)ではあるようで、日本特有は大げさでもそれに近い・・・国民病みたいなものでしょうね。

実は私が肩こりを知らないというのは間違っているようです。
「えー、ホントに肩こりしないのぉ?」と不審がった同僚が私の肩を揉んで「すごくこってるじゃない。よく平気ねえ」と呆れたことが何度もありました。指の関節がはれて整形外科に通ったとき、リハビリ担当者に「肩もこってますね」と言われました。専門家の判断だから間違いないでしょう。
だからって、支障を感じたことはありません。

そもそも肩がこるってどういうこと?
肩の筋肉がこわばって固くなるんですよね。寝違えなどと違って、痛いわけじゃないんですよね。
痛くないのに何がつらいの? 肩なんてもともと固いもんでしょう。おっぱいみたいに柔らかかったら、バッグもかけられない。肩は固くて当たり前と開き直れば、案外楽になりはしないか?

思うに肩こりとは「肩がこったことを苦痛に感じる状態」なのです。不眠症が「眠れない病気」ではなく「よく眠れないと悩む症状」であるのと同様、きわめて主観的な病気なのです。

いくら肩がこっても自覚がない私は、今後も肩こりとは無縁の人生を歩むでしょう。
こーゆー人間って、何かと「無神経だ」「思いやりがない」と陰口たたかれるんですよね。
・・・。
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投稿者:ルノ 22:01 | コメント(2) | トラバ(0) | 美容と健康
2006年09月04日

頭痛と付き合う

偏頭痛のつらさは経験者しかわからないものです。痛みそのものの苦しさに加えて、その甚大なる苦痛を周囲が理解してくれないという悲憤も痛みに拍車をかけるとか。

私がピチピチの新入社員だったころ、営業所備え付けの救急箱に常備している頭痛薬をご飯代わりにバクバク食う先輩社員がいて、補充のためしょっちゅう薬局に行かされたので、粒が大きくて苦くて飲みにくい薬を選んで買おうと努力しました。

歳月を経て私も頭痛ってものに悩まされるようになりました。
私の場合、頭痛というより神経痛(以前かかった帯状疱疹の後遺症)だと勝手に診断しています。普段は脇腹や背中をちょこちょこつつく程度だけど、頭に来ると頭痛になるのだと。

で、年に数回、猛烈な頭痛の発作に見舞われるのです。いやー、その痛いことったら。
でも市販の痛み止めがけっこう効くので、そう深刻には受け止めません。バファリンは早く効果が出るけど、イブはちょっと弱い、みたいな。優劣をつけるわけではなく、体質によって相性があるようです。ノーシンが一番と言う人もいるし。

実際、神経痛や常習性頭痛の裏に重大な病気が潜んでいるケースは稀らしく、あんまり心配するとかえって悪化するおそれもありますよ。

この発作、夜中に起きることが多いのでタイヘンです。
寝違えの項でも書きましたが、激痛で眠れない(ような)状態にあっても、なぜか私、夜中には何もしない人なのです。ちょっと起き上がれば、2、3歩のところに薬箱があって、よく効くバハリンが入ってるのにさ。両手で頭をわっしと掴んで、そのうち軽くなるだろと、妙に楽観的に悶々として・・・この心理は我ながら理解できません。相性が良い薬でも飲み慣れると効き目が薄れるからなるべく我慢しようという意識があるのか、はたまた心の底では頭痛なんてたいしたことないとバカにしているのか。

そのうち眠気が痛みに勝って、気がついたら朝で、ケロリと治まっています。あれは夢だったのかと訝るけど、シーツはしわくちゃで枕には髪の毛がいっぱい落ちていて、のたうち回ったあとが歴然。次こそは絶対薬を飲むぞーと決心しても、すぐに忘れ去ります。

この発作をなんとか抑えることができないかと、ハトムギ(錠剤や粉末)やきなこミルクを飲んだりしましたが、効き目なし。
最近ニンニク油がいいかも・・・と思い始めました。ニンニク油を飲むと、どうも神経痛や頭痛が起きにくいような気がするのです。人に会う予定があれば前日は飲むのを控えますが、そんなときに限って、軽い神経痛が出てきたりして・・・まあ、偶然かもしれませんが。信じる者は救われる、原因不明の痛みに万策尽きた人は試すよろし。

薬局や通販広告にはニンニク油のカプセルや錠剤などが多数ありますが、別に私は健康食品会社の回し者ではありませんよー。飲んでいるのは自家製ニンニク油です。

作り方は次の通り。材料費300〜400円。
ニンニク5、6かけを細かく刻んで、オリーブ油1カップに入れます。容器ごと湯煎で温め、沸騰する前に火を止め、冷めたら油こし紙などでこします。
中国産ニンニクはやめときましょう。青森産は高いから、私は大分産を愛用してます。

冷暗所に保存して、朝晩小スプーン1杯飲みます。油を飲むという行為には、初め喉の抵抗がありました。ニンニクの香りとピリッとした刺激があります。味噌汁やスープに混ぜるのもOKだけど、まずくなりそうで気乗りしません。100度以上で加熱すると有効成分(アホエン)が壊れるので、炒め物には向かないとか。


付記:
冷蔵庫で保存するとシャーベット状になって食べやすいようです。
その後作るのが面倒でやめましたが、別に頭痛が増えたような気はしませんねえ。
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投稿者:ルノ 19:28 | コメント(2) | トラバ(0) | 美容と健康
2006年07月08日

内攻型ものもらい

昨日、目の手術をしました。

とは大げさな。実はものもらいを切開したんです。いや、切開というほどでもない。

普通ものもらいは睫毛の根元に細菌が感染して炎症を起こし、ほっといても数日で治るものです。
私の場合、眼の縁のほう、上瞼の表と裏の境目くらいがちょっとだけふくらんで赤くなり、痛くもかゆくもないけど、ひどくもならず縮小もしない膠着状態が続き、鬱陶しくてしかたがありません。眼瞼縁炎かなと思ってとうとう病院に行きました。

で、これは脂肪が詰まったもので治りにくいと言われ、物理的に脂肪を取ることになったのです。
瞼の裏にはマイボーム腺というものがあり、油分を分泌し目に潤いを与えていますが、それが詰まりやすい体質であるらしい。数年前からドライアイ気味なのもそのせいか。

痛み止めの目薬を差して目が痺れたころ、先っちょに針を刺して中身を指でぎゅうっと押して絞り出すのです。刺すときはちくっとする程度だけど、押し出すのはけっこう痛い。院長先生は細身で色白の女性ですけど、なんだか野蛮で乱暴なやり方。おまけにほっぺを押さえる看護婦さんの爪が食い込んで、ぐぐ・・・。下瞼の裏にもいくつか脂肪のかたまりがあるので、ついでに除去してもらいました。これは小さなピンセットのようなものでつまんで取ったようです。

終わって鏡を見たら、前よりもひどく腫れてる。訝りつつ、サングラスをかけて帰宅しました。白目は充血し、ゴロゴロ感は増したし、鈍痛があるし、不安が湧いてきます。

一夜明けて、腫れは幾分引きました。しばらくはようすを見るしかありません。


付記:
その後ものもらいは霰粒腫に発展しました。詳細は『霰粒腫を自力で治す』で。
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投稿者:ルノ 14:08 | コメント(4) | トラバ(0) | 美容と健康