2006年11月30日

凋落

すんません、またまた冷蔵庫の話です。
近日中にどうにかしなきゃなどと思っていながら放置すること2週間。ふと気づいたら、あんなにうるさかったモーター音が止まってしんとしている。冷凍室を覗いたらむうっとプラスチック臭が・・・。
ああ、とうとう逝っておしまいになったのね。バターが溶けちゃう。

いつもいつも切羽詰まるまで手をこまねくのが私の流儀なのでした。グズが身上。絵に描いたようなグズ。グズこそ人生。

数年前『グズをなおせば人生はうまくいく』(斉藤茂太)という本を読みまして、まことにその通りと随所でうなずいておきながら、ぜんぜん身についとらん。ぐずぐずしなかったモタさんのご冥福を衷心よりお祈りいたします。

小雨の中、追い立てられるような気分で冷蔵庫を買いにいきました。いったん行動に移したら早いんです(だから慌てる乞食)。ぱっと決めたは2ドア、135L。
古い冷蔵庫はこの10倍の値段でした。

冷蔵庫の買い換えひとつにも『凋落』『落魄』『零落』等々が付きまといます。

おいおい、凋落という言葉が似合うほど、オマエは偉かったのかよ。

まあ、誰しも経験がありましょうが、バブル時代(〜その名残のころ)にはずいぶん無茶な衝動買いもしました。服でも家電でもいくつか見比べて一番高いのを選ぶ、みたいな。

それはそれとして、今度は別のメーカーの製品にするとの決意もどこへやら、結局同じだったんです。安かったんだもーん。

思い返せば昔のナショナルはとってもサービスが良かったのですよ。

最初その冷蔵庫が全く冷えなくなったときもコンプレッサの故障でした。修理代が何万円もかかる場合新品を買う人のほうが多いので、最初から部品を持ってこないらしいのです。明日出直してくるとサービスマンが言うので、それは困る、早く直してとごねたら、部品を取りに帰ってすぐに着手してくれました。
でもって、修理が終わるころ突然その人が言うには、コンプレッサの保障期間は5年間だけど昨年から6年間に延びました、と。それは6年ちょっと過ぎていたけど、大雑把に計算してすべて無料ということになったのです。
うわー、もうけ〜。と欣喜雀躍。

数年後、再び庫内が生ぬるくなりました。で、修理を依頼。高くても修理して使い続けたいくらい気に入っていた冷蔵庫なんです。
幸い(?)霜取り装置の故障で、12,000円程度の修理費でした。前に比べると簡単な作業で、時間もかからなかったけど、なぜかふたりがかりで見てくれました。
「またコンプレッサかもしれないと思って、今度はちゃんと用意してきたんですけどね」とひとりが言ったので、えっ、同じ人だったの?と驚いたのですが、記憶はあやふや・・・。別の人だったとしても、記録をチェックしてきたのでしょう。

しかるに今回は・・・。
まず電話で修理を頼んだとき「以前も直してもらったことがありますけど」と言ったら、受付嬢が「では顧客リストを調べてみます」と待たせたあと「データベースに残っておりませんでした」と冷たく言い放ち、機種や名前・住所などを一から伝えるはめになりました。
あげく「点検のみでも費用がかかります」・・・これは前回までは聞いたことがなかったような気がします。

数年しか経っていないのに。
世知辛くなったなあ、とつくづく。

ちなみに、その冷蔵庫と同時に同じメーカーの掃除機も買いまして、10年ほど前それの調子が悪くなったとき(故障ではなかったけど)懇切丁寧に対処してもらい、次もまたここで・・・と思っていました。

凋落したのはメーカー(の心)だったのです。

技術はどんどん進歩します。安くて質の良い製品が出るのは当たり前。と消費者は思っています。
製品が良いからって、良い印象を持ち続けるわけではないのです。
良い印象はトラブル時の対応が決めます。修理代や点検費がかかるのは致し方ないとしても、そのことで「損をした」と感じさせないような対応の仕方を身につけた会社が未来を切り開くのです。

冷蔵庫ではまた付き合うことになってしまったけど、それはつまりもう一度チャンスをあげるということです(って、えらそーに。だってそろそろ洗濯機とオーブンレンジが寿命なの)。
投稿者:ルノ 22:55 | コメント(0) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2006年11月26日

夏も小袖

クリスマスが近づいてきました。
プレゼントはなんにしようか・・・わくわくしたり、頭を悩ませたり。ウェブ上ではすでに「クリスマス」「プレゼント」等の検索語句が飛び交っています。

どんな品でももらえば嬉しいものですが、トラックバックスパムをやってる業者から買うことだけは断固やめましょうね。他人に迷惑をかけて平気な輩が、優良品を良心的な価格で出しているはずはないのですから。返品不可の粗悪品をつかまされるのがオチです。トラックバックスパムをしているかどうかは、サイト名やキャッチフレーズで検索すると、たくさんのブログに同じ宣伝文句で表示されてくることで判断できます。

今年こそは念願の手作りグッズを、と張り切る人もいらっしゃいましょう。
そのような手作り派を当て込んで、私も手芸サイト上にクリスマス人形の作り方などを載せています。

手作り品は世界にひとつという意味で値打ちものですが、喜ばれるかどうかは、シチュエーションと受け取る人の気質にかかっています。
「できばえ」にはさほど左右されません。わざわざ作ってくれたことを重要視する人は、それだけで感激します。あまりに完成度が高いと、市販品みたいで興醒めだったり。
「真心」という要素も(見えないだけに)関係ないでしょう。心がこもりすぎていると、案外重荷になるものです。
恋人から手編みのセーターをプレゼントされるのはまあ我慢できても、「恋人以前」の相手からだと「怨念」が立ちのぼって怖い(らしい)ですよー。
相手の好みに合わせるの(猫好きに猫グッズとか)は問題なさそうですが、そこにも落とし穴が。マニアというものはこだわりを持っているんですよね。好きなジャンルに関しては目が肥えているので、ダサいものをコレクションに加えることを躊躇するかも。

子猫 in ブーツ

私も手作りのプレゼントを贈ったことが何度もあります。なまじ作れるだけに始末が悪い。
その時点ではなかなかいい出来だと自画自賛しても、先様が迷惑に感じなかったかどうかは自信がありません。むしろ明らかに失敗だった(と思われる)ケースばかり記憶に残っています。
いただき物にケチをつけるなんて無礼な真似は、よほど気の置けない間柄でなければできませんよね。気に入らないときほど「キャー、嬉しい!」と大げさに躍り上がったりするものです。真に受けておバカなワタシ・・・。

そんなふうに自嘲・冷笑しつつ、実は今後も手作り品をプレゼントする計画を立てています。(いつになるかわかんないけど、待っててね〜)

ここで、親しさ中程度の友人にあえて手作りのプレゼントを贈りたい人へのアドバイスを少々。

大きいものよりも小さいもの。押入れに死蔵する際、場所を取られると困ります。
装飾品よりも実用品。飾っておくだけの人形や花より、クッションやポットカバーなど日常使えるものが便利。
耐久品より消耗品。手作り石鹸や手作り入浴剤みたいに消滅するものなら、毎年同じ品でも歓迎されます。
消えてなくなる点で食品も迷惑度は低いのですが、アレルギーや食中毒にご注意。手作りニンニク油やら手作り柿の葉茶など健康食品を押しつけるのは厳禁ですだ。

でもねえ。
やたらと気を使うのもバッカバカしいんじゃないでしょうか。『貰う物は夏も小袖』が人間心理の真実だったりします。
自分があげたいものをあげる。この潔さがプレゼントの極意です。
投稿者:ルノ 15:22 | コメント(0) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2006年11月12日

故障落日

夏ごろ、ミシンと冷蔵庫が故障しました。でも修理は延期してパソコン代に備えると書いたもので、悲しいかなその通りになってしまいました。その後テレコ電話機も壊れ、さらに先日アイロンが謀叛を起こしました。もううんざり。故障の話題ばかり取り上げる行為が、故障を呼び寄せているんでしょうか。
アイロンは接触不良みたいで、とりあえずコードに添え木をしてビニールテープでぐるぐる巻きにしてそうっと使っていますが、高温になるものだけに、ちょっと怖い。

で、発端のミシンと冷蔵庫がどうなってるのかといいますと・・・そのままです。

ミシンはショーバイ道具なので、実は予備があります。でも安物で機能も限られているから、あまり使ったことがありませんでした。特に縫い目のピッチが固定されているのが不便で、小さな人形の指先などに支障を来たします。で、このごろは等身大人形など大物ばかり手がけています。弘法は筆を選ばず、紙を選ぶのでした。小さくても大雑把なものだったら、どうにかなりますが。

冷蔵庫は氷もできなくなり、賞味期限内のおあげにカビが生えるに至り、それでも直る可能性があればと、メーカーに電話しました。
やってきた技術員は、5つあるドアのうち3つばかり開けてふんふんと匂いをかぎ、「あ、こりゃ、コンプレッサがいかれてますね。修理代9万円です」
どひー、新品の冷蔵庫が2台買えるじゃないの。
「じゃ、出張点検費2,800円いただきます」
と、1分足らずで2,800円もぎ取っていったのさ。ファンヒーターでの損失分を貧しい庶民から回収するつもりかえ。

次の冷蔵庫はもちろん別のメーカーから選ぶつもりなんだけど、身の回りが壊れ物だらけで、良さそうな会社が見当たりません。

こまめに買い物に行くよう心がけ、冷凍室を冷蔵室の代用にして凌いでいます。冷えないからコンプレッサが1日中うなり続け、電気代もかかるし、うるさくてしかたない。近日中にどうにかしなきゃ。

実は・・・冷蔵庫が壊れるって、そう悪いことじゃないんですよー。
どんなメリットがあるかって? そのうち『ダイエット成功宣言』なんてカテゴリを作って書こうかと思っています。むふふ。
投稿者:ルノ 22:40 | コメント(0) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2006年10月27日

クリスマスは異教徒の祭り

ショーウィンドーにクリスマスの飾り付けを見た人が『早いものだなあ、もう10月か』とつぶやくアメリカの一コマ漫画が『進化した猿たち(星新一)』で紹介されたのはずいぶん昔のことです。
クリスマスシーズンはその後も伸び続けているのでしょうか。うちの近所には『1年中クリスマス』というコンセプトの店がありましたが、いつのころか普通の雑貨屋に模様替えしました。やはり暑いと気分が出ないものです。

12月に入ると、クリスマスっぽく彩られたホームページが目につくようになります。

私も例年なんやかやとクリスマス更新をおこなってきました。ページデザインはそのままに、クリスマス専用ドールを作って写真を載せるだけですが、日本語版と英語版の2体が必要で、それぞれ違った趣向を目指すので、かなり手のかかる作業です。さらに25日には大急ぎで片づけて振袖人形などへの差し替えを迫られます。

たかが異教徒の行事にこうまで振り回されるなんて・・・。

で、今年からは取りやめにしました。
というか、諸般の事情で新しい人形ができていない状況。クリスマスどころじゃありません。

さて、私は『異教徒』と書きました。
しかし異教だの邪宗だの外道だのという排他的表現を使う資格があるのは、確固たる信仰を持っている人のみです。無味無宗のわたくしにとってキリスト教は理解しがたい外国産文化の一形態、みたいなもの。

わが国で本物のキリスト教徒はわずかです。が、クリスマスがキリスト教の教祖であるイエス・キリストの誕生日(ということになっている)という知識は、ほぼすべての日本人が持っています。信者でもないのに。お釈迦様の誕生日を知っている人はおそらくもっと少ないでしょう。ムハンマドとなると、「誰? それ」って反応。ショーコやリューホにいたっては関係者くらいしか・・・。

現実に教祖殿の誕生日を祝う人がいるかどうか疑問ですが、クリスマスは日本人にとって非常に重要なイベントです。
政教分離の原則を盾に総理大臣の某神社参りに反対する人々も、首相官邸でのクリスマスパーティは不問に付すでしょう。
クリスマスに限りません。教会で結婚式を挙げることは女性の憧れだし、バレンタインデーにはチョコレートが飛び交います。

ジーザス・クライスト大多数が無宗教である日本人がキリスト教にこんなにも寛容もしくは親和的なのはなぜでしょう。
最大の理由はキリスト教のヴィジュアルで華やかな雰囲気じゃないかな。とりわけクリスマスは五感に訴える素材が満載。ツリー、雪、カード、ケーキ、七面鳥、シャンペン、ひいらぎ、ジングルベル、トナカイ、サンタクロース、赤と金のストライプ、プレゼント・・・。商魂をかきたてられなきゃ商売人失格でいっ。
おまけにイエスさんご本人がこれまた絵になるヴィジュアル系です。

諸外国でもクリスマスは年間最大の稼ぎ時です。クリスマスの演出が派手になったのはコマーシャリズムの賜物に違いありません。
このごろはクリスマスから宗教色を薄める傾向が出てきているようです。メーリングリストなどでも、Merry Christmas だった挨拶がHappy HolidaysやHappy New Yearに移ってきました。キリスト教は信徒の多さゆえか傲慢で独善的でしたが、世界には違う宗教やいろんな立場を持つ人々がいることをようやく認め始めたのでしょうか。
いや、もっとあざとい魂胆がありそうですぞ。つまり宗教を離れたイメージを付与することで、より多くの人々を商戦に巻き込み、売り上げ増が期待できます。
宗教と完全に切り離して無邪気に騒ぐ日本の成功例に触発された・・・とはうがってますか?
投稿者:ルノ 22:28 | コメント(2) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2006年10月02日

しっかりしろよ、ソニー

パソコンが新しくなっても、私の生活全般は依然アナクロいままでして、その具現のひとつが、カセットテープで音楽を聴くという行為でしょう。

その貴重なカセットテープレコーダーもあえなく壊れ、テープが回らなくなってしまいました。

たぶんベルトが切れたんだろうと判断しまして──10年ほど前修理に出したとき予備のベルト(黒い輪ゴムみたいで、頼りなげな品)をもらっていたので──自分で取り替えようと、カバーをはずして中を覗いたのです。

プレスマン

テープレコーダーなんてどうせ単純な機械と高をくくっていたら、なんとまあびっしりといろんな部品が詰まっていること。
発売当時は『世界最小』とのフレコミだったそうで、どのパーツもあるべき位置にピシッと収まって無駄も余裕もない緻密さ。さーすが世界のソニーの技術力。

確かにベルトが1本切れていました。しかし奥の奥の歯車に絡まっていて、上の部品をのけないと引っ掛けることができないように見えました。
慎重に慎重を期して作業すべきだったのに、いじくっているうちに小さなスプリングが飛び出し、得体の知れない分銅のようなものが転がり落ち、スピーカーへの配線を引きちぎってしまい、それでも奥にたどり着けなくて、ついにギブアップ。こんな精密機器をシロートが自力で直そうなんて、はなから無謀な試みでした。

私くらいまでの世代には、ソニー神話というか、ソニーの製品なら大丈夫といった絶対の信頼感みたいなものがありました。とりわけ小さくても機能豊富で精巧な点は他の追随を許さず。近年その信頼は揺らいでいます。ビデオでつまづいたころからおかしくなってきたのかもしれません。フロッピーカメラなんてヘンなものを作ったり・・・。
このごろはソニーのバッテリーを搭載したノートパソコンが火を噴き、膨大な出費を迫られているとか。コストダウンへの焦りと過去の栄光による慢心がずさんな開発を招いたんじゃないんですか?
信頼さえあれば、消費者は高くても買うのに。ちなみにこのテレコの価格、記憶によれば4万円超でした。
投稿者:ルノ 18:14 | コメント(2) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2006年06月26日

マリリンの法則

人は見た目が9割」てな思想(?)が支持されているそうです。
現代人の感覚がどんどん鈍くなり、本質を見極める能力が失われていく中、誰にでもぱっと見てわかる外見のみが判断基準となってきたのでしょうか。

世の中を騒がせた人の顔写真を見ると、イロイロと納得のいく面もありますね。でも先入観が5割くらい占めていませんか。
新聞に載った顔写真の下に「幼児殺害で逮捕された○×容疑者」とあれば、いかにも憎々しい面構えだと思うでしょ。もしそのキャプションが「溺れた幼児を助けて表彰された○×さん」だったら? 子供好きで優しそうと感じるかもしれません。

インサイダー取引で逮捕された例の人物はライブドアも手玉にとってがばがば儲けていたそうで、ネズミみたいな顔つきは見るからに卑しげで、まさしく金の亡者。と、こき下ろす庶民の心境には、舌先三寸でうまいことやった人へのやっかみも含まれましょう。

片やホリエモンはおっとりと人畜無害な風貌。アンタは全然悪くない、ちょっとおツム弱くて人がいいもんで、ずるっこいネズミや側近たちに利用され騙されただけなのよ、おー、よしよし・・・つい同情しちゃったり。
彼がそう簡単に騙される人間かどうかは、経歴その他から推測しましょう。美男子でもないのに、見た目で得をしている稀有な人です。

さて・・・。
女性のバストサイズと知能指数は反比例するという説があります。
マリリンの法則とでも名付けましょうか。

むかーし読んだ星新一の小説にありました。
豊胸手術でバストをかさ上げしていた美女がいまして、ひょんなことから胸の注入物が流れ出し、ぺちゃんこになったとたん頭脳がめざましく回転し始めるという(ややうろ覚え)。

差別だセクハラだと目くじら立てませぬよう。なんたってタイトルが『ほら男爵現代の冒険』。

グラマー美女におツムは不要。とは男の身勝手な願望です。賢い女性を意のままに操り支配するのは難しいものですからね。何かの本には、最高の愛人は美しい唖者だというけしからぬ記述もありました。

なぜマリリン?
殺風景を旨とする我が部屋にある唯一の装飾品は、マリリン・モンローの巨大ポスター。突き出た胸、半開きの眼と唇は、なるほど知性よりは痴性を感じてしまいます。

しかし、貧しい生い立ちでろくに教養を身につける余裕もなかったマリリン・モンローは、成功した後に人知れず勉強していたと聞きました。

人を見かけだけで判断してはいけません。
投稿者:ルノ 16:10 | コメント(0) | トラバ(0) | 世相=世間相場?
2006年06月25日

少子化へ邁進

ワールドカップ。おおかたの予想通り、日本は惨憺たる成績でした。

心ははや4年後。
2010年、はたして雪辱はなるのでしょうか。望み薄です。8年後は輪をかけて悪くなるはずです。

なぜって?

サッカー後進国の日本が世界に伍して戦おうとすれば、ちょっとばかりサッカーセンスのある子を鍛えても間に合いません。天才的な能力を備えた人材の発掘が求められます。非凡な人間が生まれる確率はどの民族でも大差ないでしょうが、こと西洋スポーツに関すれば、ただでさえ体が小さく、身体能力の劣る日本人は圧倒的に不利です。

そこへもってきて、この少子化。分母の縮小が天才の出現数を限りなくゼロに近づけます。

その点分母の大きな中国は脅威です。どの分野においても途轍もない人物が出てくる可能性があります。今はぱっとしません。野山に埋もれてるんじゃないんですかね。当局の極端な政策と情報統制により芽が摘まれているのかも。政界が日照りなのは周辺にとって幸いでした。

少子化が国力の衰退を招くのは確実です。
異才山田風太郎が人類はやりすぎを改めないと人口爆発のため滅びると憂えてから数十年と経っていないのに、日本人は正反対の理由で滅びようとしています。

たぶん日本は衰退を選んだのです。

「少子高齢化、たいへんたいへん、なんとかしなきゃ」などと表向きは慌てふためくそぶりなのに、実態は政治家も企業も医者も知識人もその辺の人も犯罪者も若者もペット屋も、少子化へ少子化へと行動しています。
少子化は一種の防衛本能です。
この国は子供が育つ、いや、人間が生きる環境ではなくなりつつあるのです。危機感を抱いたDNAは、いったん滅びて出直そうともくろんでいるに違いありません。
投稿者:ルノ 12:15 | コメント(0) | トラバ(0) | 世相=世間相場?